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【1】あなたと会えるその日まで
こんにちは!初めましての人は初めまして小説初心者の"にゃにゃん"と申します!
今回は"呪い"をモチーフに小説を書いてみました、温かい目で見てくれると幸いです
主人公・・・凪(なぎ) 主人公の幼馴染・・・夢奈(ゆめな)
第1話‐旅の始まり‐
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夢奈「...ねぇ凪...私きっとこれから|永遠の夢《・・・・》を見るんだよね?」
凪「...」
夢奈「...ごめんね凪を一人にしちゃって、だからこそ最後のわがまま言ってもいい?」
凪「...うん」
夢奈「きっとこの呪いを解く方法があると思うんだ、だからさ凪が私の呪いを解いてよ」
凪「...! 」
夢奈「呪いが解けたら私に"おはよう"って言って...よ...」
凪「...あぁ絶対に俺が...夢奈の呪いを解いてやる、約束だ...」
夢奈「えへ、や...った...じゃぁ....おやす..み、凪..」
凪「あぁ...おやすみ...夢奈...」
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俺の部屋に窓から朝日が照らされる。
小さな鳥の声、村で遊んでる子供声、風の音、すべてが俺の耳に入ってくる。
今日は嫌な夢を見た。
あくびをしながらリビングへ降りる。
俺は飯を食べて、外に出る準備をする。
今日は世界一の大都市、"トベーロスリ"の大図書館に行くのだ。
僕の幼馴染、夢奈の呪いを解く方法を調べるためだ。
この村、"チェリア村"には呪いの花が咲いている。
"チェリー"と言う花だ。その花はとても美しい花、しかしその花の匂いを嗅いでしまうと|永遠に夢《・・・・》を見る呪い、|夢見の呪い《・・・・・》がかけられてしまうのだ。
現に10才の時に夢奈はその呪いにかかり今は3年間眠っている状態だ。
さぁそんなことを言っている間にトベーロスリの大図書館についた。
凪「えぇと...呪いの本は...あったこれだ」
俺はいつものように呪いについての本を読む。
ただ呪いの本は本当に少なく、大図書館にある本は"87700000"冊。その中に呪いに関する本はたったの100冊しかない。
少ない、少なすぎる。これなら夢奈を...救えない...
凪「もっと...もっと呪いに関する本があれば...夢奈を救えるのに...」
俺は呪い系の本を探してみる。
すると一人の背の低い女性が俺に話しかけた。
???「あの..?なにかお探し物でもありますか..?」
凪「あ..え...えと」
???「びっくりさせてごめんなさい...私はこの図書館で働かしてもらってる"小春"と申します。何かお探しの本があれば一緒に探しましょうか?」
小春さんはそう言う。
凪「いいんですか?」
小春「はい..これが私の仕事ですので」
俺と小春さんは一緒に呪いに関係ありそうな本を探す。
すると小春が言う。
小春「...凪さんはどうして呪いの本を探しているんですか?」
凪「...チェリア村って知ってますか?呪いの花がある村です。その花のせいで俺の...たった一人の幼馴染が呪いにかかって永遠に目覚めなくなったんです、そこで...約束したんです絶対に呪いを解くよって、だから呪い系の本を探してるんです...」
そう俺が言うと小春さんは少し考えて、俺にこう言う。
小春「うーん...本を読むより"奇跡の泉"に行ってみたらどうですか?」
凪「奇跡の...泉?」
小春「この大図書館から南東に向かって、二つの村を超えると大きな山とまた村があります、そこを更に超えると"奇跡の泉"があります、奇跡の泉には女神様がいてその女神様に祈りを捧げると願いを叶えてくれるとかなんとか...」
凪「なるほど...確かにそっちに行ったほうがいいかもしれないですね。教えてくれてありがとうございます」
俺は小春にお辞儀をする。
小春「私も奇跡の泉に用事があるんです。一緒に行きましょうか?道案内もかねて...」
凪「いいんですか?それならお願いします」
小春「はい、では一週間後でいいでしょうか?」
小春さんの言葉に俺は頷き、一週間後大図書館集合になった。
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俺は村に戻り、"奇跡の泉"について調べた。
凪「ふーん...結構遠いんだな。一週間はかかりそうだ...」
調べてから俺は旅の準備をした。
‐週間後‐
俺は大図書館に行く直前寝ている夢奈に会いに行った。
凪「夢奈、君を救うために旅に行ってくるよ。絶対に...呪いを解いてやるからな...」
当然だが夢奈は寝ているので何も喋らない。
そんな夢奈に背を向け俺は大図書館に向かう___
<第1話-旅の始まり‐>を読んでいただきありがとうございます!
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ではまたお会いしましょう!ばいばいっ