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初酒とディア・ステラ
「ライブさま、子ネズミと話してるわよ・・・」
「ライブさまが汚れるから近づかないでほしい~」
・・・
子ネズミ、か
「ライブ、またな。私はこれから初酒だ」
もう、またな なんて言えんけれど
一生の___
さようなら、だけれど
わざわざそう言ったって
何も変わらない
自分の部屋に戻ると酒があった
監視役で私の親友のステラがいた
それをぐいっ、と煽る
グピグピ
不味い・・・。頭の中がもやもやするわ
「アンダ・カラ、初酒を済ませたことをここに誓う」
シュッ、と、指を切る
ぺたり。
血判を押せばもう
成人だ
---
「カラさん、おめでと~!」
「ありがと」
「どないしたん?珍しく元気ないやん」
言い忘れてたけれど、ステラはお墓の神だ
ちなみに私は__「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!」どうした!?
「|शान्त भव ! एतावत् उच्चैः अस्ति यत् अहं किमपि श्रोतुं न शक्नोमि!《落ち着け!うるさくて何も聞こえんわ!》」
伝わるはずのない言葉で叫ぶ
「落ちつきぃや!エルド様に言いつけるでぇ!」
その言葉を聞いた瞬間、みんながピクリと固まった
エルド様に言いつけられるのは成人したら死と同じだからな
そう考えるとあの頃は命知らずだったんだな・・・
・・・あの頃?
あの頃って、どの頃?
まぁいいか
それより、何に悲鳴を上げていたんだろうか?
「よ~やく子ネズミが成人したんですって!」
・・・そのこと
心がツキッと悲鳴をあげる
何故??
分からない
何もわからないのに心が痛い
助けて、、、、
ラ・・・ステラ・・・
・・・酒が飲みたい
「ス、テラ、酒。。。」
「へ?お酒ならさっき飲んだやろ?」
「ちがう・・・のみたい…」
何か
大切なものを忘れている
「ステラ~・・・とってきて・・・わてし・・・の・・・彼女・・・でしょ・・・・?」
ステラは褐色肌の青い髪だよ~
結構私は好き・・・さてさて今回はカラがおかしいですねぇ。へへへ
伏線回収が楽しみだ☆ライブではなくステラを呼んだ訳は!?
へへへ
更新遅くなってごめんなさい