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【記念作品】火影と沙雪と動物と + キャラデザ
【キャラデザ(アルパカGET)】
⚠️下手くそな上にセンス皆無⚠️
⚠️見るなら覚悟して挑むべし⚠️
⚠️それでもいいならどうぞ!⚠️
沙雪:https://firealpaca.com/get/8jgMZt1C
猫葉:https://firealpaca.com/get/8QYW99y2
灯和:https://firealpaca.com/get/qzXFLWF9
《引用先》
沙雪・猫葉:Picrew 鳥卵 様の『ちみころめーかー』
灯和 :Picrew yunomoto 様の『妖男子メーカー』
↓この下、番外日常編あり↓
--- 〜とある昼過ぎのこと〜 ---
沙雪「……初めて一人で森の中来たけど…すごく綺麗だなぁ……」
見渡す限り緑で、葉が擦れる音が絶えず聞こえる。
葉の隙間から漏れ出る光が地面を美しく照らしている。
沙雪「………ん?動物の声がする……」
森を歩いているといろんな動物の声がする。
しかし、私が進んでいる方角から、やけに多くの鳴き声が聞こえる。
どうやら動物達が一ヶ所に集まっているようだ。
沙雪(木の実がたくさん落ちてるとか…?それとも池があるとか…?)
私は気になって、その方角に歩いた。
しばらくすると、光がさす綺麗な泉が見えた。
そこで、動物達が何かを囲むように集まっていた。
沙雪「…?岩かな…?」
__タタッ……__
そこで、私は衝撃の事実を目の当たりにした。
**沙雪「ほ、火影さんっ…!!?」**
火影「…沙雪か。」
なんと、動物に囲まれていたのは、火影さんだったのだ…
---
沙雪「あの…なんでこんなことに…?」
火影「ここで本を読んでいたら、こうなってた。」
私は改めて火影さんの姿を見る。
頭にはリス、肩には兎、膝には狸、足元には小鹿…
そして尻尾にはたくさんの小鳥がとまっていた。
みんなそれぞれ、遊んだり、寝たり、尻尾に木の実を隠したり……
まるで絵本のような光景に、私は目が点になっていた。
沙雪「……なんだか童話のお姫様みたいですね…?特にあの…りんごを食べる…」
火影「ああ、白雪姫というやつだろう?」
沙雪「知ってるんですか?」
火影「…昔、ある少女に教えてもらった。」
沙雪「そうなんですね……」
(……あれ…?火影さんって昔人間と話したことあるんだ………)
ゴソゴソ…
沙雪「ん…?尻尾が動いてる…?」
私はそっと火影さんの尻尾の裏を覗いた。
すると、またもや目を疑うものをみたのだ。
**沙雪「え…!?猫葉ちゃん!!?」**
猫葉「……ん…おお、さゆきかぁ……」
なんとそこには、スヤスヤと眠っている猫葉がいたのだ。
猫葉はこちらを一瞥すると、伸びをしながら火影さんの尻尾をふみふみし出した。
沙雪「な、なんで火影さんの尻尾の中にいるの…!?」
猫葉「……こいつの尻尾…暖かくてふわふわで気持ちいいんじゃあ……」
沙雪「……そうなの…?」
猫葉「にゃあぁ〜…沙雪も寝てみろ……」
そう言って猫葉は私に手招きをする。
これが本当の『招き猫』か。
いやいや、そんなことを考えている場合ではない。
いいのか…?火影さんの尻尾に寝たりして……!
怒られたり嫌がられたりしないだろうか……
火影「……沙雪、私は別にいいぞ?」
沙雪「え!?いいんですか…?」
火影「……(コクッ)」
そう言われてしまったら、どうしようもない。
私は素直に、火影さんの尻尾に寝転がってみた。
沙雪「………!?」
ふわっふわだった。
サラサラの毛に、丁度よく温かい体温。
まるで大きな犬に埋もれているような感覚だった。
沙雪「………猫葉ちゃん……これだめだ…動けない……」
猫葉「…じゃろぉ…?」
沙雪「……ままぁ…」
火影「誰がママだ。」
そう言いつつも、火影さんは嫌がるそぶりも見せずに寝かせてくれた。
__沙雪(……ああ…これ…寝ちゃう…………)__
私はそのまま、夢の世界へと落ちていってしまった。
---
沙雪「………んぅ…?」
火影「起きたか。」
一瞬、自分が何をしていたのかわからなくなった。
そして横で寝ている猫葉をみて全てを思い出して飛び上がった。
沙雪「わ、私寝てましたか…!?」
火影「思いっきり寝てたぞ。」
沙雪「あのっ!私何分くらい寝てましたかっ…!?」
火影「そうだな…大体1時間ほどだな。」
まさかの時間に、私はまた飛び上がる。
**沙雪「ご、ごごごめんなさいぃっっ!!!!」**
火影「そんなに焦るな…別にいい。」
落ち着いた私は、ゆっくりと隣に腰掛ける。
相変わらず火影さんは本を読んでいて、周りの動物達は戯れている。
すると、一羽の小鳥が私の肩に乗った。
沙雪「ひゃっ…!?」
火影「大丈夫だ。沙雪のことが気に入っているみたいだ。」
その小鳥は、私の肩の上でうとうとし始めた。
可愛らしい小鳥の姿に、私は心を奪われた。
森はさっきと変わらず、風が抜けて、草木が揺れている。
光が反射する泉では、動物達が思い思いに楽しく過ごしている。
沙雪「………火影さん…」
火影「なんだ?」
沙雪「…すごく、綺麗ですね……」
火影「……ああ。」
火影さんは本を膝の上に置いて、泉を見た。
しばらく、そんな時間が続いた。
__ゴソッ…__
猫葉「にゃあ〜…っと!」
沙雪「あ、猫葉ちゃん…!おきたの?」
猫葉「ん。腹が減った。」
火影「確かに、もう日も落ち始める時間だな。」
沙雪「じゃあ、帰りますか…?」
猫葉「うぬ!帰るぞ〜!!」
そう言って猫葉は走り始めた。
火影「…あいつ本当に寝起きか?」
沙雪「ふふっ…じゃあ私たちも行きましょうか…?」
火影「そうだな。夕飯を作らないといけないからな。」
そう言って立ち上がると、動物達が寂しそうに火影さんを見つめていた。
火影「また来るからな。」
火影さんはそう言って、動物一匹一匹を撫で始めた。
その姿が、とても優しくて、私は自然と笑みをこぼした。
火影「……よし、じゃあ帰るか。」
沙雪「はい。じゃあみんな、またね…っ!」
私は動物達に手を振って、来た道を歩き出した。
……この森は今日も、平和です。
---
番外編 〜完〜
こんにちは、読書が好き🍵です。
初めて日常系作った気がします…これで合ってるんでしょうか……?
もし間違っていたらごめんなさい。
あと、こういう系は全然書けるので、
「こういう話みたい!」などのリクエストがあれば是非言ってくださいね。
個人的には風邪ひかせたりした(((知るか黙れ
なんでも書くので、本当にご気軽に言ってくださいね!
それともう一つ、キャラデザ、ごめんなさい。絶対下手くそな自信があります。
あれが私の本気です。許してください。
それではまたどこかで……