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その14 天体の健康診断
今日は5年に一回の健康診断ぞ!診断する医師はこの儂!日輪天道だ!
天道「皆のもの!よく集まってくれた!早速出欠を取るぞ!いない者はおらぬか?」
焔「…青乱が酒で潰れた」
天道「なぬ!?せっかくの健康診断ぞ…まぁ良い!あとで訪問する!」
太白「生命…こればかりは天王星さん…ご愁傷さまじゃないかしら?ボソッ」
生命「青乱くんならなんとかなると思うけどなぁ」
天道「金剛雨殿が欠席っと…よし!じゃあ始めるぞ!亜水殿から1列に並んでくれ!」
辰星「はーい!僕ちん最近体温が不安定なんだぁ…」
天道「ふむ…そうか…ならば…「|高低調《サンコールド》」!」
辰星「…うわぁ!身体の熱が下がってきた!ありがとう太陽ぴっぴ!」
天道「礼にはおよばぬ!次行くぞ!」
太白「はい…こんにちは」
天道「こんにちは!…ふむ…少し体温が高いな…」
太白「金星という立場上仕方のないことかと…」
天道「そうか…今日一日はあまり運動しないこと!次行くぞ!」
太白「分かりました…ありがとうございます。」
生命「お、手際いいね〜」
天道「何年やってきてると思っておる!」
天道「貴殿は…!素晴らしい!健康体ぞ!」
生命「まぁね〜♪」
天道「流石生物が住んでいるほどあるな!」
生命「あたしが倒れたらうちの子も倒れちゃうからね!」
天道「これからもそれを継続してくれ!次行くぞ!」
焔「おれか…」
天道「うむ!………少し冷たくないか?」
焔「そうか?そこまでねぇと思っていたが…」
天道「少し運動してくるといい!次行くぞ!」
大歳「はーい」
天道「貴殿は…最近あまり運動をしていないな?」
大歳「バレたぁ…?」
天道「前回よりも体重が増加しておる!」
大歳「マジ?ちょっと食べるの我慢するかぁ」
天道「まだ健康に害はないが…少しは考えてみると良い!次行くぞ!」
輪「えぇ〜?俺様受けなきゃ〜?俺様いつでも健康なんだけど(笑)」
天道「はいはいそうだなー(棒)……少し頭の環が大きくなったか?」
輪「マジ?だから最近頭重いって思ったのかぁ〜…まぁ俺様って感じが出て大歓迎だけどぉ〜(笑)」
天道「あまり大きくなりすぎないと良いが…次行くぞ!」
海王「ピコピコ…」
天道「………これは…不健康体過ぎるぞ!!どのような食習慣なのだ!?」
海王「にょ?そこにあるもの食べてるにょ。ピコピコ…」
天道「取り敢えず運動をしろ!そして寝ろ!ちゃんとした食習慣をしろ!良いな?次行くぞ!」
海王「次はつきつきの番だにょ〜。ピコピコ…」
朔「あーはい…お願いします」
天道「うむ!……あんな物を食べておいてここまで健康とは…意外ぞ…」
朔「あんなものとはなんですかあんなものとはぁ!!」
天道「あんなネバネバしたよくわからぬものを…まぁ…良い…」
朔「イラッ…」
天道「あまりゲテモノは食べぬように!次行くぞ!」
蒼「Ahー…頼んだぜ?」
天道「分かっておる!……健康体過ぎてびっくりしておるぞ!」
蒼「Oh!やっぱりか!じゃねぇと宇宙筆頭なんてやってられねぇよ!」
天道「だが…少し睡眠不足ではないか?」
蒼「hum…最近業務が溜まってたからな…」
天道「たまには休むと良い!」
蒼「OK!今日は早めに寝てみるぜ!」
天道「よし!皆のもの!最後まで終わったため結果発表ぞ!」
天道「今回の健康診断だが…少し健康に乱れがあったぞ!よって…生命以外に薬を処方する!✨」
焔「……マジか…」
朔「最初からこれが目的だろこのマッドサイエンティストめ……」
太白「……はぁ…」
辰星「おっよよ!?本当に…?」
蒼「Oh…Ah?大歳と輪はどこだ?」
太白「…もしかして先を見越して先に帰ったのでは…?」
天道「なぬ!?それは良くないぞ!」
海王「ピコピコ…あっ…やっただにょ。クリアしたにょ〜♪」
天道「…!自室に戻るでない!綿津見殿!………皆のもの!逃げるでないぞ?✨」
太白「生命…帰ってもいいかしら?ボソッ」
生命「帰る?」
太白「少し業務もあるし…何より…その…」
生命「いや…責めるとかじゃなくて帰るなら一緒に帰ろっかなって」
太白「…でも薬を貰わないわけには…月さん。これって本当に大丈夫な薬ですか?」
朔「それが予想できないから困るんですよ…!!」
天道「ニコー(⌒▽⌒)」
朔「サッ…」(鎖鎌を取り出す)←条件反射
天道「!?玉兎!危ないではないか!」
朔「お前が毒盛りかねないから構えてるんだよ日頃の行い改めろ」
天道「盛っているのではない!実験しているだけぞ!」
朔「それを盛ってるって言うんだよこのマッドサイエンティスト!!!!」
天道「キャー怖いぞー(棒)もう薬の準備は出来ておる!持って帰るがいい!✨」
朔「毒の可能性が非常に高いので服用はお控えくださいっっっ!!!!!!」
青乱「zzz……」