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幼馴染との夏の思い出 ④
雀羅を探さなかったパティーンだよ⭐︎
星羅「まぁ彩葉はおそらくすぐ帰ってくるでしょう」
「家に帰る途中」
星羅「それにしても本当に彩葉はどこへいったのでしょうか?」
ふと、目の前にあった踏切をちょっと通り過ぎたところで踏切を見たら一瞬彩葉の姿が見えた気がした
星羅「彩葉?……あれ?…いない…」
彩葉が見えたような気がしたところに行こうと走り出した瞬間___
星羅「……!?」
横から車が飛び出てきた
星羅は車に踏切の中に吹っ飛ばされた
星羅「……いたたた……」
星羅「どうしましょう、踏切の中にいるから早くどかないと……」
星羅「……あれ?…足が……動きません!」
そんな星羅の目の前に電車が迫ってきた
星羅「 …ここで終わりですか……」
星羅「 ……?…あれh___」
ドン!星羅は電車に轢かれてしまった
でも最後に見た景色の中には、半透明な彩葉が静かに笑みを浮かべていた気がした
気がついたら星羅はどこかもわからない黒い空間にいた
星羅「…はっ!……ここは…?」
星羅「それに私…電車に……轢かれたはずでは…?」
(?):あっ!起きた!星羅!
星羅「え…彩葉…?どうしてここに?」
彩葉「どうしても何もここが死後の世界だからだよ?」
星羅「やっぱりそうですか…私が最後に見た彩葉の姿は半透明でしたから…」
星羅「でも彩葉?あなた笑っていたでしょう?」
彩葉「それは…ずっと私一人だったから…星羅とやっと会えるんだ!と思うと嬉しくて…」
星羅「 ………。」
彩葉「…?どうしたの星羅?気を悪くしたのならごめんね…」
星羅「………ふふふ…」
星羅「あっははっ!あはははははははははははははははははははははははっ!」
彩葉「ビクッ)ど、どうしたの?急に笑い出して」
星羅「…ううん…時に大したことはないですよ、全部私が仕込んだことだと思うと面白くて…」
彩葉「え………?」
星羅「私がわざわざ踏切の先へ待っていたでしょう?」
彩葉「 ……もしかして…私がタヒんだことも星羅、あなたが仕組んだことなの…!?」
星羅「えぇ、そうです」
彩葉「星羅、なんでこんなことしたの?」
星羅「私たちはいずれ大人になって自立していく、それと同時にお互い離れていくかもしれないでしょう?」
星羅「だから永遠に一緒にいられるようにしようかな…と」
彩葉「そんな…」
星羅「あら…雀羅も悪いところはありましたよ?」
彩葉「何で?」
星羅「雀羅は私以外の人を見てはいけませんの」
彩葉「えっ?」
星羅「私は雀羅のことしか見ないし、雀羅しか見えていないんだからね?」
彩葉「………。」
星羅「だからこれからも永遠に一緒にいるんですよ?」
彩葉「 ………。」
星羅「だから…これからもずっとよろしくお願いします」
“彩葉”
エンディング 重すぎる愛