公開中
8
なぜか 、 ちくっとしたまま直らない心に首を傾げながら 、 教室に戻る 。
すると 、 しょっぴーと目黒くんが何やら話していた 。
渡辺「 … あかり? 」
目黒「 え 、 あかりちゃん帰ってなかった? 」
「 いやー 、 涼太が沙羅ちゃんと帰ってたからさー 」
「 誰か帰れる人いないかなーって 」
渡辺「 … へー 、 」
「 ふたりは何してたの? 」
目黒「 ふたりで宿題 笑 」
目黒「 しょっぴーがわかんないって言うからさ 、 教えてたの 」
「 やればできんじゃないの〜?? 」
渡辺「 だるっ 、 お前だってできないだろ 」
「 てへ 、 そのとーりですっ 」
そう笑ってみると 、 気づけばちいさな胸の痛みは消えていた 。
目黒くんが 、 なぜかにやにやしながら荷物を片付け始めた 。
目黒「 俺帰るね〜 」
目黒「 じゃあね 、 あかりちゃん 」
「 うん! じゃあね〜 」
目黒「 … しょーたさん 、 がんばってね 」(ボソッ
渡辺「 … ! 」
目黒くんは 、 なにやらしょっぴーに呟いて微笑むと 、 颯爽と歩いて行った 。
目黒くん以外に 、 あんなにカッコよく歩ける人居んのかな 。
「 … しょっぴー帰る? 」
渡辺「 ん 」
渡辺「 … なぁ 、 クレープ食べにいかねぇ? 」
「 それをそっちから言い出すあたりなぁ 」
渡辺「 んだよ 笑 」
「 女子力高いな〜 」
渡辺「 あかり好きだろ? 」
「 好きだけどさ〜 」
私がむくれてみせると 、 しょっぴーは立ち上がった 。
渡辺「 じゃあ決定な 、 腹減ったし早く行こうぜ 」
「 ういー 」
仲良いんだか悪いんだか 。
でも 、 好みを覚えててくれたことが 、 少しだけ嬉しかった 。
私と涼太はずっと一緒だったんだけど 、 しょっぴーは小学校と中学校は別のところだったんだよね 。
一回途中で引っ越して 、 高校入る時に戻ってきた 。
だから好み忘れてなかったなんてびっくりしたし 。