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明日を信じて
ネガティブでず
この物語はフィクションです
「勉強しろ」
「あなたのために言ってるの」
「将来のためよ」
「ネット依存症なんじゃない?」
「ネットをしまって」
「期待なんてしないわ」
「勉強」
「勉強」
私は中3の引きこもりの女の子「さな」
今の声はリビングから響き渡る地獄
親は私の気持ちにわかってない
リアルと向き合いなさい だって
怖い やだ どうして・・・どうして私の気持ちを分かってくれないの?
たまぁに首絞められかけたし・・・もう・・本気で○される気がする
私のことは私にしか分からない そうでしょ?
お母さんだって、お母さんしか分からないことあるでしょ?
生きてる意味ってどこにあるのかな?
もっと優秀な人に命を分け与えたほうがいいんじゃない?
でも○ぬのも怖いね
生きることも嫌い 死ぬのも怖い
私はほんとに・・・何がしたいの?
私は・・・何を・・・・間違えていたの?
その時
「さな!勉強、まだなの?」
階段の下から鋭い声が突き刺さる
呼吸が浅くなる
部屋の隅で膝を抱えて
耳をふさいだ
お母さん・・・私は
「優秀な人」に命をあげるための道具じゃない
私はここにいる
ただ 息をしているそれだけで精一杯
生きるのが嫌いで 死ぬのが怖い
それは 私が「本当は生きたい」と叫んでいる証拠かもしれない
ふと、窓の外を見た
街灯の光に照らされて 小さな小さな埃が舞っている
誰にも気づかれず 風に流されるだけ
お母さんの期待に応えられない私は。。
世間から見れば「間違っている」のかもしれない
でも、自分の心を殺してまで
誰かの正解を生きる必要なんてない
私の痛みは私だけのもの
そして 私を守れるのも 最後は私だけなんだ
「……もう、いいよ」
小さく呟いて
私は立ち上がった
足は震えている
リビングへ行く勇気はない
でも、部屋の窓を開けて 夜の空気を吸い込んだ
冷たい風が 涙で熱くなった頬を撫でる
今はまだ 引きこもったままでもいい
今はまだ 何もできなくてもいい
ただ 明日もこの空気を吸おう
そう決めるだけで 何かが変わる気がした
私は
誰かに認められるための大きな存在にはなれないかもしれない
世界を動かすような、特別な力も持っていない
けれど
私はかけらより小さい人間でも
きっと強くなれる。明日を信じ、歩いていく