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彼等は病気らしい/wrwrd
誤字脱字等はお見逃しください。
わーにんぐ!!!
この小説には奇病パロらしき何かが含まれています!
それでもいいよって人は見てください!
この世にはものすごく珍しい病気がある。
その名は「|大蛇鱗《だいじゃりん》病」という名前のものだ。
それに、病を患った者からは、鱗が取れる。
その鱗は世にも珍しく、どのような病気や怪我でも治してしまうらしい。
だが、その分一回しか使用できないし、本人にも大きなダメージはある。
僕は一度大切な人のために使ったことがある。
けどそいつはすぐに死んだ。
ut「やる意味あったかなぁ…」
kn「また病気のこと考えとるんか?」
ut「お前も考えるくせによう言うわ」
僕の部屋に入って来たのは、サッカーのユニフォームをきた、誰もがイケメンと答える彼。
コネシマだ。
彼も大蛇鱗病を患っており、僕が罹っていることは他のメンバーも知ってるんだけど、シッマが罹っているのは知らない。
ut「本当、コレが感染するタイプだなんて思わないよね…」
kn「ほんま大先生には迷惑かけたわ…」
ut「思ってもないことを言うんじゃないで」
kn「は?」
ut「スミマセン……」
kn「それより、どうなっとるんや?あれは」
ut「ぺ神とくられ先生がやってくれてる。僕は治しても、シッマが治したいかどうかは自分で決めてや。その鱗を使うかどうか」
kn「せやなぁ…今度の戦争で幹部の誰かが致命傷じゃ無ければ。」
ut「そか」
僕たちは話をした後、別れた。
その後すぐに会議室への召集が掛かり、僕らは集まった。
gr「さて…いつになったら話してくれるんだ?コネシマよ。」
kn「…やだ」
gr「駄々を捏ねるな」
kn「…嫌なもんは嫌」
gr「お前の首を引き裂いてもいいんだゾ☆」
kn「あっ、遠慮します〜」
gr「遠慮しなくていいぞ!なんせ私が殺りたいだけだからな☆」
kn「尚更遠慮しておきます〜」
tn「ほんで、本題に入るが。
シッマが一番最初に感染してたんやな?大蛇鱗病に。」
kn「せやで。」
tn「いま、症状が発症したらどんなところまで進んどるんや?」
kn「顔や腕、手足に鱗ができる、目がエグいほど良くなる、目の下になんかようわからん痣みたいなんができる、身体能力がずば抜けて上がるくらい」
tn「ちょっと使えそうなのがあったのは放っておいて、鱗ができるのには何か支障は?」
kn「特に何もないで。ただキモいってくらい」
tn「そか。大先生はな?吐き気とか目眩、頭痛があったらしいねん。」
kn「吐き気とか頭痛は最初の方は俺もあったで」
tn「じゃあ大先生は罹ってすぐだったから?」
kn「せやろな。それに、大先生も治ってきとるな。今も症状でとるけど誰も気づかんし」
ut「あぁんシッマ言わんといてやぁ…」
kn「無理だね。俺の視線でどうせバレるし」
ut「クソッッ」
すると、ずっと黙って話を聞いていたメンバーが、次々と俺の肌や目を見てきた。
ちょ、ちょっと恥ずかしいがやぶさかではない。()
rb「ほんまや!目が蛇みたいになっとる!」
zm「はえ〜!この状態なら大先生も近距離いけるんちゃう!?」
ut「それはご勘弁を…」
os「随分と綺麗だね〜」
sha「熱とかは出ないん?」
ut「特にそういうのはないんよね。シッマはあるかもやけど…ってシッマも発症しとるが…」
そう言って今気づいた彼は自分の目をスマホで確認した。
kn「…ほんま気持ち悪いなぁこの目」
ut「しゃーないやんこればっかりは」
gr「2人が発症したので戦争に行くゾ!!」
tn「あれ〜?グルッペンくん資料ほったらかしてどぉこに行くつもりかなぁ???
お留守番しといてもらおうかな???????
資料おわんないとお外行けませんからねぇグルッペンくぅん??(早口)」
gr「ちょっとぐらいいいだろ!」
tn「よくないわい!!」
gr「う"っ…だってトン氏も気になるだろう!
あの2人の暴れ様が!!」
tn「あの2人はよくても!あんたは暴れちゃこっちが困るんよ!?!?
はーもグルさんだけお留守番で行こうかな〜???」
gr「精一杯務めさせていただきます」
tn「よろしい。」
gr「それで、一つ聞きたかったのだが…
感染した者には共通点があると聞いたのだが、何か心当たりはあるか?」
そう言われたとき、心臓が跳ねた。
僕とシッマの"あれ"を知られてはいけない。
だって約束したから。
僕はシッマの方を見た。
シッマは静かに首を横に振った。
"話すな"
kn「俺は特にないで」
ut「僕も」
gr「そうか…ちなみに、共通点というのは、昔も今も、抱えきれないほどの『ナニカ』を感じている者が罹るらしい。」
ああ、懐かしい。
確かにそうだった。あれは、いっだっけ。
確か、12年くらい前、______
あい!次は過去編から始まります。
まじ雑でごめんなさい。()