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二∣一人で任務に行きたい
柱になってから何日か経ちました。どうも、新人の柱、里黒 硫支唖です。この話はシリーズの説明どうりです。それでは、どうぞ〜
硫支唖「はぁ〜…」
新人の柱、色柱の柱硫支唖は悩んでいた。
硫支唖「今日一般隊士と任務か〜…しかも、3人…喋れなくなりそう…」
一話を見た人ならわかると思うが、硫支唖はコミュ障である。
硫支唖「とりあえずいってみるか〜…」
そう、いま向かっているのは、その隊士達がいる、胡蝶さんの屋敷だ。
硫支唖「あ、あの…こここ、胡蝶さん!!」
胡蝶さん「どうしましたか?里黒さん。」
硫支唖「あの…今日…ににに、任務で…隊士の…竈門?さんたちを…探してて…」
胡蝶さん「あぁー!!竈門くんたちですね!彼らならこっちの部屋にいますよ!」
硫支唖「ありがとうございます!」
胡蝶さん「いえいえ…では、私は行くところがあるので…」
胡蝶さんはそう言って何処かに行った。
硫支唖(この部屋に三人がいるのか…)
ガララっ(ドアを開ける音)
善逸「嫌だー!!!行きたくないー!!!」
硫支唖「!?」
炭治郎「こら善逸!ここは病院だぞ!」
伊之助「ヒァッホーイ!!!」
硫支唖(終わったかもしれない…)
炭治郎「あれ…?もしかして、里黒さんですか?」
硫支唖(ビクッ!!!)
善逸「あれ?なんで喋らないの?この人」
炭治郎「こら善逸!この方は柱だぞ!」
善逸「えぇ!?柱の女の子って皆かわいいの?!」
硫支唖「かわ…?」
硫支唖(どこが可愛いんだこんな絶壁の…)
硫支唖「…任務に…」
炭治郎「はいっ!行きましょう!!」
善逸(なんでこの人、声が震えているのかな?)
任務場所に着いた
硫支唖(移動中も三人ともめっちゃ楽しそうだったー!!!いいな…)
硫支唖「…ハッ!!!」
シュ!!!(硫支唖が素早く移動する音)
シュパッ!!!
鬼「クソッ!!!切られたぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!!!」
硫支唖「遅いんだよのろま…」
しばらくの沈黙…
硫支唖(しまった~!!!クセで、いつも一人で戦うときみたいになっちゃたー!!!)
炭治郎「す…」
硫支唖(…?)
炭治郎「すごいです!里黒さん!!かっこよかったです!!!」
硫支唖「は…?すごい…?かっこいい…?」
善逸「すごい…めっちゃ速い…」
伊之助「すげー…俺でも気づかなかったぜ…」
硫支唖(何この子ら…すごい褒めるじゃん…)
硫支唖「稽古すれば皆このくらいできるよ…」
任務がおわっとき…硫支唖はルンルンで帰った。
硫支唖(いい奴もいるんだな…)
読んでくれてありがとうございます!