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良夜）おい、勝手に決めるな。その判断はあっちだろ。 雷太）そうだtsuki。落ち着け、座れ。 月海）…。 怒られてしまった。 賢三郎）座れ、晃。 良夜）で、どうするんだ。このまま殺してもいいんだぞ。 月海）__なぁ、あのヒカルって奴、なんの名人？__（ｺｿ 雷太）__全てに関してトップクラスらしい。__（ｺｿ 全てトップクラス…か。見てみたいけど。 ボカッ 良夜）会議中だぞ。二人とも。 二人）さーせん。 賢三郎）では、今回の判断はヒカルにしてもらおうじゃないか。 え。アイツできんの？ 晃）いいの！じぃちゃん！だったら俺、tsukiと｜殺《や》りたい。 tsuki）__チッ__（ﾎﾞｿ 賢三郎）ほほう、面白いではないか。 そんなに｜勝つ《殺せる》自信があるのかよ。 だったら、`教えてやるよ。この世界で生きていく厳しさ`。 雷太）聞いてんのか、tsuki。お前対戦挑まれてんだぞ。 月海）フッ、聞いてないわけないだろ。 良夜）…。 ピコン（LINEの通知音です） __tsuki__ ＜「両親殺したやつらの正体がわかるって言ってたけど、誰？」 良夜の心の声）やっぱり気になるよな。でも、多分まだ教えない方がいいだろう。真実を教えてしまえば…やめよ。 「ただお前を連れ出すためにそう言っただけだ。」＞ は？なんだよこのジジィ。 月海）チッ 良夜の心の声）うまく紛らわせられたかな。 月海）boss、もう｜殺し合い《ゲーム》は始まってるんだよな？ 良夜）あぁ、？ 月海）キラッ（ナイフを出す 晃）さっそくか、 さぁ、何で来る？ 晃）じゃあ、こっちも。ｶﾁｬ（銃を構える 銃、か。でも銃じゃ俺は殺せねぇって。 晃）死ぬ覚悟はできてるんだな？ 月海）…お前が俺を殺せるほどの腕前があるなら。 雷太）tsuki！油断は禁物だ！ なにこれ？俺舐められてんの？ バンｯｯ 素早く銃弾が発射した。 余裕で見える。 ザン 晃）へ…？ 晃の心）嘘だろ…アイツ、銃弾を切り落としやがった。 月海）どこ見てんの？ 晃）いつの間にっ ﾎﾞｺｯ 晃）い"っ！！ 月海）全然見えてるんだけど？お前の動きも、弾も。 晃）ふんっ！ ガシッ 月海）へぇ、そう来たか。（月海の腕を晃が掴んでる 月海）それで取り押さえたつもり？ 晃）笑っていられるのもこれで終わりだ。 （月海の後ろから晃の父親がバットを振り下ろす 晃の父）あばよ。銀拓哉と銀普の子供ぉぉぉ！ 晃）え、 月海）はは、__てめぇが気安く俺の両親の名前を出すなよ__ ｸﾞｻ 晃）と…父さんっ！！！お前ぇぇ！（月海の頭に銃を打ち付ける 月海）どうした？撃てよ。 晃）（手震 月海）ふっ、そんな中途半端な気持ちで殺し屋はつとまんねぇよ。｜殺し屋《この世界》では`今にも親しい人が目の前で死ぬか、自分が死ぬかだ。` 晃）っ、 月海）次会う時は殺してやる。 晃）待てっ！！ 月海）なんだよ。それとも今日殺されたいか？ 晃）ｯ、銀拓哉と銀普… 月海）…！ コイツまで。父さんと母さんの名前を気安く呼ぶんじゃねぇ。 晃）なぁ、お前、銀月海だろ？ ！？コイツ…！上手くごまかすか。 月海）誰それ。 晃）とぼけても無駄。さっき銀拓哉と銀普って名前に反応してただろ。 月海）そりゃそうじゃん。一流殺し屋だよ？知らないやついるかよ。お前もそろそろ茶番は終わりに… 晃）俺は新城晃だ。知ってるだろうが覚えとけ。 バカだな。本名言っちゃっていいのかよ。ま知ってるけど。 月海）言いたいことはそれだけ？早く帰りたいんだけど。 晃）あぁ、それだけだ。 月海）はぁ、早く血ぃ流さねぇと。 ピコン --- LINE --- ＜殺し屋グループライン（boss・雷太）　☎︎ __良夜__ ＜「お前、家に診断書来てねぇか。」 「ん、適当に机の上置いたけど。」＞ 既読 __雷太__ ＜「じゃあ中身は見てないのか」 「そうだけどそれが何？」＞ 既読 __良夜__ ＜「電話に変える」 ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ 月海）はい、 良夜『お前、診断書まだ見てないんだな？』 月海）そうだけど。 良夜『じゃあ、先に言っとく。`tsuki、お前は精神障害だ。`』 月海）え…？