公開中
死 に 溺 れ て 。
死にたい 。
こんな 世界から 、
現実 から 逃げ て しまい たい 。
そんな 俺 の 感情 を 誤魔化す か のよう に
たんたん っ と 足音を たてて
階段 を 降りて いく 。
さ っ き まで の 強い 風 も
少し 曇 っ た どんより した 空 も 何 も 無い 。
ただ 、 薄暗い 階段 を 1人 で 降りる 。
( 彼奴 の せい だ 。 )
彼奴 さえ 現れなか っ たら 、
居なか っ た なら 、
き っ と 俺 は あのまま 飛び降りて いた 。
俺 は 邪魔 された ん だ 。
そう 思い込む こと に した 。
「 ……… 、 」
吐き気 が した 。
飲み 込んだ 。
______ が ら っ
mb1 「 ______ っ !! w 」
mb2 「 ______ w w w 」
教室 に 入れば 、
クラスメイト 達 が 楽しそう に 談笑 していた 。
まる で 俺 の 存在 が
ないか の ように さえ 感じて 、
そして 、
( 死ねばよか っ た )
心底 、 惨め に 思う 。
やはり 、 もう一度 戻 っ て 死んで しまおう か 。
そんな こと を 考え つつ 、
不意 に 窓の方 に 目 を やる と 、
蒼 「 あは っ ♡ 」
人 が 、
落ち ていく のが 見えた 。
「 、 ! 」
飛んだ ん だな 。
勇気 の ある 奴だ 。
「 ……… 、 」
俺 は 少し だけ 、
羨ましい と 思 っ て しま っ た 。