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第七話
第七話 「殺戮の神」
【藤村心 Huzimura Shin】
「ただいま戻りました。〔無音〕です。」
【雛鳥飛鳥 Hinadori Asuka 】
「お~心ちゃんじゃ~ん!任務お疲れさまぁ!」
【藤村心 Huzimura Shin】
「任務お疲れさま…じゃないよ!あと一歩で獣くんを殺せたと言うのに…!」
【雛鳥飛鳥 Hinadori Asuka 】
「え~ごめん♡ていうか、司きゅんと会ってたの?」
【藤村心 Huzimura Shin 】
「BOSSの命令で殺しにいってた。誰かさんが怪我して帰ってきたせいで片腕折るだけの結果になったけど…」
【雛鳥飛鳥 Hinadori Asuka 】
「それはごめんじゃ~ん!」
【藤村心 Huzimura Shin 】
「別にいいよ、もう。怪我してるでしょ、早く見せて。」
【雛鳥飛鳥 Hinadori Asuka 】
「ほ~い。」
【藤村心 Huzimura Shin 】
「足が切り傷だらけ…何したらこうなるの」
【雛鳥飛鳥 Hinadori Asuka 】
「ん~?頭殴って殺したつもりだったんだけど、なんか生き残っちゃってて足をナイフで切られまくった~。そのあとちゃんと腕切り落として帰ってきたけどね~♡」
【藤村心 Huzimura Shin 】
「君ってば…あ、証拠隠滅は…」
【雛鳥飛鳥 Hinadori Asuka 】
「ん?証拠隠滅?」
【藤村心 Huzimura Shin 】
「してないね。はぁ、仕事が増えて___」
【閖上るぅ Yuria Ruu】
「ここで何してんだお前らぁ?」
【雛鳥飛鳥 Hinadori Asuka 】
「え~怪我の治療中~♡」
【閖上るぅ yuria Ruu 】
「あっそ。つか、怪我しすぎじゃね?」
【雛鳥飛鳥 Hinadori Asuka 】
「別に、勇敢な証みたいな?✨」
【閖上るぅ yuria Ruu 】
「…なに話してたんだ?」
【藤村心 Huzimura Shin 】
「あ、死体の処理してない…証拠隠滅をせずに帰ってきたの。」
【閖上るぅ yuria Ruu 】
「ふーん…じゃ、誰かに死体処理頼んできてやるよ。」
【藤村心 Huzimura Shin 】
「!…ありがとう。」
【雛鳥飛鳥 Hinadori Asuka 】
「あ、俺の話も聞いて~!」
コツ.コツ.コツ… (足音)
【雛鳥飛鳥 Hinadori Asuka 】
「あらら…俺の話興味ない系~?」
【深瀬海音 Hukase Kaito 】
「そうだと思うよ~?」
【藤村心 Huzimura Shin 】
「あ、海音くん。」
【深瀬海音 Hukase Kaito 】
「はぁ…今璉は何してるんだろう…今日も勧誘したけど断られてしまったし…。」
【雛鳥飛鳥 Hinadori Asuka 】
「うーん…嫌われてるってことでOK?」
【深瀬海音 Hukase Kito】
「ぐっ…酷いね…おや?」
【阿蘇野つばめ Asono Tubame】
「あれ、戻ってきちゃった。」
【雛鳥飛鳥 Hinadori Asuka 】
「お~お帰り~!」
【藤村心 Huzimura Shin 】
「え、戻ってきたってどう言うこと?」
【阿蘇野つばめ Asono Tubame】
「さっきここからね、BOSSの部屋目指して移動したんだけど、戻ってきちゃった。」
【藤村心 Huzimura Shin 】
「…なんでBOSSの部屋目指してたの?」
【阿蘇野つばめ Asono Tubame 】
「作戦立てたの、次の組織潰す作戦。だから渡そうと思った。」
【雛鳥飛鳥 Hinadori Asuka 】
「…ん?ありゃ、迷うって他に着いてった子いたんじゃないの?」
【阿蘇野つばめ Asono Tubame 】
「いたよ、置いてきちゃったけど。…私が迷っただけで皆はもう着いてるんじゃないかな。」
【???】
「あ、見つけた。」
【朝霧暁 Yozakura Akatsuki 】
「後ろ見たら急にいなくなってるの心臓に悪い。行方不明みたいじゃん。」
【巴俥八千花 Haguruma Yachika】
「何も言わずにいなくなるのはいけないこと、次からは一言残してから消えてくださいな。」
【阿蘇野つばめ Asono Tubame 】
「あ、二人とも~、ごめん。」
【朝霧暁 Yozakura Akatsuki 】
「別に、見つかったからもういいし。」
【深瀬海音 Hukase Kaito 】
「璉はどこかな~今何してるかな~♪」
【巴俥八千花 Haguruma Yachiyo】
「ちょっと、少々私語を慎みなさい。あの御方の気配がします。」
【阿蘇野つばめ Asono Tubame 】
「あの御方の気配?…んー?」
【巴俥八千花 Haguruma Yachiyo】
「…この裏社会のトップでありsubmariaの頂点でもあるあの御方…BOSSです。」
【殺戮の神 Saturikuno Kami 】
「よくわかってんじゃねぇか。」
ザッッッ (全員姿勢を正す音)
【KING 】
「BOSS、お久しぶりです。」
【殺戮の神 Saturikuno Kami 】
「あぁ、お前とは暫く会ってなかったか。」
【殺戮の神 Saturikuno Kami 】
「おい閃光の隼、作戦が届いていない。早くしろ。」
【閃光の隼 Senkouno Zyun】
「すみません、道に迷ってしまいまして。…こちらです。」
【殺戮の神 Saturikuno Kami 】
「いい加減道歩くの慣れろ。…把握した。結構日は明日だ、全員準備しとけ。」
【全員】
「承知しました / 承知 / りょうか~い 」
【殺戮の神 Saturikuno Kami 】
「…あ"?おいお前ら、ついでに聞く。〔猟奇の音楽家〕と〔るぅーるぅ〕はどこいった。」
【紅月 Kougetu】
「〔るぅーるぅ〕は証拠隠滅・死体処理に向かいました。」
【殺戮の神 Saturikuno Kami 】
「〔猟奇の音楽家〕は?」
【天花 Tenge】
「恐らくいつもの通りかと。」
【殺戮の神 Saturikuno Kami m】
「…いつも通りだと?」
〈 「ギャァァァァァァァァァァ!!!!!!」
〈 「いい悲鳴だ!!!もっと聴かせてくれよ!!!さぁ!!!」
【殺戮の神 Saturikuno Kami 】
「…はぁ、アイツが戻ってきたら俺の部屋に来るよう伝えとけ。」
【無音 Muon 】
「承知しました。」
【殺戮の神 Saturikuno Kami 】
「…最近、鬱陶しい奴が噂になっているらしいな。」
【蒼朝 Soutyou】
「え?…鬱陶しい奴とは、一体どいつの事でしょうか。」
【殺戮の神 Saturikuno Kami 】
「〔殺戮の獣〕…名前が似ている、不愉快だ。」
ズキッ
『俺、縺翫↓縺�■繧�sの事、一番大好きだよ、!』
【殺戮の神 Saturikuno Kami 】
「ッ…」
【閃光の隼 Senkouno Zyun】
「…BOSS、どうかしましたか?」
【殺戮の神 Saturikuno Kami 】
「なんでもねぇ。それより、〔猟奇の音楽家〕が戻ってきたらさっきの事を伝えとけ。」
【閃光の隼 Senkouno Zyun 】
「…承知。」
【殺戮の神 Saturikuno Kami 】
「部屋に戻る。」
ザッ…ザッ…ザッ…ザ…