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斎さん家は忙しい。
第一話!
とある住宅街の一角。何の変哲もない大きめの家があった。
表札には・・・「|斎《いつき》」。
「ふぁ・・・」6人兄妹の長男・|日向《ひゅうが》は、布団から起きた。今日は休日。まだゆっくり寝ていられる。
「日向!」突然ドアが開けられ、少年がふたり入ってきた。「ゲームすんぞ!」「なかなかこの敵が倒せなくてさ・・・日向の力を借りたいんだよね」この二人は次男と三男の|京也《きょうや》と|真司《しんじ》だ。「もう少し寝かせろよ!・・・まぁゲームはしたいけどな」「「じゃぁやろうぜ!」」この二人、妙に息があっている。
「ゲーム!?やる!」ゲーム、と聞いて部屋に入って来たのは、四男の|夏人《なつひと》だ。夏人はゲーム大好きである。ちなみにそれと引き換えに頭が悪い。
「もー、うるさい・・・朝から何・・・?」寝ぼけ眼で部屋を覗いたのは、五男の|雪乃《ゆきの》である。ちなみに一応男である。名前が少しコンプレックス。
「兄ちゃん達・・・」部屋にがた、と怒りのオーラが伸びる。このおかっぱ頭の和風少女は、斎家の長女にして兄妹で唯一の女子・|鼎《かなえ》だった。
「朝からうるさい!もうちょっと静かにして!」「「「「「・・・ごめん・・・」」」」」
斎家は、今日も平和です。
一話だから文字数すくねぇんだよぉぉぉ((((((((((((
2話ぐらいから文字数頑張るから許せ(((((((((((