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【創作BL】駒谷雀の供給過多ライフ 第一供給
一解(イッカイ)
鳩禽鶴_双子の兄。身長187㎝と、かなり高身長なうえ、髪が長く女性らしい外見。高校では双子でモテている。弟の晴のことを愛しているが、ツンデレ気味のため晴ほど好き好き言わない。やわらかい京都弁が特長。
鳩禽晴_双子の弟。身長176㎝だが、鶴と一緒に居ると小さく見える。明るく、犬っぽい性格。兄の鶴のことが大好きで、本人曰く「どんな形でも鶴が好きって言ってくれるだけで嬉しい」らしい。鶴とは違い、標準語で話す。
駒谷雀_茶本高校の新入生。腐女子で金欠気味。
好きなジャンルは兄弟系。あわよくば良いカップリングがないかと目を光らせている。
性癖詰め詰めのキャラ設定×勢いで書いた内容
よろしくお願いします。
|茶本高校《さもとこうこう》 四月_____
校舎は新入生で溢れかっている。そんな中、ひときわ目を引く二人組が私の前を過ぎた。
「え?」思わず声を出してしまうのも無理がないほど、私_|駒谷雀《こまやすずめ》にとって夢のようなものだった。
(今の二人組…腕組んでたよな…
片方は女の人っぽかったけど…)私はあたりを見回した。この高校の制服は、女子はひざ丈のスカート、男子はズボンの指定だった。
(やっぱ二人とも男だよな…!!)私は二人組を探しながら、何事もなく入学式を終えた。(クラス分け、優しい人いるといいけど…)私は教室の扉を開けると、いや実際、そこに、「さっきの…!」(いやいやいや、状況見て声出せ私!!!どう考えても!さっきの二人が!真っ先に教室に来ていちゃついてるんですけど!!!)
とか考えていると、二人が何やら話し始めた。
「人来ちゃったね。どうする?」「まず離れて…」
あーーーー!そういう感じか~!背高い方が受けでね~、であっちが~…
じゃなくて、これどうすればいいの?
私がたじろいでいると、背の小さい方の子が優しく話しかけてくれた。
「ごめんね~!めっちゃ早く来たはずなんだけど…」遅れて背の高い子が言ってくれた。
「ほんまにすみません、恥ずかしいところを…」「恥ずかしくもないでしょ~!鶴俺の事す…」
銃声のような音がしたと思えば、鶴と呼ばれた子が顔を赤らめて相手の口をふさいでいた。
力強いんだ…ふーん…
「…」「…」「ほんまに、ほんまにすいません…」関西弁だ!!!関西弁受けだ!!!
「いやいや!大丈夫ですよ!こちらこそすみません、お楽しみ中の時に…」「っw…」口塞がれてる子が笑った…確かにまずいこと言ったな、お楽しみ中って…
「1年4組の|鳩禽鶴《はとりつる》です…」受けの鶴くんね…良き…
「同じく1年4組!|鳩禽晴《はとりはる》です!」
あ、ようやくふさいでた手離してあげたんだ。
「|駒谷雀《こまやすずめ》です、よろしくお願いします!」
「駒谷…なら『コマちゃん』で!よろしく!」
あ、晴くん絶対|陽の御方《陽キャ》だ…しかも|影の者《陰キャ》に優しいタイプの…
ていうか、苗字一緒だと結婚してるみたいだな~…
「あぁ、俺と鶴、兄弟なんだ」
「俺が弟で、鶴が兄!」「ちなみに双子」
え?双子?兄弟?弟攻め?その情報で何杯食えると思ってんだ!!!
こんなエッッな兄弟と共に高校生活…
需要と供給が成り立ってないよ!!!
こうして、駒谷雀の「供給過多ライフ」が始まった…
かなり好き勝手書いています。これが一解の性癖かと思っていただければ…
ちなみに登場人物は名前を少し変えて、一解の他の小説にも出てくると思います。
第一供給、ありがとうございました!