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この世界の真相。
ねっこう
さぁ、いよいよ最終回です!
今回は「えっ!」となるものがある感じです。
楽しんで下さい
キャラ「真相?」
フリスク「なんのこと?」
ガスター「まずサンズを直してやらないとじゃないかな?」
キャラ「だってどうやって、、、」
アズリエル「一回限りの切り札みたいな感じだけどいい?」
キャラ「おう。」
アズリエルは何かを唱え始めた。
唱え始めたと同時に、サンズの傷がなくなっていく。
サンズ「いや~死にかけてサンズは、三途の川に行ったってな!」
キャラ「いや寒〜!」
アズリエル「はぁ、、はぁ、、、」
フリスク「大丈夫?」
アズリエル「まぁね、、、」
その声は少し元気のない声だった。
キャラ「で、真相は?」
ガスター「そうだったね。」
ガスターは話し始めた。
ガスター「実はこの世界は、みんな生きていないんだ。」
キャラ「え?」
フリスクやキャラを始め、みんな驚愕した顔をした。
フリスク「だってみんないるじゃんか、、、」
ガスター「そうだね。」
フリスク「じゃあどういう、、、」
ガスター「じゃあみんないる理由について考えよう。」
ガスター「実はこの世界は、みんなの現実からの魂、記憶、そして感覚が乗り移った世界、つまり簡単に言うとYルート(夢ルート)の世界なんだ。」
キャラ「ほう、、、」
アズリエル「なんかわかったの?」
キャラ「つまり、、、」
場にいるみんなは息を呑んだ。
キャラ「どゆこと?」
そういった瞬間みんなはずっこけた。
フリスク「いやなんでそうなるんだよ!」
キャラ「じゃあ、フリスクはわかんのか?」
フリスク「、、、わかんない」
キャラ「やっぱりな。」
サンズ「じゃあ、タイムラインが関係しているのか?」
ガスター「うん。だからこの今言った3つのもの以外は引き継いでいない。つまりセーブ&ロードも使えない。」
フリスク「そういうことだったんだ。」
ガスター「そして、、、」
ガスターが話そうとしたところをキャラが遮った。
キャラ「でも、だったらサンズはなんで重力操作が使えるんだ?」
ガスター「サンズはゲーム世界では一人のnpcだろう。だからサンズは特有の能力としてされている。しかし、フリスクのセーブ&ロードは君を操作している何者かが意図して行うものなんだ。」
フリスク「じゃあつまり、、、」
ガスター「君は意図してセーブ&ロードは使えない」
サンズ「じゃあ、おばさんも炎を使えるのか?」
ガスター「もちろん」
キャラ「まじで、、、」
フリスク「じゃあ、現実の僕は、どうなっているの?」
ガスター「まぁ、簡単に言っちゃうと、死んでる。」
フリスク「え?!」
ガスター「君はちょうど、フラウィーの戦闘だったんだ。そして、プレイヤーがゲームオーバーから動かさずにいるんだ。」
フリスク「じゃあつまり、、、」
ガスター「死んだまま、倒れているってこと。」
フリスク「まじか?!」
キャラ「もうどうしようもないんじゃないか?」
ガスター「それは大丈夫!」
ガスター「きみが、現実世界にいるとしよう。」
ガスターは図を持ってきた。
ガスター「君は、現実世界では死んでいる。」
ガスター「しかし、ここで生きている(yルート)にいる。そうだとしたら、この世界と、現実世界を行き来出来る道を探せば良い。」
フリスク「そんなことが!」
ガスター「あるんだ。」
キャラ「あそこじゃないのか?」
キャラが指さした方向に、変な穴がある。
ガスター「?!」
キャラ「あれってさ、入ったら、、、」
ガスター「だめだ!」
フリスク「なんで?」
ガスター「あの歪みは、、、危険だ」
ガスターは震え上がった声で言った。
キャラ「だって帰れるんだろ?」
ガスター「、、、帰れない」
キャラ「は!?」
ガスター「あの歪みは帰れるが、帰った時の代償がすごい。」
フリスク「例えば?」
ガスター「腕が痙攣して使えなくなったり、身体のどこかしらに異常が出ると聞いた!」
フリスク「え、、、」
キャラ「そんなの耐えるしかないじゃないか。」
ガスター「、、、、、、、」
ガスター「耐えられるなら行っても良いんじゃない、、、」
その声は、やはりビビっていた。
キャラ「、、、行ってくる。」
フリスク「だって、、、」
キャラは目に涙を浮かべながら言った。
キャラ「どうせ現実ではわたしは生きちゃいない。フリスクやアズリエルたちみたいに、楽しく生きることもできない。だったらどうせ不自由なんだ、、、」
アズリエル「だめーーーーー!」
キャラはその声を聞かずに入っていってしまった。
フリスク、アズリエル「キャラーーーっ!」
ガスター「、、、、、、」
サンズ「くそっ!」
フリスクは地面を思いっきり殴った。
フリスク「くそっ!くそっ!くそっ!」
フリスクの手から、血が流れ始める。
サンズ「、、、、、、」
アズリエルもわめきながら泣き始めた。
アズリエル「うわ~~~!」
サンズ「、、、、、、」
ガスター「じゃあわたしはこれくらいで」
ガスターはそう言うとどこかへ行ってしまった。
サンズ「、、、、、、、、、、」
フリスク「、、、遅かった」
アズリエル「ひっく、、、」
アズリエルは泣き止んだ。しかし、すぐにアズリエルは言った。
アズリエル「僕も行く!」
フリスク「はぁ!?」
サンズ「そんな、、、」
サンズはしばらく黙ったが、すぐに言った。
サンズ「お前の選択がそれなら良いんじゃないか、、、」
一方キャラのほうは、、、
キャラ「あれ、生きている?」
キャラが目を覚ますと、そこはスタート地点の花びらの上だった。
キャラ「っ!」
キャラの右手から、痛烈なしびれを襲う。
キャラ「イタタタ!」
キャラ「これが、あいつの言っていた痙攣、、、」
キャラ「まだ来る気がする。」
キャラ「まじかよ、、、。」
キャラは、はっきりと見てしまった。
キャラ「おいおい!まじかよ!」
それは、あの歪みからアズリエルたちが出てくる姿だった。
キャラ「大丈夫なのか?!」
アズリエル「うん。」
キャラは一瞬胸を撫で下ろしたが、その後すぐに驚愕した顔になった。
アズリエル「まぁ、足が死んだということを除けば。」
キャラ「、、、」
キャラはポカン、という顔をした。
フリスク「結構不自由だね。」
アズリエル「ちなみに、フリスクはただ転んで足骨折した。」
キャラ「それって私よりやばくないか?」
アズリエル「じゃあキャラはなんなの?」
キャラ「私は、ただ右手が痙攣だ。」
場にいる三人はしばらく黙っていた。
これにて第10話終わりです。
なんか最近、MOTHER2の他に、ダンガンロンパというゲームに興味持っていまして、なんかコナンみたいだながかんそうです。