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3話 レベル上げは戦い以外で
前回までのあらすじ
異世界転移して魔物を簡単に手なずけることができるスキル“ペットスキル”をもらった萌花。
ツノラビットをペットにし、アローと名付けベットに入り寝た。
やっと3話です!よくネタ尽きなかったなぁ(笑)
これからも頑張ります(=^・^=)
ピピピピピピピ・・・
ピピピピピピピ・・・
「目覚ましかけてないのに・・・なんd・・・えっ!?!?なんで鳴ってんの!?」
夜にかけたわけでもない目覚ましが鳴っている。
でも、目覚ましは見当たらない。
そうこうしているうちに鳴りやんだ。
「なんなんだよ一体!!あ、アロー起きちゃった?ごめごめ」
アローがぷるぷる震えている。
ちょっと宿の人に何が起きたか聞いてみよう。
「すみません、目覚ましかけましたか?」
「あ、すみません。それ、この辺で放し飼いにしている魔物です。安心してください、人に危害は加えませんから。それに、ツノラビットやスライムなどの魔物を食べるんで、宿では代替放たれてますね。」
宿の人は、冷静に美しく答える。
「あ、ごめんなさい。アタシのペット、ツノラビットなんです。アタシの言うことをよく聞くので暴れたりとかはしません。」
「そうでしたか。魔物に知らせておきますね。」
そういい、宿の受付の人が外に出ていった。
てかピピピって泣く鳥が兎食べるとか。小鳥みたいなやつは果実でも食ってろ。
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「そろそろレベル上げしないかアロー。レベル上がったら強い魔物狩れてアイテムボックスにしまって、解体してもらって素材買い取ってもらえば、お金ザックザクだよ!そしたらエサも高いの買えるし」
『じゃあレベル上げします。ご主人様。』
そのご主人様呼びやめてほしい。ペットは家族なんだから。アローは妹。もか姉ちゃんって呼んでほしい。
それにご主人様呼びはアローの姿に合ってない。「ねーちゃん」って呼んでる感じ。
『・・・もか姉ちゃん!レベル上げてお金稼いできて!』
「アロー!!!めちゃかわいい!!!」
そして、シスコンになりそうな姉と種族の違う妹は冒険者ギルドに向かった。
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--- 冒険者ギルドにて ---
『(念話)アロー、戦いたくないから、植物採取に行ってくるね』
『(念話)もか姉ちゃん、戦いたくないってのは僕が弱いから?』
『(念話)違う違う。アタシ自身、戦争とかは好きじゃないの。自分が負けたら悔しいし相手が負けたら罪悪感。いいことないんだよな。』
というか、アローの一人称が僕なんだけど。ボクっ子すきなのバレたのかな。
そういえばモヌルスきゅん元気かなぁ?仕事頑張ってるかなぁ?キモいやつに絡まれたりしてないかなぁ?
『(念話)僕が男の娘じゃないばかりに・・・』
心を読んだのか、アローが哀しい目でこっちを見てくる。やめて。そんな目で見ないで。
「アローはアローでいいんだよ。そんなことより依頼依頼~」
慌てて話を逸らす。ごめん。アタシがこんなに気持ち悪いショタロリコンで。
で、肝心の依頼は・・・お、キノコ採取あんじゃん。
場所は・・・ナイタルノース山脈か。魔物も少ないって書いてあるし安全そうだな。まあアイアンランクだし。簡単なものばっかりだよね。
ためしにゴールドランクの依頼を見てくる。
「ジャイアントゾンビ討伐」「ビックライトクラーケン討伐」「ヒンディナイタルダンジョン走破」・・・
え、やばくね?
さすがゴールドランク。聞いたことない魔物の名前がザックザクです。
でもアタシは今から依頼を受けて、報酬の金とスキルアップポーションザックザクだよ♪
「アロー、いくよ。」「キュウ!」
鳴き声かわぁ・・・
なんか倒れそうになったが、今後の報酬を考えたら1秒でも無駄にできないのでなんとかなった。
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--- ナイタルノース山脈にて ---
アローが寒そうに震えている。
「はい。店で買ってきたでっかいバック。こん中に毛布入れてあるからあったかいよ。」
アローは「キュウウ・・・」と鳴いてバックに入る。入ったら暖かそうに寝た。
「きゃわいいいいいい(起こさないよう超小声)」
ぶっ倒れた。
10分くらいたったと思う。やっと意識を取り戻した。
「あ、キノコ採らなきゃ!!」
20分後
「とり終わった!!!」
凍死しないようにさっさと山を駆け下りた。
駆け下りているときにアローが楽しそうにするので、凍死より先に尊死しないか少し不安だった。
うちの子が一番きゃわいい。
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--- 冒険者ギルドにて ---
「依頼達成ハァハァ・・・しましハァハァ・・・たハァハァ・・・!」
息切れがつらい。受付も心配している。
「なるほど、たしかにノースマッシュですね。では報酬です。お受け取りください。」
やったぁぁ!!初めての依頼達成っす!
「では最後に、ギルドカードをお見せください。」
ギルドカードを提示する。
なんか、成功回数と失敗回数を記録するらしい。
成功回数や失敗回数などは実力にかかわってくるので大事らしい。
「はい、ありがとうございました」
「ありがとうございました~。」
なんか疲れた~。でも、ポーションが手に入った!
でもポーションとかよくわかんないんで、宿に帰って寝たらにしまーす。
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宿に帰ってきた。
ベットにアローを寝かせると、アローがすごい勢いで寝た。
アローもつかれたんだな。
そして最後に、いらん言葉を付け足す。
「おやすみ、我が妹。」
最後まで読んでいただき本当にうれしいです。
やっと3話いきました!そして間が空きました。
内容1つしかないのに無駄に話が長い。でも断捨離できない。
これじゃファンとか全然作れないね。ファン出来たら将来の夢小説家とかも考えたけど。
では4話でお会いしましょう( •̀ ω •́ )✧いつになるか知らんけど。
そういえば今日は推しの誕生日じゃん!最強!!
追記
しばらくこのシリーズ休むと思います