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憂鬱な日々
タピオカのタピ
「はぁ…」
僕は、南 海翔。小学6年生。
僕には一番仲良しの男の子がいるんだ。
それは、北乃 和。
僕の唯一の仲良しな子なんだ。
なんだけど…
今、僕と和がちょっと大変な目に合ってるんだ。
1週間前…
「和~。明日あそぼ~。」
「いいよ~。」
僕と和はその日、土曜日の遊ぶ予定を立てていた。
「明日はお小遣いがもらえるから、遊園地いこうよ~」
と、和。
「そうしよそうしよ!!」
と、約束をしていた。
すると…
「何?お前ら付き合ってて明日デートでもするの?」
と、僕が一番嫌いなクラスメイト、西神 創太がみんなに聞こえるような声でしゃべりかけてきた。
「ざわざわ…」
みんなが一斉にこちらに視線を向ける。
そんな視線が痛く感じた。
「てことは、お前らBLじゃんw。いや~BLが身近に感じられるとはねw」
創太がニヤニヤしながらこっちを見てくる。
僕はみんなの視線に我慢できず、和を引っ張って教室を飛び出した。
こらえていたはずの涙も、いつの間にかあふれ出していた。
「海翔。大丈夫?」
「…」
「あんな奴らのことなんて放っておいたらいいのに」
「…和は…嫌じゃないの?」
「それは…。……嫌だよ…」
「だったらみんなにあれを伝えたらいいのに」
「海翔。それはダメだ!」
「…やっぱりそうだよね。僕と和がいとこってことはみんなに知られたらダメなんだよね。」
そんなことを話していた後ろで、追いかけてきた先生がこっそり話を聞いていた。
そのことに僕は気づく暇もなかったのだ…
ちょっとした、BLの小説(あんまりBL感ないかも)を作りました。
え?なんで途中で終わってるのかって?
それは、短い小説をシリーズ化させるのさ!
大体2週間に1回投稿するのでお楽しみ。
海翔と和の運命は⁉