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星の子
昔々、広いお空に明るく光る太陽がありました。
その頃、お空には、太陽しかなく、悲しさと寂しさで溢れていた太陽は自分の力で、長い年月をかけて、
木星、土星、天王星、海王星、水星、金星、地球、火星、月。そのほかにもいろいろな星を作り出しました。
しばらく太陽は、星々とお話をしながら楽しく暮らしていました。
しかし、ある日問題が起きます。地球に新たな生命が生まれたのです。
このままではその生命が死んでしまう。このままではいけないと思った惑星たちは、話し合い、
試しに日光を与えてみることをしました。
すると、効果は抜群。生命はどんどん増えて、地球を覆い尽くしました。
これで安心。そう思った惑星たちは、地球に日光だけを与えてまた自由気ままに遊び始めました。
しかし、ここで問題が起きます。
地球にあった水分がギラギラと照りつける太陽の光のせいで減ってきてしまったのです。
また惑星たちが話し合いを始めました
太陽<「このままではせっかくの生命が途切れてしまう」
水星<「きっとずっと太陽の光を照らし続けているのはいけないのです。
きっと生命にも休息が必要なのでしょう。」
木星<「ではどうしろと言うのだ!」
水星<「私たちが交代すればいいのです。」
しばし沈黙が訪れました。みんな遊ぶのが好きだったので、仕事を増やしたくないのです。
月<「・・・私がやりましょう」
これまで何かを考えていた月が言いました。
月<「半分を太陽。もう半分を私が照らします。そうすればきっと命は元気を取り戻すでしょう」
話し合いは終わり、1日を24時間として、半分は太陽、もう半分は月が地球を照らすことになりました。
金星<「少し待て。それでは月と太陽がかわいそうではないか?」
金星の意見に全員が賛成します。
火星<「確かに、太陽と月だけが遊べないのはなぁ・・・」
惑星たちはまた悩み始めました。
太陽<「それならいい考えがあります」
太陽と月は何かを呟き合うと、うなづいて、何かを唱え始めました。
するとたちまち、小さな星が集まり、ぶつかり合って、2体の人の形になっていきます。
人の形になった星に太陽と月が「ふぅ〜」っと息を吹きかけると、たちまちそれは生命を宿し始めました。
2人は、自身の力を持った分身となる妖精を作ったのです。
太陽の分身は『蒔葉瑠璃』と名づけられ、月の分身は▪️▪️▪️▪️と名づけられました。
火星<「太陽と月の妖精よ。生命を見守り育てると言う役目を其方らに言い渡す。」
こうして、今もどこかで太陽と月の妖精は、言いつけ通り人をずっと見守っている。
月の妖精である▪️▪️▪️▪️は登場予定です。