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意識はまるで氷のように(古明地こいしヤンデレ化パロ)
一人称👉あなたの一人称を入れてね(「私」か「僕」を推奨)
名前(フルネーム)👉あなたの名前をフルネームで入れてね(苗字と名前の間のスペースはないほうがいいと思う)
名前👉あなたの下の名前だけを入れてね
呼び名👉こいしちゃんに呼ばれたい呼び名を入れてね 呼び捨てで呼ばれたければ下の名前だけを入れてね 下の名前+ちゃん、さん、くんを推奨(例えば主人公の名前が「霊夢」なら、「霊夢ちゃん」と入れることでこいしちゃんに「霊夢ちゃん」と読んでもらえるよ)
主人公の身の上とか興味ねえよって人は「そんな幻想郷の暮らしにも、だいぶ慣れてきた頃であった。」まで飛ばしてください。場面が変わったら段落も変わるシステムです。主人公の自我が後半につれて剥き出しになっていきますが許して。
だいぶ前に書いた自分の小説、意外と悪くなかったのでリメイクも兼ねてです。めちゃくちゃ長編だから暇な時に読みなさいよ!!!
続編みたいな感じで他東方キャラやるかは分かりません。好評ならやるかも。
こいしちゃん推しの人に提供している、というマインドで書いてます。なのでマジで、本当に信じて欲しいんですけど、主人公に自己投影してるとかは一切なくて、狂気なこいしちゃん書きたくなっただけです!!!
ところで注意タグのやつ、幻想入りは異世界転移に入るんですかね??別に無双する系じゃないし、小説で主人公が能力を使うみたいな描写ないし大丈夫か。
家族と登山に行っていた道中、#一人称#は遭難した。みんなで弁当を食べていたとき、#一人称#は食べるのが早かったから、まだ食べている父と母をよそに、先に行っているねと頂上の方に向かった。思えば、なぜあのとき父と母は#一人称#を心配しなかったのだろう。
#一人称#はまんまと、登山のルートから外れてしまったのだ。だが、同行者もいないため、自分がルートから外れたことに気づくまでは遅い。ルート上であることを示す、木に巻いてあるリボンが無いことに気づいた時は流石に焦った。どうしようと思い、弁当を食べていた地点に戻ろうと走ったが、霧が濃くて文字通り右も左もわからない状態だった。いい加減泣きそうになっていると、今度#一人称#を襲ったのは落石だった。霧で直前までわからなかったが、確か拳くらいの石が#一人称#の頭を直撃して後ろにこけた。多分、その辺りで#一人称#は意識を失った。
目が覚めると、神社の鳥居の真下に#一人称#はいた。当時は意味がわからなかったし、そもそも頭から出血があって痛いし、取り乱していると、巫女さんのような格好をした人と、ドレスっぽい派手な格好をした金髪の女性が駆け寄ってきてくれた。なかなか奇抜な格好だったから最初はびっくりしたけど、満身創痍の#一人称#を気にかけてくれた。
その二人に話を聞くと、どうやら#一人称#は「博麗大結界」というものを潜り抜け、「幻想入り」したという。ここは「幻想郷」といい、本来は大結界によって強固に守られている場所だけど、意識を持たないものは潜り抜けられるので、多分#一人称#は意識を失ったっぽい、らしい。#一人称#はとにかく家(というか、元の世界)に帰りたかったから、その二人に頼み込んだが、まずはその頭の傷をどうにかしてもらいなさいと言われ、「永遠亭」なる病院のような場所に連れて行ってもらった。
それからしばらく永遠亭で静養し、傷も治ってきて、そろそろ元の世界に帰ろうと思っていたが、何よりこの「幻想郷」という場所が結構楽しい場所ということに気づいた。まず時代というか、発展レベルが100年前くらいなので、もちろんWi-Fiもないしゲームもできない。つまり強制的なデジタルデトックスになるのだ。それが何より気楽で、現実の身内も心配しているだろうけど、やっぱり|こっち《幻想郷》の方が楽しい気がする。次に、みんな「弾幕」という花火のように綺麗なものを日常的に撃ちまくっている。初めの方は怖かったけど、だんだん慣れてきたし最近は見ていて楽しい。そんなふうな理由で、本当にわがままなことに、しばらく|ここ《幻想郷》に滞在させていただくことにした。
あの巫女さんのような格好をした人の名前は霊夢さんといい、#一人称#のことをとても心配してくださって、しばらくあの神社に住まわせてもらえることになった。そしてあの派手な金髪の女性は紫さんといい、#一人称#の治りかけの傷のことも気にかけてくれたし、衣服なども提供してもらえたしで、本当にお二人には頭が上がらない。
そんな幻想郷の暮らしにも、だいぶ慣れてきた頃であった。人里を散歩していると、赤い髪をした可愛らしい女の子が、白い布を被ったシルバーカーのようなものを押して歩いていた。なんと頭には猫の耳のようなものが生えており、あまりに興味が沸いたので、話しかけてみることにした。
「そこの猫ちゃんみたいなお姉さん!こんにちは、#一人称##名前(フルネーム)#って言います。そのシルバーカーみたいなやつ、なんですか?」
「ちょっと、何だい突然。それに、これはシルバーカーじゃなくて猫車。……ああもしかしてお嬢ちゃん、最近幻想入りしてきたって子?」
「そうです!あなたのお名前は?」
「私は火焔猫燐、お燐で呼んでくれて構わないよ。」
「お燐さんですね!ところで、そのシルバー……じゃなく、猫車の中身って何が入ってるんですか?」
お燐さんは、ちょっと言いにくそうな顔をした。
「……それは秘密。まあとにかく、猫車には触らないように。」
「わかりました!」
それから軽くお燐さんと世間話をした。#一人称#のことは知っているようだったので、お燐さんの話を聞いた。どうやらお燐さんは地底にある「地霊殿」という館に住んでいるらしく、そこのご主人様の「さとり様」って人が飼い主ですごく優しい人ということ、友達の「お空」って子もいるということを聞いた。「他には誰かいるんですか?」と聞いたら、またお燐さんは言いにくそうな顔をした。
「……さとり様の妹の、こいし様がいる。」
「へえー、じゃあ四人で住んでるんですね!楽しそう!」
「…いや、それがね。前は楽しかったんだけど、最近こいし様がイヤイヤ期に入っちゃってさ。ご飯食べる時間になっても、ご飯じゃなくて遊びたいー!って言うし、温泉に行こうって言っても、温泉じゃなくて遊びたいー!って言うんだ。とにかく遊びたい欲がすごいみたいでさ。一度私とお空で遊び相手になってみたんだけど、なんかこう……今こいし様と遊ぶのに、私たちはあんまり向いてないみたい。こいし様、全然満足してくれなかったし……、前の無邪気なこいし様、どこ行っちゃったんだろう……。前まではもっと可愛かったし、私とお空を遊び相手として大事にしてくれたのに、今はすごくわがまま、どころかちょっと怖い……。」
「……そっか、お燐さんも大変なんですね。」
「ああ、もうどうしたらいいかとか、よくわかんなくってさ。」
お燐さんはどこか寂しそうに笑った。#一人称#は心底同情した。#一人称#も元の世界にいた頃、職場体験があって、小さい子の相手は得意だから、保育園でちょうどイヤイヤ期の、2歳くらいの子たちの担当をした。けれど、本当に大変だし、ノイローゼになるかと思った。お燐さんの気持ち、結構わかる。
「#一人称#、そういう子の相手、得意です!よければ、こいしちゃんの遊び相手になってみたい、かも……!」
お燐さんから話を聞く限り、多分こいしちゃんは2歳とかではなく、まだもうちょっと成熟した、小学生くらいの子だと思った。それならば、まだ2歳の子とかより話もわかるだろうし、前みたいにノイローゼになることなく、もっと上手く相手ができるのではないか?と思った。すると、お燐さんの顔が少し明るくなった。
「本当かい!?じゃあ、お願いしようかな。でも、嫌になったらすぐやめるんだよ。あたい、これから地霊殿に帰るから、一緒に行く?」
「行きます!!」
#一人称#は元気よく返事をして、お燐さんと一緒に地霊殿に向かった。
地底までの道のりは、結構険しかった。地底が行き先なので洞窟の中を通るのだが、お燐さんは慣れた足取りでエスコートしてくれた。しばらくすると、現代ではなかなかお目にかかれないゴシックな建物があった。
「わあ、すっごく綺麗!お燐さん、ここに住んでるんですね。素敵…。」
「近くに温泉もあるから、あとで入っていくといいよ。とりあえず、さとり様と顔合わせてきな。大広間で本を読んでると思うから。ちなみに、事情は話さなくてもさとり様は知ってるから大丈夫だよ。じゃあ、私は仕事に戻るから、またね。」
「はい!」
「事情は話さなくても知ってるから大丈夫」という言葉が多少引っかかったが、早速スリッパに履き替え、大広間を歩いてみる。なんだかサグラダ・ファミリアみたいで、ちょっと薄暗いけど綺麗な内装。すると、奥の方に女の子の姿が見えた。本を読んでいるようで、多分あれがお燐さんの言っていたさとりさんのはず。とりあえず声をかけてみることにした。
「こんにちは!お燐さんに案内してもらって来ました、#名前(フルネーム)#です。よろしくお願いします!」
さとりさんは本から顔を上げた。よく見ると、胸の辺りに目がついた球体が浮かんでいる。その目も飾りじゃないみたいで、自由意志があるかのようにこちらをじっと見てきた。
「……こんにちは。あなたが最近幻想入りした人間ですね。人里でお燐と会って世間話をして、こいしの遊び相手をすることになったのですか、なるほど。……それは助かります、案内しましょうか。」
「えっ!!なんでわかったんですか!?」
「この目で、あなたの心を読んでいるからですよ。……よければ、先にこいしがどんな子かの話もしましょうか?」
「え、はい!お願いします!」
なんだかすごくスムーズに話が進んでいる気がする。まさか事情は話さなくても知ってるって、心を読んでいるという意味とは思わなかった。幻想郷の人たちが能力を持っているのは知っていたけど、本当にいろんな能力があるものだなあ、と思った。
それからさとりさんの隣に座らせてもらい、こいしちゃんの話を聞かせてもらった。元々はこいしちゃんもさとりさんと同じく、あの目(サードアイと言うらしい)で心を読めたけど、その能力のせいでこいしちゃんは嫌われてしまい、自ら目を閉ざしてしまった、ということ。今は人の無意識を操れるようになり、能力は危険だがまあ友好的……だった、ということ。無意識を操るためどこにでも神出鬼没に現れるし、放浪癖があったが、最近は部屋にほとんど篭りっきり、ということ。聞けば聞くほどこいしちゃんが可哀想で、涙が出そうになった。おしゃべりが大好きだったのに嫌われてしまうなんて、不憫すぎる。
「……と、今のこいしのイヤイヤ期は一時的なもの…だと信じていますが、あなたが遊び相手になってくれれば、少しは軽減されると思います。私たちも遊び相手になろうと頑張ってはみたのですが、やっぱり物足りないみたいで……、おそらく、絵本を読ませてあげたりするのがいいと思いますよ。」
「えーっと、読んであげるんじゃなくて、読ませてあげるんですか?」
「ええ、珍しいと思いますが、こいしは絵本を読む方が好きみたいです。こいしの部屋はあっちにありますので。……ご無理なさらず。」
「わかりました、それじゃ行ってきます!」
そうして#一人称#は、こいしちゃんの部屋に向かった。
扉を3回ノックをして、声をかけてみる。
「こいしちゃーん!#一人称##名前#って言います!お燐さんたちに頼まれて遊び相手になりに来ました!」
応答はない。だが想定内だ。根気強くノックしてみる。
「一緒に遊びませんかー!!!」
「こいしちゃーん!!!!!」
「寝てるのカナー!?!?!?!?」
多分さとりさんちょっと引いてるだろうな。なんて思っていたその刹那。
「うるさいよっ!!!!!!」
扉の向こう側から大きくて高い声が聞こえてきた。おそらくこいしちゃんの声だ。やっぱり、しつこかったかな。無理して遊ばせようなんて逆効果だよね。さとりさんにもご迷惑かけたなあ。とか急激に心の中で反省していると、扉の向こう側から今度は足音が聞こえてきた。ギィ、と扉が開く重々しい音が聞こえて、大体身長135cmほどの小柄な女の子が出てきた。
こいしちゃんだ。扉の前に立って呆然としている#一人称#を見上げて、あからさまに嫌そうな顔をした。えっ、流石に傷つく。悲しい。
「お姉ちゃん、これ誰なの?人間?」
さとりさんはこいしちゃんの方に駆け寄って、こいしちゃんの背中を撫でながら話した。
「そうよ、新しく幻想入りした#名前(フルネーム)#さんです。こいし、ご挨拶を」
「嫌!!!これうるさいし、嫌い!!!」
もはや「こいつ」ではなく「これ」呼ばわりだ。そんなに拒絶されてるんだ#一人称#。
「こいし、せっかく来てくださったのに失礼よ…?#名前#さんは、あなたの遊び相手になりに、わざわざ人里から足を運んでくれたのです。」
「…………。」
こいしちゃんは俯いて沈黙した。そりゃあ急に見ず知らずの人と遊ぶなんて無理があるよね。
「ごめんね、こいしちゃんが嫌だったらいいんだ!さとりさんも、ご迷惑をおかけしまし」
「遊んで」
こいしちゃんはただ一言、遮るようにぽつりと。「遊んで」と言った。
そんなこんなでなんとか、お部屋に入らせてもらった。こいしちゃんのお部屋は年相応の子供部屋という感じだが、おままごとの道具とかぬいぐるみとか、少し幼なげなものも目立つ。こいしちゃんは本棚を見ていた。読む本を選んでいるのだろうか。
「えっと、本を読むのが好きなんだよね?よければ#一人称#に聞かせてよ!ほら、これとか……シンデレラ!」
こいしちゃんの好みがわからないゆえ適当だが、とりあえずシンデレラを提案!
「………シンデレラ、好き。」
よかったー、好感触!
本を開くとこいしちゃんはやおら声を出して読み上げ始めた。
*「むかしむかし、西洋の国のおおきなお城に、意地悪なお妃様とお姉様と暮らすシンデレラがいました。」*
*「お妃様とお姉様にいつも掃除を押し付けられ、シンデレラは毎日ゆううつでした。」*
「うんうん、上手だよ!」
*「………だから、だから、シンデレラは、お妃様とお姉様を殺すことにしました。」*
「うん………うん???」
あれ、こいしちゃんって童話にアレンジ入れるタイプの子なの??にしてもアレンジが怖すぎるよ。
*「ある日シンデレラは、お妃様にデザートにりんごをカットするよう頼まれたので、果物ナイフに毒を塗って、お妃様を毒殺することにしました。」*
雲行きが怪しすぎる。これって、こいしちゃんオリジナルのアドリブなのかな。だとしたらちょっとすごくないか。
*「お妃様は毒りんごを食べると、苦しみながら、死に絶えました。」*
死に絶えるなんて動詞使わないで、怖すぎるよ。てか毒りんごって、なんか白雪姫と混じってない??
*「次に……………次に、いちばんに憎かったお姉様たちに取り掛かりました。」*
「こいしちゃんもうやめよう!?!?シンデレラはそんな話じゃないよ!!!!ほら、おままごととかどうかな!?#一人称#が犬役やるから!!!」
「……………。わかった」
するとこいしちゃんは本をパタンと閉じ、大きな箱を持ってきた。中には食材などを模したたくさんのプラスチックのおもちゃ。多分おままごとの道具だ。
「……嫌がられるって、なんとなくわかってた。お姉ちゃんにもお燐たちにも、こいしちゃんのシンデレラ嫌がられたもん。」
「そっか……怖かったけど、でもとっても面白かった!続きが気になる感じだったよ!……じゃあ、おままごとでもやろっか!」
「………うん…!」
こいしちゃんは、やっと顔を上げて目を合わせてくれた。ちょっとだけ心を開いてくれたのかも!?
「こいしちゃんがママ役ね?で…#呼び名#がパパ役。」
やっと名前を呼んでくれた、いい兆し!
「オッケーわかった!じゃあ#一人称#が仕事から帰ってきた感じにしよっか!」
「…うん!」
こいしちゃんはふにゃっとした笑顔を見せてくれた。可愛いなー!
「ただいまーこいし!いやあー、疲れた!今日のご飯はなに?」
「おかえりあなた、今日はハンバーグだよ!もうすぐできるから、手洗って着替えて待ってて!」
「やったー!はーい!」
なんか、おままごとにしてはちょっとリアルだな??まあきっと、こいしちゃんも何度もやってて慣れてるのかな。
しばらくするとこいしちゃんは、お皿にハンバーグ、のおもちゃを乗せてやってきた。小さな机にはランチョンマットも敷いてある。
「美味しそう!いただきまーす!」
「今日のはこいしちゃんの自信作だよ!おかわりもあるからいっぱい食べてね!」
そしてそのハンバーグを食べる……ふりをしてみた。
「うーん、おいしい!えへへ、やっぱりこいしは料理上手だなー。」
「うふふ、嬉しいなあ。」
こいしちゃんもかなり乗り気かも!?さっきとは全然違う。
「おいしかったよ!ご馳走様!」
「ありがと、じゃあ片付けるね。」
こいしちゃんはお皿を片付けた。そして小さな机は何もなくなって、二人で見つめ合う感じになった。…あれ、ちょっと気まずい?
「……あなた、あのね?」
こいしちゃんはさっきとは違う、真剣なトーンで言った。
「…うん、どうした?」
「さっきのハンバーグね、お薬入れたんだ。」
「え??」
待って、またさっきと同じ感じの展開??こいしちゃん、病んでるの??
「…どんなお薬かっていうとね?…………#呼び名#が動けなくなるお薬だよ。」
「……………えぇ??」
これはおままごとの演出……だよね??今のところ身体はちゃんと動かせるし、そもそもハンバーグはただのプラスチックのおもちゃだし、#一人称#が服薬する羽目になる道理はない。
「びっくりしたよね?怖いよね?……こいしちゃん、#呼び名#のこと、ちゃんとお世話してあげるよ?動けなくなっても、こいしちゃんがご飯あげるし、お水あげるし、子守唄もやるし、……ね?動けなくなっても……いいでしょ?こいしちゃんが全部やってあげるんだから。それに、こうしたら#呼び名#が他の子と話したりもしなくなるし………うん!じゃあ、ベッド運んであげるね!あ、大丈夫だよ!お薬効いてきてもお喋りや呼吸はちゃんとできるから!…手足は動かせなくなるけど!で、私は床で寝るから!!安心して!!」
……え、ほんとにおままごとの演出だよね??でも「あなた」呼びから「#呼び名#」呼びに変わってるし、本気なの??
「……………うん、わかった、よ。お世話してくれるなら、いい……よ。」
「よかった!じゃあ抱っこするね………」
こいしちゃんは#一人称#の体に抱きついて持ち上げようとする。でもこいしちゃんほど小さいんじゃ、#一人称#のこと持ち上げるなんて無茶だし……。
「んんっ………#呼び名#、重い!!」
やっぱり。結構力んでるけど持ち上げられないらしい。
「えっと、えっとね#呼び名#??お薬きくまでまだ時間あるから、ベッドまで歩ける??」
「…あ、はい。」
あ、設定を付け足してきた。なるほどね。いや感心してる場合じゃない!!とりあえずさとりさんもしばらくすれば#一人称#が帰るように誘導してくれるだろうし、まあ今はとりあえずおままごとに付き合ってあげよう………かな?
とりあえずスリッパを脱いで、ベッドに仰向けに寝てみた。ベッドは扉のすぐ近くにあって、扉を開けると死角になるような場所にあった。こいしちゃんがいつも寝てるベッドだろうから結構小さいけど、我慢するしかない。
「うん、#呼び名#はいい子ですねー。じゃあ今日は寝るだけだから、ねっ?おやすみなさい。」
「う、うん……おやすみ……」
あれ、この設定だと#一人称#お風呂入れないの??仕事帰りで汗かいてるのにお風呂入らせてもらえないんだ……。
しばらくして。#一人称#は疲れからか寝てしまったらしい。なんだか、よくない夢を見た気がする。横を見るとやっぱりこいしちゃんがいる。ちょっと驚いたけど、#一人称#の寝顔を至近距離で見てたみたい。
「あれ、起きちゃったの?もう、しょうがないなあー。こいしちゃんが子守唄してあげよっか?」
「う………ん……。」
すると、コンコンとドアをノックする音が聞こえた。扉が開き、出てきたのはさとりさんだった。
「……こいし、何をやっているの。#名前#さんはどこに?」
「……帰った!」
と、こいしちゃんは元気よく言った。あれ、#一人称#帰ったことにされてる??
「#呼び名#、帰っちゃったよ!こいしちゃん嫌われたんだと思う!!」
「………あら、そう。わかりました。……お燐に伝えておきます。」
「はーいお姉ちゃん!」
さとりさんはゆっくりドアを閉めた。思い出した、このドアからだとちょうどベッドが隠れて、さとりさんからこのベッド、つまり#一人称#は死角になっているんだ。……でも、このままずっとベッドにいるわけにもいかない。ベッドから出よう。薬なんておままごとだけの話だからちゃんと動ける。とりあえず起きあがろう。と思った時。
やっぱり起き上がれない。心では起き上がりたいと思っているのに。
……あれ?……違う。
…………起き上がりたくない。#一人称#はなんでこのベッドから抜け出そうなんて考えているの?食事はこいしちゃんが用意してくれるからいいじゃない。きっとさとりさんやお燐さんにも気づかれない。居座らせてもらっている博麗神社や、霊夢さんたちには迷惑だけど………
あれ、博麗神社?博麗神社ってなんだっけ?……はくれい?…変な名前の神社だなあ。それに霊夢さんって誰だっけ?…あれ、#一人称#さっきまで何を考えていたっけ??さとりさん?お燐さん??……#一人称#、そんな人知らない。
#一人称# hは生ま rえ た時からこのべっ ドに居いて, う動けな いまmまこ いしちゃんにお世 わ話され手いて .
これかrらも ,ずzっとい一緒だ し、, 同 じよ うnに過すごだ けk. . 。
EOF
タイトルの意味なんですけど、意識/無意識を表すときに、氷山が水面より上にあるか水面下にあるかみたいな表現使われることが多いので(ネゴシエーション・アイスバーグとかいうやつ)、それのオマージュでもあります。後単純に意識が氷みたいに溶ける、みたいな。
終わり方に悩みに悩んだ結果これなんですが、こいしちゃんが主人公の無意識を操って主人公をも狂わせた、みたいな感じです。あとEOFはプログラミングのやつです。気になったら調べてみて。
霊夢が優しすぎるだろうっていう意見もあると思いますが、最近の霊夢は瑞霊とかとも和解できたり、紅魔郷とか旧作とかの霊夢に比べたらだいぶ丸くなったと思うので多分これが正解だと思います。しらんけど。
シンデレラはうろ覚え!!!!!!!!