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どろどろぐちゃぐちゃvomit
食事中に絶対見ないでください。
特に白米を食べてる時は要注意です。
食べたものを戻す可能性があります。
私が食事中にその展開を思いついて戻しそうになったので…
題名の私は作中の「私」であり可塑を指した私では有りません。作者の現実とは一切関係ありません。
そして「船越永麗」という人物も現実とは一切関係ありません。
《船越永麗ちゃんの日記より》
今日から日記を書こうと思います。
学校であったことをいっぱい書こうと思います。
つらいこともあるけど、書いたらわすれることができるとおもうからです。
まいにち書けたら書きたいけどつかれちゃってだめかもしれません。
今日はもう書くことがないのでこれで終わりにします。おやすみなさい。
11月20日月☀
永りの毎日をしょう介しようと思います。
学校ではじゅ業をうけます。永りは国語と社会が大とく意です。
だから国語と社会のじゅ業のときは楽しいです。わくわくします。
でも、算数はきらいです。べん強しても点数が取れないからです。
だから算数のじゅ業はいつもねむたくなってしまいます。
ママが、せいせきのためにもじゅ業はちゃんとうけなきゃだめよとゆっていたのでちゃんと受けています。今日はここまで。おやすみなさい。
11月21日☁
今日は、ちょっぴりつらいことがありました。
学校で、おきました。
永りがきゅう食をたべているときに、おなかを由大くんになぐられました。
なぐられたのがけっこう強かったので、食べたものをごはんのぎんパックの中に出してしまいました。
はなにツンとくるすっぱいレモンのようなにおいがしました。
由大くんやしょうまくんは永りのことをきたない、きもい、くさいとゆいました。
はずかしかったです。びっくりしたのは「きたないもの食ってしょ分しろよ」とゆわれました。
ごはんのパックに出しちゃったものをたべないといけないのかな。
いやだなぁと思いました。くさいし、どろどろぐちゃぐちゃしてて気もちがわるかったからです。
「早くしろよ。」しょうまくんがせかしてきたので、永りは食べることにしました。
どろどろぐちゃぐちゃが目に入らないように目をつむって食べました。
すっぱい苦い味がしました。そのあと永りは保健室に行って休んでしまいした。
このこと、ママには言えません。
先生にも言いません。はいちゃったことはずかしいのもあるし、由大くんがおこられちゃうので。
ママがやさしい子でいなさいとゆっていたので、これがやさしい子がすることなのだと思います。
いいことをしたから今日の夕ごはんは永りの大すきなからあげでした。とても美味しかったです。
もうあのどろどろぐちゃぐちゃは食べたくありません。おやすみなさい。
11月22日☀
今日は由大くんに「ゲロ女」とゆわれてはずかしかったです。先生にはバレませんように。
放かご、みんなで遊びました。教しつ開放日だったので教しつでみんなで遊びました。
永りと里れいちゃんが由大くんとしょうまくんに別の部屋に呼ばれました。みんなはこれに気づいてないみたい。私たちはいすにしばられました。にげようと思ったけど足がすくんで動けなかったし里れいちゃんを置いて永りだけにげるのは最低だと思ったからです。ママがやさしい子でいなさいとゆっていたから、これもやさしい子がすることだと思います。
まず里れいちゃんのくびをつかんで思いっきり由大くんがにぎりました。
里れいちゃんは白目をむきだしにして、よだれをたらしてすごく苦しそうでした。
永りはやめて!やるなら永りにして!とゆおうとしましたが永りも口に細くなったぬのをかませられていたので口が動かずゆえませんでした。永りは悪い子です。ママのゆうやさしい子じゃない。おこられるからママにはゆえません。里れいちゃんがしんじゃう!そのしゅん間に由大くんはくびから手をはなしました。「次はお前だ」とゆわれました。永りは里れいちゃんみたいにくびをしめられるのではなく頭からすぽっとスーパー横溝のふくろをかぶせられました。里れいちゃんはひどくせきこんでいて本当に苦しそうでした。最初の内はなんともなかったけどだんだんと苦しくなってきました。
息ができない。永りも里れいちゃんみたいに白目をむきだしてしまったと思います。つらいつらい。
しぬしゅん間に由大くんがスーパー横溝のふくろを取りました。すごく頭がいたかったです。
あの2人がいなくなったあと、里れいちゃんは「ぜっ対に先生にはゆわないで。」とゆいました。でも永りは正直にゆったほうがいいとゆったのですが、もっとひどくなるだけだから2人だけのひみつにしよう、とゆわれたのでそうすることにしました。そのせいでかえるのが遅くなってママにおこられちゃったけど息をすえるだけマシだ、と思いました。本当に苦しかった。おやすみなさい。
11月23日☁
今日はきゅう食の時間にいやなことがありました。先生はいませんでした。よかったです。
由大くんがきゅう食おかずをこぼしてしまいました。自分で始まつしたくなかったらしく、永りが代わりに片付けろとゆわれました。本当はいやだったけど、ママがゆってたやさしい子になりたいしきゅう食も食べ終わっていたのでいいよとゆいました。みんなで使う用のティッシュを1まいとってこぼしたおかずをひろおうとしました。だけど由大くんが食べろとゆってきました。
最初、食べろの意味がわかんなくて由大くんに聞いちゃいました。そうしたら手を使わずに食べろとゆわれました。ゆかにおちたものを食べるのもいやなのに手を使わずになんて無理です。由大くんはさらにゆかに舌をつけてなめるように食べればいいじゃないかとゆいました。
もうトラウマになりそうでした。ここで逆らったらどうなるだろうと思ってしまいました。わるい子です。永りがもし食べなければきっとどろどろぐちゃぐちゃを食べさせられるか里れいちゃんが永りの代わりに食べろとゆわれるんだと思います。それだったらほんとうに永りががんばります。
泣きながらゆっくりゆかに顔を近づけてなめながらおかずを食べました。家族みんなで大そうじしたときのにおいがしました。永りにとっては不快でした。食べてるときにそれを想ぞうしちゃってまたはいてしまいました。永りはしまったと思いました。どろどろぐちゃぐちゃを食べさせられます。
今度はあやまりました。ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…
由大くんは「きったね。あのときみたいにさっさと食えよ。」みんなは永りと由大くんの行動に気づいていないようです。それもそのはず。教しつのすみでコソコソやってたのだから。
どろどろぐちゃぐちゃを永りは食べました。それがのどに通るたびにのどがしみてつらかったです。
苦くてすっぱいいやな味。永りはもう学校に行きたくありません。でも担任の先生に心ぱいとめいわくはかけたくないので(あとママにも)がんばって行きます。でもつらいなぁ…明日が来ないでほしいなぁ。おやすみなさい。
11月24日☀
永りの知らないところで里れいちゃんもいじめられていました。永りとはちがって里れいちゃんは殴られたりけられたり。そのせいで里れいちゃんの白いはだにはくっきりと赤むらさき色のあざができていました。いたそうでした。「永りちゃんはなにされたの。」里れいちゃんがこうゆうのでどろどろぐちゃぐちゃを食べたりゆかに落ちたおかずを食べたりしたよ。とゆったら里れいちゃんはうずくまってその場にはいちゃいました。体がかっ手に動いてゆかにひざをつけて食べようとしていました。由大くんにはそうしないとおこられてきたからだと思います。「永りちゃん!なにしてるの!こんなの食べちゃダメだよ!私は由大みたいに食べろなんてゆわないよ!」里れいちゃんはとってもやさしい子です。永りとはちがいます。ママもこういう子を育てたかったんだろうなぁ…一人でかっ手に辛くなってたら里れいちゃんが一しょにしのうとゆってきました。永りはまだ子どもだから天国とかよくわかりません。しぬってどうゆうこと?しんでどうするの?やさしいやさしい里れいちゃんをしつ問ぜめしてしまいました。それでも一つ一つていねいに説明してくれました。永りにも分かるように。
どうやらしぬとゆうことはいやなことが全部かい決されることらしいです。天国に行けたらあのどろどろぐちゃぐちゃをもう食べなくてもいいし、ゆかをなめたりしなくてもいいそうです。由大くんみたいな子はいないそうです。里れいちゃんみたいな子がいるといいな。そこはこっちの世界でつかれはてちゃった子がいくそうです。私はつかれたを通りこしてつらい・苦しいがかってます。明日、里れいちゃんと一しょにしぬことにしました。明日が楽しみです。おやすみなさい。
二人で一しょなら怖くない。
11月25日☀
ママにはお友だちと遊んでくるとゆってきました。本当はいっぱいありがとうとごめんなさいをゆいたかったけどそれをゆったら遊びにゆけないのでお手紙を引き出しの中に入れておきました。気づいてくれると良いな。
この世界で生きるのは今日が最後になってしまうと里れいちゃんにゆわれたので、そでのところがレースになってる白のワンピースを来てきました。一ばんのお気に入りのお洋服です。ママが永りのたん生日にかってくれました。ピンクのリボンのカチューシャもつけてきました。これは里れいちゃんに前もらったものです。里れいちゃんと色違いです。白のワンピースによくあいます。里れいちゃんちについてインターホンをならしました。そうしたら永りのワンピースと同じようなデザインの黒のワンピースを来ていました。頭には永りと色違いのカチューシャをつけていました。
「なんだかふた子みたいだね。」そうゆって二人で笑いました。自ぜんに笑えたのはいつぶりだろう。
この日記は今、天国にゆける場所から書いています。里れいちゃんも一しょに書いています。風で飛ばされないように大きい石で止めておくつもりです。里れいちゃんのも一緒に。あのフェンスをとびこえて数秒したら天国へゆけるそうです。わくわくします。里れいちゃんと手をつないであのフェンスをとびこえます。この日記はたぶん今日で終わりです。寂しいけど天国で楽しい思いをしてくるからがまんできます。担任のかっこいい宮ざきせんせいも大すきでした。これはこいとゆうらしいです。なんだかてれくさいな。でも一ばんすきなのはママです。ママもつらくなったらこっちに来て一しょにくらそうね。里れいちゃんともなかよくしてね。今はつらくなんかないよ。苦しくもないよ。どろどろぐちゃぐちゃを食べなくていいんだもん。むしろ楽しみにしてる。だから永りのことは心配しないでね。
いつまでもわるい子でごめんなさい。