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    君に初めて嘘をついたのは、最初で最後の終わり。
    
    
        ♡
    
    
    
 私はみんなに嫌われている、
 当たり前だ。
 いつも不機嫌で 冷たくて 自分勝手で     
  わがままで 無視するし 嘘つきだから
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 でも、中学2年生の初めに会った                     
            君だけは違った。
 明るくて私にも優しかった
 そんな君に私は嘘をついたことはなかった、
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 〜4年後〜
「もうすぐ卒業だね〜!」
「うん」
「もう〜相変わらずテンション低いなー!」
「テンション高いだけでしょ」
「いやいや、私は通常だよ!」
「でも私達大人になっても
    ず〜っと一緒にいようね!約束だよ!」
「うん約束」
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 君と大人になってもずっと
         一緒だと私も思ってた
 だけど数日後私は
 病院で心臓病と言われ
『卒業まで寿命はもたないでしょう』
              と言われた。
 その時
 君との約束が果たせないのが悲しかった
 それでも君を悲しめたくなかった
 
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「おはよ!課題やった〜?」
「・・・」
「ちょっと〜何で無視するのさ〜
            なんかあった?」
「はぁ、もう喋りかけないで顔も見たくない」
「え、なんで?待って謝るから!」
「喋りかけんなって言ってんじゃん」
「、、、、、ごめんね。」
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 これが君との最後の会話だった
 君からの最後の言葉は『ごめんね。』だった。
    
        ♡