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誰も知らないよ1
ネガティブで病み系なので苦手な方はGo back.
体験してなきゃわからないよごめん
ー彼女は、夢咲はな
そこで彼女は泣いていたー
夢咲はな。それは悲しい少女だ。5年生の頃から心狂わせた6年生の少女。2年前までごく普通の頭いい少女だったのに。
「うっ!苦しいっ…ハァ…、ハァ、ハァ。」
彼女はよく悪い妄想が募って|息詰まる《生き詰まる》。
(どうして…?無理しないでとか言わないでよ…)
彼女はよくそう思っていた。でも過保護だが優しい母親に何度もそう言われ、英検の終了とともに休息を取ることにした。
そのことがまた、彼女を狂わせた。
(ねぇ…なんで!?無理しないってそういうことじゃないのに。ピアノも勉強もなんもせずネットに駆け込むって意味じゃない。はぁ…私は無理するかこうするかしかできない馬鹿な娘だよ全く)
学校もうるさく彼女にとっては大変な場所である。
人に読まれないように頑張っているつもりだが…、学校では余計に狂ってしまう。
自分もうるさくしてしまうのだ。
(無表情…できてる、かな?)
6年生になってからは、目立たないようにしていた。
でも目立ってしまう。
(絶対私って目障りじゃん…)
自意識過剰も治らない。日常が怖くなってしまってからでは、もう遅い。
彼女はそれを知ったのだった。
今回は、はなの説明でした。
2話からはちゃんと時間も進行していきます。