公開中
ーオリジナル絵本ー夜空にいるクジラ
夜空には一人ぼっちのクジラがいる
そんなクジラが|星座《なかま》と出会い
心を開く話
夜空の一番奥深く、星の光が届くか届かないかの静かなところに、ひとりぼっちのクジラがいました。
他の星座は名前があるのに、クジラは名前という言葉を知っていません。だって、呼んでくれる家族や友人がいないから。
だから、名前を呼ばれることなんてありません、呼ばれる喜びさえも知りません。
その次の日、いつも通り一人で過ごそう、と思っていたら『ねぇ、君。そこで何をしてるの?』
きらりと輝く声が少しだけ響きました。
「わぁ!大きくてかっこいいね!君の名前は?」
「かっこいぃぃぃ!✨、ねぇねぇ!名前は?性別は?性格は?✨」
「こら、質問攻めしない、」
クジラはその光景を、黙ってじっと見つめていました、瓜二つの少年の話を聞いて、少し羨ましく思いました。
「、!自己紹介が遅れたね、僕はカストル、」「僕が、ポルックス!二人で一つの星座、『双子座』って言うんだ!」
「勘違いする人が多いけど僕たちは考え方や性格も違うからもちろん喧嘩もするさ。」
クジラは、すこし不思議に思いました。だって『二人で一つ』という言葉を知らなかったから、だって、ずっと一人だったから。
同じ|星座《なかま》と話す時、自然と心が温かくなるように感じたから。
双子座はクジラと出会って、「こっち来て、みんないるから」「クジラさん、絶対!人気者になるよ!だってかっこいいもん!✨」
初めて自分のことをほめてくれた。ただそれだけでクジラは心が救われました。
そして、みんながいるところに連れて行ってもらえました。そこでは蟹座や牡羊座、水瓶座にペガサス座まで!
個性豊かな仲間の所で友達、というのもできて
クジラはその日が途轍もない幸せな日になりました。
『この人達になら、過去のことを話してもいいかな........やっぱやめよう』
クジラは自分の場所に帰って、初めてそう思いました。
好評でしたら続きかきます!
短くてすみません、
(現在時刻:午前1:55分)
文字数:773文字