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意味がわかると怖い話 予知
いみこわ
そこまで怖くはない
僕は予知能力を持っている。
数分後の未来を知れることができるんだ。まあ知れると言っても僕が見たいときには見られるわけではなく、数分後に僕が不幸になる時にだけ見られるのだ。その不幸な未来を回避して僕は今まで平和に暮らしてきた。
僕は彼女ができて彼女と僕はバスに乗って山に行こうと話になった。
バスに乗っていると僕は僕がバスで死ぬ未来が見えた。
「僕はこのバスで死ぬ!早く降りないと!」
「死ぬ?なに理由わからないことを言っているの?」
僕の予知能力を知らない彼女は一切降りようとしない。
「僕は不幸なことは予知できるんだ!」
「…だめ。降りちゃだめ。」
信じられないのか彼女は一切降りようとしない。
「…ごめん僕はバスを降りる」
「やだ。降りないで。」
「もう僕は降りる。」
〜〜
数分後運転手さんは運転を見誤って崖から落ちて事故を起こしてしまった。
運良く、その事故で|一人《僕》しか死人は居なかった。
解説
バスが崖から落ちて「僕」は死んでしまった。でもそれ以外の人は生きていた。「僕」はバスの下敷きになってしまったのです。
おまけ
さて、彼女は「やだ。降りないで」といったのでしょうね。もしや彼女___