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学園生活部外伝! #0プロローグ
あ、そこの君!ちゃんと学園生活部!本編を読んだ?
読んだよね?そうだね?そうじゃなきゃ分からなくなるよ?いいの?
……もう流石に読んできたよね!
それじゃ、いってらっしゃーい👋
「普通」って、なんなんだろう。
今まで見てきた普通が本当に正常か、はたまた異常だったのか、それすら分からない。
そりゃそうだ。
目の前でこんなにも人が死んでいけば、そうなるさ。
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少し前_____
鈴音side
僕は|原雲 鈴音《はらくも すずね》。中3女子で、絶賛JC生活堪能中!
(なんで僕っ子かって?可愛いからに決まってるじゃん!心身共に女の子だし)
…学校で嫌な事も勿論あるけどね。特に、、今は苦手なバレーボールの授業中。
体育って義務教育にいるぅ!?あれ手痛くなっちゃうし嫌なんだよなホントに…
先生「ほら見学組も応援してー」
もう、五月蝿いなぁ先生ちゃん…あ、ちゃん付けマズイ?そう、辞めない(
鈴音「メンドォイ!…頑張れ3班5班男子応援してるy」他女子「きゃ〜〜〇〇君格好いいー♡♡♡」
被せるねぇ!?えぇそうかぁうんうん…あ、あーあの〇〇君か。そんなにお顔良いのかなぁ?強いて言うなら中の上?と言うか良くも悪くもないでしょぅ。女たらしだよあの子。顔が良ければいいのかなぁ。
鈴音(全く…ふふっ、やっぱり、1番格好いいのは…)
鈴音「慎…今日もかっこい♡」
僕の幼馴染みの、|源 慎《みなもとしん》。
顔が良いのは勿論のこと、運動神経が抜群ですっごく頼りになる男の子!
本当に兄貴分〜って感じもするんだけど本当は天然なとこがあって、前も教室でちょっとやらかしちゃったんだけどそれすら可愛い〜って気にならないの!それに優しくもあってぇ…
〜(1分後)って感じで、まだまだ序の口なんだけど最高な幼馴染み!
…何、ストーカー?んなことないよちょっとしつこく聞いただけぇ。
そうそう、しつこく聞いたと言えば、慎の家族のこと。あれだけは全く話してくれない。
唯一話してくれたのはお姉さんがいるって事だけだし、本当に無理やり吐かせた感じだったから何か深い過去でもあったのかなって。でも、ちゃんと言ってスッキリするのが慎にとって1番だよね。
うん、きっとそう!だから僕は何回も聞き続けてる。慎のために。
それでね、ここだけの話…慎は僕の初恋の人!だから、何があっても守らなきゃ行けないんだぁ。慎を守れるのはね、世界で僕だけなんだよ?
先生「……ハイ女子ー動いて動いて!」
鈴「うぇ、もう次やるのー!?」友達1「適当に終わらせよ〜」鈴「んー…」
移動し始めたその時。
友達2「いてっ!」鈴「あっ、えっ、コケた?大丈夫?」
その子の膝の部分が、つまづいた勢いで擦りむけていた。
鈴「保健室行った方が…」友達2「いや、大丈夫だよ☺️ハァ、ハァ」
少し呼吸が荒い気がするけど…。本人がそういうなら大丈夫か。
僕はまた歩き始めた。こんな時にちゃんと手当してればって、すごく後悔した。
慎side
俺は源慎。中3男子で、最近は受験勉強という悪魔に追われている身だ。
今は丁度、得意な体育の授業のバレーボールの試合が終わったとこ。
運動が得意な方な俺にとって、体育の授業はハッキリ言って最高。
周りとの連携プレーとか、上手くいくと気分が上がるやつばっかだからだ。
もちろん試合は俺らの班の圧勝で終わった。
友達1「慎強すぎだろーww」友達2「点入れまくってたもんな。スゲェわ」
慎「おう、サンキュー」でも。
…さっきから、視線を感じる。すごく重くて、熱い。でも俺はその正体を知ってる。
またアイツか…と、俺は思う。なんせ10年以上前くらいの中だからな。
慎(結構恥ずかしいから辞めろ鈴音!)
そう、俺の幼馴染みの原雲鈴音。幼稚園くらいから仲が良くて、
何かと気を遣ってくれるいい奴。そしてここだけの話…俺の片思いの相手でもある。
詳しいことは今はあまり話せないが…可愛すぎんだよ!((キャラ崩壊注意報!
慎「ふぅ…」汗を拭って水筒の麦茶をがぶ飲みしてると、先生から次の指示が入った。
鈴音side
先生「次は好きにペアを組んでキャッチボールをしてくださいー
顔にだけは当てないように!」
ペアでキャッツボールぅ〜?
…よし。これは相手選びの迷うことは無い。鈴「しーんっ」スッ(手を組む((無意識)
慎「っ!?…お、おーなんだ鈴音か…あ、次ペアか。一緒にやんだろどうせ…」
鈴「よく分かってるねー♡でも、今回はバカ力出さないでよー僕死んじゃう」
慎「少なくともお前は大丈夫だわ()」鈴「決めつけはよくないけど?ww」
少し広いスペースに移動すると、さっそくボールを投げ始める。
ぽん、ぽん、ぽん、と色んなとこから聞こえてくる、
鈴「ねぇ慎」ぽん
慎「どうした?」ぽん
鈴「最近面白い漫画見つけた」ぽん
慎「良かったじゃん。なんてやつ?」ぽん
鈴「題名忘れたけど、なんかウイルスのやつ」ぽん
慎「ウイルス?」ぽん
鈴「そ、なんかゾンビウイルスの漫画」ぽん
慎「ゾンビウイルス…あ終笑?」ぽん
鈴「あーそれ!それだ!『終末世界で僕らは笑う』!…あっ」どさっ
上手くボールがキャッチできずに落とす。
慎「あーごめん」
鈴「いやいや」
慎「正式名称よく覚えてたな」ぽん
鈴「ファンなんだよねぇ僕」ぽん
慎「ファンなら忘れないでやれよ…?w」ぽん
鈴「うるさいな!僕はれっきとした作者様のファンです!」ぽん
慎「作者さんの名前は?」ぽん
鈴「………」ぽん
慎「火路?」ぽん
鈴「ショウ様!」ぽん
慎「あ、様付け派の人」ぽん
鈴「悪いー?」ぽん
慎「べーつに」ぽん
鈴「むぅ…」ぽん
___なんて具合に適当に話しながら、僕たちのラリーは止まることなく順調に80回を超えていた。
友達2「っ…痛い…」怪我をしたさっきの子が、膝をさすった。
丁度鈴音と慎の隣にいた彼女だが、楽しむ2人は気づくことなく続けている。
友達2「うぐっ…!?カァッオエッ」次の瞬間、猛烈な吐き気がその子を襲う。
「痛い、いたっ…!!」そのすぐ後には頭が割れるような頭痛、めまいがした。
友達2「うっ嫌っ嫌だ…痛いっいだっい゛っ…!? アッ、ア、ア、ァァアアアァァ!!!!!!」
耐えきれない痛みに叫ぶその子。当然近くにいた2人も何事かと手を止める。
友達2「ウガッアッアァア゛アァアアァァァ!!!ガァアァァァァアァァアァ!!」
途端に、体がデコボコと不規則に動き始める。気持ちの悪い光景だ。
体はどんどん血色を無くしていき、青白くなっていく。
更には体から何かを出そうとしている有様だ。
…そして。
友達2…?「ウガァァァァァアアァアアァァァァァァアアァァ!!!!!」
…とんでもない大声の叫び声と共に、その子の体の中から新しい肉体が出てくる。
…一言で表すと、それはゾンビのような見た目をした、元とは全く違う肉体だった。
突然友人の中から現れた気色の悪い人外モンスターを目の前に、一瞬静かになった後、校庭中が大パニックになる。
「うわぁぁぁぁああぁ!!」「逃げろ!喰われるぞ!」「お母さん!!」
もちろん、この2人も。
鈴「なっ、なにコレ…!?〇〇ちゃんどうしちゃったの!?」
慎「嘘だろなんだコレ…。体からっ…!」
そんな騒ぎが、次の瞬間一層大きくなる。これが原因だ。
「ウガァガアァ!!」友達1「や、やめて…イヤァァァァァ!!」ガブッッ(首を噛む音)
最初にゾンビ化した子は、さっき親友の首を真っ先に噛みにいった。
「ガァァァァ…」…ゾンビ化が進んでいる。
…つまり、首を噛まれると、ゾンビ化が映ってしまう。
もしくは、あのように、“死”に至る場合もある。
鈴「…っ!慎、あ、あそこ…!」震える指で、一点を指す。
慎「あ、あれ…!?」鈴「し、死体…かな?」
近くには無惨にも首を噛まれ死んでしまった遺体がいくつか。
鈴「いや、え、え、え?どうして、みんなこんなことになってるの!?」
慎「分からない。分からない…けど…。逃げなきゃ、確実に死ぬ気がするんだ。」
今この瞬間にだって、色んな人の叫び声が聞こえてくる。
命乞いをする者、諦めて家族への感謝を口にする者、抵抗しようとする者と様々だ。
鈴(っ急にゾンビなんてっ…信じられないよ…!!)
ドッキリだと思いたい。嘘だよって言われたかった。
でも、無理なんだ。現実を目の前にしてしまった。
どれが異常で正常なのか、分からなくなってゆく。
慎(ただ楽しかっただけじゃねぇか…!!)
さっきまで、本当にただ楽しんでいただけだった。
体育の授業もできたし、友達とも雑談できた。
飲み込みがまだ追いつけない。
鈴(僕は今まで、ずっと大好きって思えてたのかな)(嫌いなんて、簡単に言わなかったよね?)
慎(俺は今まで、何回ありがとうって言ったのかな)(ごめんって、ちゃんと言えていたよな?)
後ろには何匹ものゾンビ。左右には首に噛まれ跡が残る死体。
前の方向からは叫び声が聞こえてくる。
まさに、天国から地獄へ落とされた2人。
最悪の状況だったが、同じことを考えていた。
激しくもどこか平穏で、何よりも2人が大好きだったもの。
鈴/慎 ((自分達の普通が変わる前のことを、この瞬間にでも思い出す。))
________________これは、昔ほど昔でも、現在ほど現在ではないお話。
愛しすぎる少女と、隠れ天然な少年が残酷な事件に巻き込まれる、その“前”の話だ。
「「後悔しないために、僕/俺は_______」」
いや〜、しっかし頑張ったな私!
こんな長文書いたの久しぶりだしめっちゃ楽しかった〜
…こっから、幼稚園、小学校、中学校と成長と共に話が進んでいきます!
今の所小学生編が長くなるかな…気長に待つことですねぇ。
それでは、また!👋
今日の文字数(まえがき+本編+あとがき)
92+3841+147=…「4080字!」