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アオハル&僕ら4上 帰って来た、怒り
先「はい、今日は転校生を紹介します」
朝学習がなくなった代わりに、先生がそう言った。
山「だからお前の隣と俺の隣が空いてたんだな」
私「う、うん」
先「はい、入って来てください」
優「はい‼︎」
瑞「はーい」
優「綿ノ香優津希です‼︎
えーと、陽ヶ崎学園から来ました‼︎
早くこのクラスや学校のルールに慣れたいので、たくさん教えてください!!」
パチパチパチパチパチパチパチ″!!
一斉に拍手が沸いた。
瑞「えーと綿ノ香瑞希です。
妹に羽津希がいます。
ちょっと問題を起こしたらしいけど、優津希と共に仲良くしてください。
よろしくお願いします」
パチパチパチパチパチパチパチ″!!
こちらも一斉に拍手が沸いた。
先「じゃあ席は、あそこの空いたところに座ってください」
先生はそう言った。
どっちが隣になるんだろ…
優「うちこっちがいい!!」
瑞「いいけど」
優津希は大空の隣に座った。
となると…
瑞希が桜良の隣。
瑞「私瑞希。よろしくね。」
桜「うん。私、日南桜良。よろしくね!」
瑞「うん!そう言えばここって全寮制だよね」
桜「そうだけど…どうしたの?」
瑞「寮決まってない‼︎」
桜「そうなんだ~~~」
ふと前を見ると、大空は、優津希と楽しそうに話していた。
すると突然、先生が切り出した。
先「で、2人の寮についてなんですが、」
ざわざわ、ざわざわ
先「瑞希さんは305、優津希さんは304です」
桜「え…、!、?」
瑞「どした…?ていうか305ってどんな人たちなの…?」
桜「瑞希ちゃん!!私瑞希ちゃんと同じ寮だよ!!」
瑞「えぇ!?よろしくね!?」
桜「うちの寮ってベットが自由にカスタム出来るんだよ!!」
瑞「そうなんだ~~~」
桜「今日さっそくやりに行こ‼︎」
---
優「どした?」
羽津「日南桜良をいじめて!!
ちょっとやったらいじめられた!!」
優「わかった。」
優「ってことがあった。
協力してほしい!!」
琴「良いっすよ」
新「やりますか!」
---
--- 後日 ---
私「ねえ、優津希ちゃん、」
優「…」
私「あれ、?聞こえなかったのかな、?
ま、いっか。」
優「__ふふ__」
---
私「優津希ちゃん、この事なんだけど…」
優「…」
私「あれ、?
私の声が小さかったのかなぁ、」
私「まあ最低限の関わりは出来てるし、いっか。」
優「__ちゃんと騙されるわね、ふふふ__」
---
私「ねえ、愛花莉、」
愛「ん、なっ!」グイッ
優「__関わらないって言ったよね?__」
愛「__ごめん…__」
優「あっ!そう言えば愛花莉ちゃんに話があるんだった!
行こっ!」
愛「うん、」
---
なんか、最近おかしい、優津希ちゃんも、その周りも。
寮以外で話してくれるのは瑞希ちゃんだけ。
琴「あの~~~すみません!」
新「日南さんいますか?日南桜良さん。」
私「はい、私ですが…」
琴「ちょっと話があるので来て下さい。」
瑞「ん、…行って来な、もしなんかあったら、ちゃんと、教えて。」
私「うん、。」
新「あのさ、優津希がうざったるいっつってんだけど?」
琴「優津希に何してんの?
ずっと付きまとって、他の友達とも話したいのに、
毎回毎回ノートとか持って来て、ここは〜とかうるさいって。」
新「友達だからってしつこくしていいとかそんなわけないじゃん?
あんたずっと黙ってるけどどう思ってんの?」
私「私やってな…」
べちん!
私「痛っ…いきなり何?」
キーンコーンカーンコーン
新「あっ、授業5分前だ。」
琴「じゃ、うちらは行くから。」
新「今度もっとひどいお仕置きに会うかもね!」ニヤリ
私「え…?」
途方に暮れた私を置いて2人は教室のある方向へ帰って行く。
授業の話し合いでも優津希とは顔が合わせられず、
嘘をついて保健室に行った。
保先「そっか。話してくれて良かった。
この先また何かされたら私に教えてね。
今回のことは秘密だけど、もっとひどいことされたら、私経由で岡田先生に
伝えさせていただくね。」
私「はい、ありがとうございます。」
---
優「あのさ、話したいことがあるの。
屋上、来れる?」
私「あ、うん、」
私は、騙されていた。すっかり。
あんなことをされるなんて。
あの言葉の“意味”。こうだったんだね。
一方、教室ではー
何人かは、教室に残っていた。
すると、央神が教室に入って来た
央神「おい!みんな、落ち着いて聞けよ、!」
ざわざわ、ざわざわ
央神「桜良が、屋上に連れて行かれた!優津希に、!」
寮メン「えっ!?」
瑞「いっ、急いで屋上行かなきゃ!」
山「瑞希、お前何か知ってるのか?」
瑞「別にっ、何も知らない!」
山「ちょっ、お前!」
神咲「おいっ!」
愛「今喧嘩するとこじゃないでしょ!?
桜良をっ、助けたいんじゃ、ないの!?」
山瑞「ごめん…」
神「桜良さんを、助けに行こう!」
咲「そうだな!」
---
私「え」
優「どした、?__ふっ__」
私「何で、相事さんと、時寄さんが、?」
新「何?悪かった?」
琴「いちゃあ悪い?w」
新「あんたさぁ、優津希に近づきすぎ!」
琴「うざい!」
優「そして、私の婚約者に近づきすぎ!」
私「えっ、?」
優「本っ当に、うざいっっ!!」
ドン
ガン
私「痛っ…」
私は押され、後頭部をポールにぶつけられた。
状況が把握出来たと同時にみんなが来た。
瑞「桜良ちゃん!」
愛「桜良っ!」
咲「桜良!」
神「桜良さん!」
山「桜良ぁ!」
ふらっ、
その後私は意識を失った。
私は、大空の胸元に倒れていた。
山「っ!///」
神「お前が、おんぶして桜良さんを部屋に連れてけ!」
山「でも!」
瑞「優津希は私たちが説得する!」
山「だとしても、俺が…」
愛「みんなが良いって言ってるの!」
山「わ、分かった、」
優「大空くん!待って!そんな人は放って…」
咲「そんなの気にすんな!早く行け!」
大空は、みんなに後押しされ、寮まで走った。
桜良を寝かせた大空は気付いた。
桜良が傷だらけなことに。
大空はつぶやいた。
「早く俺の姫になってくんねえかな。」
ちゅ。
桜良の頬へキスをした。
山「俺、何てことしてるんだろ。」
こう呟いた。
大空も疲れていたのか、ベットに横たわったら寝てしまった。
下も見てください!
では、おつその!