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❤️ お見通し
なんか最近長くなっちゃうんだよね 。
切るとこもわかんなくなってきた 笑
「 ぃ 、 ッたぁ … 泣 」
遡ること少し前 。
宮舘『 ごめんね 、 仕事が長引きそうで少し遅くなります 』
涼太くんのメッセージに頷いているウサギのスタンプを送る 。
せっかくだし 、 私がご飯を作ろうと思い立つ 。
久しぶりだし 、 涼太くんを驚かせよう! なんて張り切ってみたはいいものの 。
しばらく作ってないしそもそも器用な方でもないわたし 。
なんなら料理だって得意なわけじゃない 。
迷いに迷って唐揚げを作り始めたんだけど …
「 ぁつ 、 」
「 ぃ 、 ッたぁ … 泣 」
案の定油がはねちゃって私の手を直撃 。
慌てて水で冷やしたけれど時すでに遅し 、 というやつである 。
ヤケドのあとが手にくっきりと残ってしまった 。
手だから長袖で隠すとかも無理だしなぁ … 。
とりあえずパジャマの裾を頑張って伸ばして萌え袖で乗り切ろう 。
左手だし 、 多分バレない … はず 。
涼太くんは心配しすぎなくらい心配してくれるからなぁ 。
私は急いでご飯を仕上げて 、 お風呂に入った 。
宮舘「 あかり 、 ただいま 」
「 涼太くんおかえり ! 」
パジャマで萌え袖をして 、 玄関に小走りで向かう 。
バレてなさそうで一安心 。
宮舘「 あれ 、 なんかいい匂いする 」
「 私がご飯作ったの ! 」
宮舘「 ん 、 そっちもだけどお風呂上がりのあかりもいい匂いする 」
宮舘「 どっちも食べたい 」
涼太くんはそう微笑むと私の首筋に顔を埋める 。
「 ん 、 … 」
宮舘「 ふふ 、 かわいい 」
宮舘「 早く食べたいな 、 手洗っちゃうね 」
「 う 、 うん 」
宮舘「 あかりはちょっとお預けね 」
「 き 、 期待してないし 、 ! 」
宮舘「 ほんとに ? 耳まで真っ赤だけど 」
「 早く手洗ってきて 、 ! 」
宮舘「 んふ 、 はぁい 」
宮舘「 いただきます 」
宮舘「 ん ! 」
「 どぉ ? 」
宮舘「 とってもおいひぃよ 」
なんて 、 ほっぺにたくさんご飯を詰めている涼太くん 。
わんぱくで 、 リスみたいでかわいくて 。
ヤケドはしたけどこんなにかわいい涼太くんが見れたならいっか 、 と思ってしまう 。
宮舘「 ご馳走さま 」
宮舘「 お風呂入ってくるね 」
「 うん ! 」
涼太くんがお風呂に入ってから 、 Youtubeで愛しい彼の動画を再生する 。
少しして 、 お風呂を出た音がした 。
しばらくして 、 上に何も着ていない涼太くんが私の肩にあごをのせる 。
こうやって甘えてくるのも珍しくて 、 ついにやけてしまう 。
「 んゎ 、 涼太くん 」
宮舘「 … ね 、 俺には隠し事禁止だよ ? 」
「 … へ ? 」
涼太くんはそう囁いて服を脱がせてきた 。
「 ひゃ 、 !? 」
慌てて左手を隠すと 。
宮舘「 やっぱりね 」
宮舘「 普通隠すの違うところだと思うんだけど ? 笑 」
そう笑いながら指摘する涼太くん 。
「 … な 、 なにもないよ ? 」
宮舘「 あーかーり 、 手ぇ見せて 」
「 … 」
宮舘「 あかり 」
そうまっすぐ 、 困り眉で見つめられたら叶わない 。
そうっと隠していた手をどかす 。
宮舘「 ヤケド ? 」
「 うん … 」
宮舘「 油はねちゃったの ? 」
「 うん 」
宮舘「 もう痛くない ? 」
「 痛くないよ 」
宮舘「 本当に ? 」
「 ほんとだよ 」
宮舘「 ん 、 わかった 」
「 なんでわかったの ? 」
宮舘「 姫のことを愛してるから 」
宮舘「 なんてね 笑 」
宮舘「 なんか 、 ご飯の用意の時不自然だったから 」
「 えぇ 、 うまく隠せたと思ったのに 」
宮舘「 ていうか 、 いつもしないのに萌え袖なんてかわいいことしてたらすぐわかるよ 笑 」
涼太くんはそう言ってヤケドの部分にちゅっとリップ音を立ててキスを落とした 。
「 、 ! 」
宮舘「 ん 、 ごめんねあかり 」
そう囁いた涼太くんはいきなり私の鎖骨に優しく噛みついてきた 。
「 ぇ 、 ちょ 、 っ 」
宮舘「 ごめんね 、 脱がせた俺が悪いんだけど 」
宮舘「 あかりがかわいくて 、 つい 」
「 … っぅ 、 … 」
最後に鎖骨を強く吸って 、 満足したのか顔を離した涼太くん 。
宮舘「 ん 、 キレイについた 」
そう言われて見ると 、 鎖骨には真っ赤なキスマーク 。
噛み跡も薄くついている 。
宮舘「 キスしていい ? 」
こくりと頷くと 、 涼太くんは優しくキスをしながら私を押し倒した 。
これはお風呂 → ご飯で書いてるけど 。
私の家ご飯 → お風呂なんだよね 。
好きな人いるけど夢小説書いてる私っておかしいのかな (
でも好きな人は宮舘サンみたいな優しさないし (
別に優しくないわけじゃないけど (