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異世界のんびりシェアハウス #5
#1〜4使ってキャラを3人登場させたんで#5は…
3人(マホちゃんナノちゃんブラディちゃん)+ミツキ、リネ ののんびりで行きます
ちなみになんだけど…ミツキとリネは募集企画から来たキャラじゃなくてねぇ
僕が考案したキャラなんだよー
ブラディ(どうすればいいの…鍵も持ってないし…あ、インターホン。)
ピンポーン
ミツキ「はーいっ!」
ブラディ「こ、こんにちは…?ブラディ、です。一応医者です。よ、よろしく」
ミツキ「そんな硬くならなくていいのよ!私はミツキ。よろしく!
にしても医者なんてすごいわね…」
ブラディ「どうも。あ、後私吸血鬼だからね?ふふっ」
ミツキ「えっ…じゃあ夕飯はどうすれば…?血?」
ブラディ「いや夕飯は普通ので大丈夫。でも、何か私の気に障ることしたら…
吸っちゃうから」
ミツキ「こっわぁ…」
ブラディ「っていうか先入がいるんでしょ?」
ミツキ「うん!二人ともすっごく可愛い子!マホちゃんとナノちゃんって言うの。
今は外に遊びに行ってるけど。」
ブラディ「へぇ…というか合鍵ってある?ないと困る。」
ミツキ「あ〜、合鍵ねー。ちょっと待ってて〜。なんか最近どっかの能力持ちが
やらかしたみたいで〜、温度差エグいんだよね。ほら、朝は焼け死ぬほど
暑かったのに今はすごい寒いじゃん?だから入って入ってー!」
ブラディ(「入って入ってー!」までが遠すぎる。)
ブラディ「じゃあ、お邪魔しまーす…」
---
〜2分後〜
ガサゴソガサゴソ…
ミツキ「ん“〜おもい〜」
ブラディ「え…何。合鍵無くした?」
ミツキ「いやちょっとさぁ〜、無くしたんじゃなくて〜…」
ブラディ「え!?何!?でっかぁ!?」
ミツキ「そうなの…合鍵ね、ここの家に住むときリネが心配だからっつって
合鍵10個くらい発注したつもりが、間違えて100個発注してさぁ…
捨てるのも分別わかんないし、…100個の鍵を輪っかに全部敷き詰めた
結果が…これよ」
ブラディ「何も無理やり敷き詰めなくても…」
ドンっ
ミツキ「さ!この鍵の中から好きなの選んで!」
ブラディ「いや全部同じだし」
ミツキ「…確かに」
ブラディ「何でもいいからこれにしよ…」
ミツキ「じゃあなんか分かるように印つけといて〜!」
ブラディ「うん…」
ミツキ(そ、そっか…ブラディちゃん吸血鬼だから、血を操れるんだわ…
何にしても血を操って鈴を作るなんて器用すぎるわよ…)
ブラディ「これで落ちたとき鈴がなるから分かりやすいでしょ」
ミツキ「す…すごい!IQどんくらいあるわけよ…」
ブラディ「200。」
ミツキ「え」
ピンポーン
ミツキ「あ、そうだ。マホちゃん達は合鍵持ってないんだわ…
はいはーいっ、今出まーす」
ブラディ「…」
ガチャ
リネ「お姉様。」
ミツキ「あ、リネ?どうしたの?」
リネ「ブラディ様の種族と武器の植え付けはもう完了しましたが、
能力の植え付けがまだ終わっていなかったようで、つい先ほど
完了いたしました。吸血やら空を飛ぶやら血を操るやら、吸血鬼
らしい能力が植え付けられたようですね。ただ、吸血は前から
できるようです…」
ミツキ「なるほどね。わかったわ!あ、あと、マホちゃんとリネちゃん、まだ
合鍵持ってないのよ…だから届けられるかしら?これ…」
リネ「はい。遊びに行くのなら中央広場でしょうからね。」
ミツキ「よろしくねーッ」
ブラディ「中央広場…?この異世界、一体どんくらい面積あるのよ」
ミツキ「そうねぇ…10平方キロメートルくらい、じゃないかしら…」
ブラディ「結構広いんだ…」
ミツキ「地図…いる?」
ブラディ「一応もらっとく」
ミツキ「オッケー。じゃあこれ、」
ブラディ「…どうも」
ミツキ(ブラディちゃん、馴れ馴れしいと思ってないかしら…
結構可愛いから距離詰めて行っちゃったわ…)
ガチャ
マホ「たっだいまーっ!」
ナノ「ただいまー」
ミツキ「あっ!おかえりーっ!!」
マホ「はぇ!?ま、また新しい人増えたーっ!」
ナノ「ちょ、先に手洗うよ?」
マホ「わ、私もーっ!」
ブラディ(元気そ…)
マホ「こ、こんにちは!私マホ!よろしくね!」
ブラディ(あ、ちょっと可愛いかも…)
ナノ「私はナノ。よろしく」
ブラディ(この子もなんか可愛いかも…二人とも年下っぽいな)
ミツキ「で!この子がブラディちゃんね!仲良くしてあげてね〜♡」
マホ「はーいっ!よろしくねー!」
ナノ「うん、よろしく。」
マホ「あ、そうだ!ブラディちゃんは、どうして異世界に来たの?」
ブラディ「穴に落ちた。」
ナノ「へぇ…なんか怖いね。私は魔法陣に乗ってここまで来た。」
マホ「え!私も魔法陣!一緒だね〜っていうかバイト先に辞表とか
出さなきゃいけないかな…」
ミツキ「自動発行とかできるけど…どうする?」
マホ「じゃあ、してもらおうかな!あと退学書も!しばらくはここに
いようと思ってるし!」
ナノ「私も…お願いできる?」
ミツキ「オッケー!リネに頼んどくねー。」
ブラディ「…自分は何もしなくて大丈夫。地球に置きっぱの荷物は
こっちにまた来るんでしょ」
ミツキ「今夜あたりに来ると思うわ。」
ブラディ「部屋は?」
ミツキ「あ、あっちだけど…大体12部屋くらいあって〜」
マホ(どうりで家がめっちゃデカいわけだなぁ…)
ナノ(というか、どれくらい人募集するつもりなんだろ)
ブラディ「多いな…」
ミツキ「あのさブラディちゃん。」
ブラディ「?」
ミツキ「私と部屋、一緒でもいい」
マホ(えっ!?な、何この展開〜っ!?)
ナノ(やっぱりちょっと感じてはいたけど…ミツキさんってブラディさんのこと
ちょっと好きだったりして?)
ブラディ(…)
ミツキ「あ、あのっ!嫌だったら別にあの…いいんだけどさ」
ブラディ「いい、けど…嫌だったら吸うよ?」ぼそっ
ミツキ(こわーーーっ!)
ミツキ「も、もちろん!す、吸いたいだけいいからさぁ…?
不味かったらごめんね」
ブラディ「じゃ、それが交渉条件ってことで…よろしくね。」
マホ「ね、ねぇナノちゃん、私たち部屋一緒にする?
今日ナノちゃんと遊んで、なんか楽しいなって思ってさ!」
ナノ「…いいよ!」
マホ「やったーっ!!」
---
〜夜〜
ピンポーン
リネ「…っと。ちょお姉様〜開けてぇ〜すごい荷物があるんですけど〜」
ミツキ「あ、荷物届いたのね。みんなーっ!」
みんな「!」
リネ「あ“〜ちょっ、なんかコレだけやけに重いな〜」
ブラディ「あ、それ私のかも…」
リネ「あ、はい、どうぞ。重いんで気をつけて。」
ブラディ「…軽っ?」
リネ(すげぇ)
ミツキ「あ、これがマホちゃんのかな〜。でこれがナノちゃん?
結構重いよ〜」
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〜ミツキ&ブラディの部屋にて〜
ミツキ(……なんか血の匂いがかすかに…)
ブラディ「ねぇ、」
ミツキ「はいっ“!!!」
ブラディ「あっちの引き出しは…絶対開けないでね」
ミツキ「はいッもちろん開けません!!!」
ブラディ(吸われたくないからって必死になってる感がすごい…)
ミツキ(なんかあの引き出しから…?血の匂いがするのかな…)
ブラディ「引き出しに鍵ってかけられるの?」
ミツキ「あ、かけられるよ…これが鍵。」
ブラディ「……ありがとう。」
ミツキ(鍵かけるんだ…しかも血の匂いまで……なんか怖…)
ブラディ「ねぇ、これからどうやって暮らせばいいわけ?」
ミツキ「…えっ?」
ブラディ「だから、ただ|居候《いそうろう》してるだけじゃ給料も出ないし」
ミツキ「あ、近くに病院あるからそこで働いたら?それか、
リネのところバイト募集してるよ。」
ブラディ「そうなんだ…明日見に行ってみよ…ていうかここ人口
どんくらいなの?」
ミツキ「8000人くらい?」
ブラディ「げっ、人多いんだ…あ、もう12時だ。…おやすみ」
ミツキ「おやすみ…」
ミツキ(あの引き出し…一体何なんだろう)
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(メタ情報)
異世界マップ(筆者作)→ https://firealpaca.com/get/KTuIU5hd
シェアハウスの間取りは出来次第公開します
次回は新しい入居者さんも来ますのでお楽しみに!