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君に初めて嘘をついたのは、最初で最後の終わり。
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私はみんなに嫌われている、
当たり前だ。
いつも不機嫌で 冷たくて 自分勝手で
わがままで 無視するし 嘘つきだから
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でも、中学2年生の初めに会った
君だけは違った。
明るくて私にも優しかった
そんな君に私は嘘をついたことはなかった、
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〜4年後〜
「もうすぐ卒業だね〜!」
「うん」
「もう〜相変わらずテンション低いなー!」
「テンション高いだけでしょ」
「いやいや、私は通常だよ!」
「でも私達大人になっても
ず〜っと一緒にいようね!約束だよ!」
「うん約束」
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君と大人になってもずっと
一緒だと私も思ってた
だけど数日後私は
病院で心臓病と言われ
『卒業まで寿命はもたないでしょう』
と言われた。
その時
君との約束が果たせないのが悲しかった
それでも君を悲しめたくなかった
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「おはよ!課題やった〜?」
「・・・」
「ちょっと〜何で無視するのさ〜
なんかあった?」
「はぁ、もう喋りかけないで顔も見たくない」
「え、なんで?待って謝るから!」
「喋りかけんなって言ってんじゃん」
「、、、、、ごめんね。」
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これが君との最後の会話だった
君からの最後の言葉は『ごめんね。』だった。
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