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何の任務かわかってる?
ウイスキートリオの話。
「あなたたち・・・何の任務かわかってる?」ベルモットが言った。「ええ。僕たち三人で相手に気づかれないように追いかけて、隙あらば潰す。ですよね?」バーボンはいつもの調子でいった。「バッチリ、だけど・・・」ラズベリーは何やら困り顔だ。「目立つよ?どう考えても、、、」「!?」ラズベリーがバッサリいうと、三人はとても驚いた。「・・・ラズベリーの言う通り。明らかに、町にいたら目立つわ。」「・・・。」ベルモットの追い打ちを受けて、スコッチは若干ショックなようだ。「具体的に、どこがダメなんだ?」ライが聞いた。「まず、バーボンはどれだけ帽子で隠しても、申し訳ないけど金髪とかいろいろ目立つ。ライは髪が長いうえ、サングラスに黒い服で目立つ。スコッチはフードで隠すだけじゃ優しいお兄さん、って感じで目立つ。ただでさえ個人個人目立つのに、集まったら速攻ばれるよ。」ラズベリーが具体的にいう。「僕そんな隠せてませんか?」「俺は理不尽だな。」「オレフードで隠すだけじゃダメなの!?」言われた順に三人が言い返す。「やっぱ、ラズベリーだけにしようかしら?」ベルモットが提案した。「いや、むしろ目立つのを利用して、僕と三人で行って、そっちに目立ってもらい、気を引きながら僕が追いかければいいんじゃない?」ラズベリーが修正案をだす。「そうね、、、それでいいんじゃない?文句ある?」ベルモットは後半は三人を見ながら言う。「ないですね」「ないな」「いいよ!」三人が個々で返事する。「じゃあそれで決まり!いってらっしゃい!」ベルモットが言うと、四人は走っていった。
この後、段取り通りに進んだらしいです。
いやーウイスキートリオ圧倒的に目立つと思って書いてみました。読んでくださりありがとうございました!