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beau monde 2
今日もぽじてぃぶ
beau monde 2話
あんなことがあった翌日、
跡もすっかりなくなり、けろっと。
いつもどうり朝ごはんを作っていたら、珍しくハロイアさんが一番に起きてきた。
「あらー珍しいですねハロイアさん。おはよーございます」
「はよ…ねっむ、くそねっっっむ」
「寝てればよかったのに、どうかされたんですか?」
「任務が今日学校から帰ってきた時あるらしくて、その準備とか色々。正直クソめんどい。」
「そいうこといっちゃあかんです」
「いいじゃーん…腹減った」
「おにぎり食べてきます?」
「うん…具はしゃけで…」
にぎにぎにぎにぎ。
おにぎりを握ってハロイアさんの方へぶん投げた。
「おっとっとと、さんきゅ!」
ハロイアさんはおにぎりを食べながら走っていく。
うーん…なんか、シュール。
やぁみんな、俺の名前はハロイア。beau mondeっていう殺し屋組織のメンバー。
学校帰り、家(ってか隠れ家?メンバー全員住んでる)に入る間もなく玄韻に連れて行かれる。
「…今日のミッションは?」
「あっちの倉庫が連なってる建物になんか誘拐されてる子がいるそうで。その子を助けろと」
「なるほどぉ…殺し屋の仕事じゃねえな」
「仕方ないだろ…ほら、行ってこい」
「おっけー…そんじゃ、行きますか。」
ワイヤレスイヤフォンを耳につける。
音楽が流れ出す。
おっけーおっけー、ノってきた。
俺は軽やかに倉庫へ降りると、丁寧にお辞儀をした。
「It's a show time!」
ショーが始まる…
俺の独壇場、俺が主役。
音楽に合わせてどんどん敵を倒していく。
「んー、大体片付け終わったかな」
イヤフォンを付け直した。
音楽は間奏の時間、ちょうどいい。移動しよう。
泣き声が聞こえた、気がした。
明るい、ふざけたようなボカロ曲だから、泣き声なんて無いはずなのに。
「イヤフォンがおかしくなったかな…?」
イヤフォンを耳から外して確認してみた。
…泣き声が聞こえる。
イヤフォンを付けなくても、聞こえた。
どこからだ…?
あちこち探し回る。
ドアを開けまくる。
5つめだか6つめのドアを開けた時、見えたのは髪の長い少女だった。
どうなっちゃうんだろうね!?
少女って誰だろうね!?
…更新遅れてすみませんでしたああああ!
あと前回のお話文章がおかしいところがあったようで…
間違いを指摘してくださった方、ありがとうございましたぁ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)