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”普通”じゃない俺と、”普通”の君、夕闇に包まれて。 #1 「息抜きにさ」
✡今回のあらすじ✡
悠くんが律輝くんをお買い物に誘います
そして高校の同級生に会います
俺の予想では全三話くらいになりそうです
そういえば、何歳なんでしょうか…大学生くらいかな。
…あれ、DK?まぁいいや。
全裸で待機してる人(リナリアさん)がいるので早く書きます
服着てくださいお願いします
「なーりつ」
「んー…なんや、俺今勉強で忙しかと」
最近りつは、『資格を取る』とか言って勉強を始めた。
そのせいで俺には見向きもしてくれなくて、正直寂しい。
「あのさ…最近りつ、ずっと勉強しとるやん」
「…?そうやね、」
「やから…たまには、息抜きにさ!
買い物行かへんっ…?」
「ぇ…」
そう、実は…俺の通っていた高校の近くに、大きなショッピングモールができたのだ。
息抜きにもちょうどよさそう。大体、ずっと勉強だけじゃ肝心の試験の時に
体調悪なると思う。
ということで、俺はりつを半ば強制的に連れ出したのであった。
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ファンマ紹介
✞👑🧡✞【向日葵ことは様 ありがとうございます!】
これ正直めっちゃ気に入ってる
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「え、でっか…」
「やろ?めっちゃ楽しそうやろぉ!?」
そう答えながら、俺も改めて建物を見上げる。
ホームページで見たけど、実際に目の前にするとやっぱデカいもんだな…
「よし、もう見上げたしいいやろ!中入ろ?」
「あ、うん…」
やっぱ、ちょっと強制的すぎたかな…??
なんだか俺が振り回してるみたいで、(間違いない)少し申し訳なくなってくる。
…でもでも、俺は悪くないし!!…っえ、俺悪くないよね!?気ぃ使ってるよね!?
✡
今日は強引に、悠にショッピングモールへ連れ出された。
マジで面倒くさい。こっちは命がけで資格取ろうとしとーとって…
でも、いざ目の前にしてみると…結構わくわくしてた俺がいた。
我ながら恥ずかしか…
でも、ずっと勉強漬けだったら…この景色もしばらく見れなかっただろう。
なら、ちょっとくらい感謝してあげても…いい、かも?
「なぁりつ!どこの店行く?」
手を引かれて、ぼーっとしていた意識が覚める。
「__はっ…__ あぁ、えーっと…あっじゃあ、あそこ…」
俺が指を指した先には、おしゃれな服屋さんがあった。
「お、いーじゃん!行こ行こ~♪」
そう言いながら手を引いて歩き出した悠。
でも…そんな足は、突然ぴたっと止まった。
「あれ、もしかして如月~?」
「やっぱそうじゃん!
相変わらずその格好なんだなww」
悠の表情が、誰にもわからない程度に強張ったのが、俺にはわかる。
「小鳥遊…と、湊川、」
「そうそう!w覚えてんだねーww」
「まぁ、こいつにとっては忘れらんない出来事だっただろwwww」
「それもそうか!!w」
さっきからへらへらと…悠に何したんや、こいつら。
俺の中で何かが切れる音がした。
それと同時に、目の前のやつらがまた口を開く。
「え、そいつって誰~?まさか…恋人!?」
「えー、まぁ端から見たら男同士だけどな。でも結局は…」
「っ…!」
その時だった。
俺の手から悠が離れて、そのまま走って行く。
一瞬だけ見えた顔は…泣きよった、?
「……」
「なぁそこの人ぉ!wあいつ、実は~…」
「せからしか!!!」
思わず声が大きくなってしまった。
でも、今は早く…悠を追いかけな、
「は、?てめぇ、どの分際で…」
「お前こそどん分際で言いよーと?
こっちは悠ん彼氏たい。」
そんな決め台詞みたいなのを残して、俺は悠が走って行った方向に向かった。
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大切様紹介
リナリア様
このお話での律輝くん。
まじでかっこいい。博多弁優しいDKとか神三点セットだろ。
あ、もしかして…名前出すのNG?あっ…是非とも殺してください!
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今回はいったんここまで。
次からは悠くんの過去編と…悠くんの隠された秘密について書かせていただきます。
見てくれてる方の期待に応えられるよう、全力で頑張ります。
あとリナリアさんは服着てください。