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パン屋のにおいに誘われて🥖
ねこにゃんにゃん
もし書き間違え(打ち間違え)をしていたらごめんなさい。
あー暇だなーと思いながら私、「村上小春」はパン屋のレジで親友の由奈とレジで二人立っている。 この店、ノスティモは先月オープンしたばかりの新店で私と由奈の二人で経営している。私がこの店を経営できるまで約5年間もかかったんだなぁーと思いながら、あの5年間のことを思い出す。
最初は大変だった。私がバイトをしていた、ベーカリーまんぷく😊には、イートインスペースがありとても人気だったのだが私がお客様に向けてコーヒーをこぼして怒られてしまったり、パンをこんがり焼くはずが焦がしてしまったりと失敗の連続で店長によく怒られた。だが今となってはいい思い出だ。
そして由奈には、まんぷく😊のバイトで知り合った。由奈は私より先にバイトをしていたからパン作りにとても慣れていていろいろと教えてもらったり、仕事中におしゃべりしすぎて先輩や店長に怒られたこともたくさんあった。そうこうしていくうちにどんどん仲良くなり、今では一緒にノスティモを経営まですることができている。由奈には本当に感謝するべきだ。私は照れくさくてよくよく考えたら由奈に一度もお礼を言っていない。ちゃんんといわなきゃな。
そしてもう少しでお店(今でいうノスティモ)をオープンできるというとき、私に最悪の事態が起こった。私はある日朝起きると体がだるく、バイトを休んで病院へ行くことにした。病院で検査を受けた結果、新型コロナウイルスだった。わたしはそのとき、「まだオープンまで二週間もあるんだから大丈夫。」と思い込んでしまっていた。5日間後、私はバイトに行くために朝の支度をしていた。5日間も午前10時頃まで寝ていたせいか、朝起きると出勤寸前のところまで時間が進んでしまっていた。だから朝ご飯を食べなかった。
まんぷく😊では、新作を発売する際に働いている人全員で試食会をして意見を出し合う。今回は、抹茶ころねの試食会だった。私の問題はそこで発生した。みんな「おいしい!」「これは大ヒット間違いなしですよ!」など様々な意見を言っている。だから私も意見を出そうと一口ころねをたべた。だが、「・・・味がしない」みんなわたしのことばに冗談はやめてくれと言わんばかりにこちらを見た。
だが冗談ではないのだ。本当に味がわからない。味がわからないという言葉に反応して、由奈が「もしかして…コロナの後遺症❓」私は驚きを隠せず「えっ」といってしまった。でも店長が言う。「でも後遺症なら朝ご飯を食べたときに気づかないか?」私は首を横に振る。「私今日は時間がなくて朝ごはん食べてないんです。」部屋全体が静まった。それは後遺症がいつになったら直るかわからないからだ。家に帰ってスマホですぐに後遺症について調べたが、1週間で治る人、1年たっても治らない人、いろいろな人がいる。でもこれは確かだ。私がお店をオープンする予定なのは明後日だ。明後日に治るという希望はだいぶ少ない。もうあきらめようと思った時だった。由奈が家まで来たのだ。由奈を家に入れると「私も一緒にお店開くよ!」「えっ。」「一緒にがんばろ?」「うん!」私は計画通りまんぷく😊をやめ、由奈と一緒にノスティモを立ち上げたのだった。奇跡的に私の後遺症は一週間で治った。
私は由奈に言う。「いつもありがとう!」「えっ。なに急に」と言いながら二人で笑いあった。そうこうしているうちにお客様がいらっしゃった。わたしは満点の笑顔で「いらっしゃいませ!」といった。
初めまして!ねこにゃんにゃんです。最後まで読んでいただきありがとうございました。今回が初めてなのであまりうまく書けなかったです。もし打ち間違えや変換ミスがあったらごめんなさい。次からはもっとうまく書けたらいいなと思います。今後ともよろしくお願いします。