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解説的な?
『ヒガンバナ』と『また会う日を楽しみに』という私が書いた2つの小説の解説的な感じです。2つの小説を読んでからこちらを読んだほうがいいです絶対に。
まず、タイトルについて。
『ヒガンバナ』はお彼岸の時期のことです。9月下旬ぐらいですね。本当はご先祖様を供養するらしいのですが、彼岸(死者がいる方)と此岸(私たちがいる方)が最も近づく時期らしいので、死んだ幼なじみが戻ってくるというお話の内容に合ってるかなと思ってタイトルをつけました。
『また会う日を楽しみに』は彼岸花の花言葉です。彼岸花は色によって花言葉が色々あるらしいですが、白い彼岸花の花言葉です。『ヒガンバナ』と別視点のお話だったので、絶対に彼岸花に絡めたタイトルにしたくて、最初は『悲しき思い』というタイトルで書いていました。(『悲しき思い』というのも彼岸花の花言葉の一種です)
ですが本文を書き終わった時に、絶対これなんか違うわと思って花言葉を調べ直し、『また会う日を楽しみに』というタイトルをつけました。
成仏した雅貴が、此岸でこれからも生きる涼助に向けた言葉というイメージです。
次に、作品が生まれたきっかけとキャラクターについて。
『ヒガンバナ』のあとがきでも書いた通り、最初は演劇の台本として考えていました。(部活の発表会の演目で創作台本をやることになり、部員全員がアイデアを出す必要があった)
採用はされなかったけど、この話を絶対に無駄にはできない、ボツにはしたくないという思いがあり小説として書くことにしました。
アイデアをまとめている際、登場人物の名前にめちゃくちゃ迷いました。私はキャラの持っている力や物語と繋がりがある名前をつけるのが好きなのですが、今回のような単発のお話で、なおかつ死というテーマを扱うお話ではそのような名前の付け方はできないと思いました。かっこつけたような言い方をしていますが要するに、名前が思いつきませんでした。はい。
結局は私が通っている塾の先生の名前を借りました。もちろん下の名前だけです。名字はなんら本人と関係ありません。涼助の名前を借りた先生が私の担任の先生なのですが、その先生は高校時代ガチでサッカー部でした。そこのところはキャラを作る上で参考にさせてもらいました。
雅貴の名前を借りた先生は最近あまり会わないのですが、めっちゃくちゃ優しい先生です。一問正解しただけで褒めてくれます。雅貴のキャラ作りはその先生を参考にして、とにかく優しいキャラにしようと思って書きました。
響人の名前を借りた先生もたまに挨拶をする程度でお話しはできていないのですが、いい先生です。響人は涼助や雅貴に比べると物語に深く入ってくるキャラではないので、キャラ作りもそんなしっかりできていません。が、仲間思いでいい奴を書こうと思って書きました。その先生はめっちゃ面白いです。その先生の授業の時は恋バナになります。
最後、ストーリーについて。と言っても感覚でほいほい作ったのでそんな長々と語ることもありませんw
アイデアをまとめる時ストーリーも全然思いつかなくて、とりあえずキャラだけ作ってそこからストーリーを練っていきました。幽霊が見える涼助と幽霊と話せる響人という設定を作り、じゃあ幽霊が出てくる話にしよう、じゃあもう既に亡くなってるキャラを出そう、って感じです。ただ幽霊どうのこうのの設定は全然関係ない感じで出来上がったのでその設定いらなかったなーとは思ってます。
以上、解説というか裏話的な感じになりましたね。受験生ですがこれからも勉強の息抜きに小説は書いていくので、出したら見ていただけると嬉しいです。( ^_^)/~~~バイバイ