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きゅうくらりん (リクエスト)
『ジリリリリリ!!!』
朝だ・・・うるさく鳴いた文字盤を見る。
暖かく柔らかな8時過ぎの匂いに包まれながら支度を始める。
鏡越しに見るしらけた顔。昨日と変わってなくてよかった。
冷え切った心のそばにある、大きく育った温かい芽が愚からしい
ちゃんとあの人の前では取り繕えていたかな?
大した取り柄もないんだから、最後ぐらいしっかり笑ってなきゃね。
心のポッカリ空いた穴が塞がらないことがバレていたらどうしよう。
あなたの右隣にいたいよ。
けどそれは許されなかったみたい。もう叶わない恋に吐き気がした。
例えば今夜眠って、目覚めた時に起きる理由が一つも見つからなかったらどうする?
私はうるさく鳴いた文字盤をずっと見ていた。
一歩。また一歩と明日が怖くなっていく。
「また明日ね」って君が言ってくれた時。喜びより安堵が先に来ちゃった。
こんな私にも明日があるんだって。
けど、そんな思い出ももうおしまい。
今はただ、自分の心の穴の割れ目が恐ろしい。
あなたにはこんな事知られたくない。だからちゃんと笑って取り繕わなきゃ。
笑えなかったら一つだけの『大切』も壊れちゃう。
何事もない幸せな明日を願うけど底のないこの孤独はどうしよう。
笑おうとしてももう呻き声しか出ない。
けどこれでやっと終わるんだ。
ふと見た空にかかった虹が綺麗だった。綺麗だと思いたかった。
恋焦がれ続けても逃げられない。けどそんな恋心みんなにとってどうでもいい事だよね。
もうどうしようもないの。後戻りできない。自分で選んだ末路がこんなに惨めなんてね。
もう暖かかった心は冷えて冷えて枯れていった。なんて汚くていじらしいんだろう。
呪いになってしまうよあの子に早く「諦めた」って言わなくちゃ。自分が傷つけたんだから。
頭の中でノイズが鳴り止まないから。早く。あと少ししか時間はない。
こんなことでしか空っぽが埋まらないこと。全部君にバレてたらどうしよう。
あの子の言う通りこれが「ハッピーエンド」なのかな?
1人を犠牲にその他の全員が幸せになる。
これまでやってきたことや積み重ねてきたことが全部失われるのなら、無駄になったなら、
あなたのことを愛してしまった罰をきっと、絶対受けるから。
最後に酷く優しいあなたの胸で泣きたいな。
最後に私が見たのはそんな夢。
私ちゅうぶらりん
どうでしょうか。かなりネガティブになりました。
この小説があなたの心を少しでも照らせますように