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【東方ヤンデレ#4】霊夢編
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・著しいキャラ崩壊(霊夢)
・東方二次創作
・ヤンデレ
・ちょっと怖い
・夢小説
注意事項は以上です。
霊夢がヤンデレになることって意外に少ないのでやや苦戦しました。
でも割と需要ありますよね。
魔理沙は決めゼリフを言う時しか「〜だぜ」口調にはならないので、
口調はそのへん、原作リスペクトにしました。
#あなたの一人称#が幻想入りした時、1番最初に行き着いたのは博麗神社だった。
博麗の巫女を名乗る人が、幻想郷について、幻想入りについて、
たくさんのことを教えてくれた。
それに対してありがたいと思っていることは、決して嘘偽りではない。
最近はもう人間の里に家を持ち、普通に暮らしている。
しばらくは博麗の巫女には会っていない。
せめてものお礼を言いたい。だから今は、博麗神社に向かっている。
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だけど、#あなたの一人称#はまだ博麗の巫女の名前も知らない。
名前も知らないけどお礼は言いたいのだ。
道中に、少し暗い森があった。ここが、博麗の巫女の言っていた「魔法の森」?
博麗神社まで距離があるので、少しそこで休むことにした。
「霧雨魔法店」と書かれた店が目に入る。確か魔理沙という人が
経営してるんだっけ。博麗の巫女に教えてもらった。
ずっとその店を見つめていると、中からいかにも魔法使いらしい見た目の
女性が出てきた。
多分あれが魔理沙さんだろうか。
その女性はこちらに走ってきた。突然だったので流石に少し驚いた。
博麗の巫女には魔理沙さんという存在を教えてもらっている。
その魔理沙さんの教えてもらっている容姿とあの女性は似ている。
絶対に魔理沙さんだ。
魔理沙「おい、あんた!」
#あなたの名前#「!?」
魔理沙「あんた、まさか博麗神社に行こうとしてるのか!?」
#あなたの名前#「ええ、そうですけど…どうして分かったんですか?」
魔理沙「あそこには、今は近づかない方がいいぞ!」
#あなたの名前#「えっ、えっ、なんで」
魔理沙さんは慌ただしい様子で#あなたの一人称#に話した。
#あなたの名前#「私はただ、お礼を伝えようと……」
魔理沙「そういう問題じゃない!とにかく、生きたいならあっちには行くな!」
#あなたの名前#「生きたい!?…って、あそこには妖怪が寄り付くからですか?」
魔理沙「…それもそうだが、大抵の妖怪はあそこに行かない。まず寄り付けない。
それより今気をつけたほうがいい理由は、霊夢にあるんだ!」
#あなたの名前#「…霊夢?それ、博麗の巫女の名前ですか!?」
魔理沙「ああ、そうだが…名前も知らんのか」
どうやら博麗の巫女の名前は霊夢というらしい。博麗 霊夢だろうか?
魔理沙「#あなたの名前#!紫から話は聞いてる、あんたが1番あそこに行っちゃ
いけないんだぞ!」
#あなたの名前#「…えっ、ど、どうしてですか!?」
---
魔理沙さんに話してもらった内容は、かなり意外な内容だった。
どうやら霊夢という名の博麗の巫女は、#あなたの一人称#に飢えているらしい。
初めて会った時、それから会いたくて会いたくて仕方なかったという。
だから、もしかしたら今霊夢に会えば、監禁されてしまうかもしれない。
いや、監禁されても無理はないと、魔理沙さんは言っていた。
魔理沙「…分かっただろ?とりあえず今日は、霊夢の近くに行くなよ」
#あなたの名前#「で…も、お礼は伝えたくて」
魔理沙「へえ……あんたも、物好きな奴なんだな。じゃあ、ついていってやるよ。
あんたの安全のためにもな」
#あなたの名前#「ありがとうございます!」
というわけで、魔理沙さん付き添いで、霊夢さんのところに行けることになった。
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#あなたの名前#「ここが博麗神社…前よりも少し暗いですね」
魔理沙「ああ…しばらく私も、霊夢と会ってない。というか、
霊夢が外に出てないんだ。この前小さな異変があった時も、
霊夢は外に出なかったんだぞ?おかげで私と紅魔館の連中で
異変解決することになったんだ。いい迷惑だろ?」
#あなたの名前#「そ、そんなこと言っちゃあ、霊夢さんが……」
霊夢さんがひどい言われようで、ほんの少しだけ、魔理沙さんに嫌気がさす。
魔理沙「おいおい、まさか霊夢が可哀想とでも言うのか?」
#あなたの名前#「………私、中に入るので」
魔理沙「…ああ、気をつけろよ。いや、私もまだ少し付き添うよ」
どうやら中まで付き添ってくるらしい。どれだけ心配なんだろうか。
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賽銭を入れて、扉を開けようとした。
扉を開ける前に、扉が開いた。霊夢さんだろうか?
霊夢「#あなたの名前#!?#あなたの名前#なの!?」
#あなたの名前#「……そう、です。今日は、お礼を伝えに来たんです」
そう言うと、霊夢さんは咄嗟に抱きついてきた。強く抱きしめられ、少し苦しい。
霊夢「ああ、#あなたの名前#!!ずっと待っていたわ!!」
魔理沙「げっ…!!」
魔理沙さんは少し後ずさりをした。
霊夢さんは魔理沙さんの方を、ギョロッとした目で睨んだ。
霊夢「魔理沙…。どうしてここにいるの?ここは、2人だけの場所よ
退散しなさい」
魔理沙「ああ…霊夢、お前も随分、《《変わった》》んだな。」
そう言い残し、なかば呆れながら魔理沙さんは帰っていった。
霊夢「#あなたの名前#〜、まだ私の名前も知らないんでしょう?」
#あなたの名前#「いや、魔理沙さんから聞きました。霊夢さんですよね?」
霊夢「大正解よ!でも、魔理沙のことなんて忘れて欲しいわ。
今は2人だけになりたいの」
#あなたの名前#「いいですよ、2人になりましょう」
扉をスッと閉めて、温かみのある部屋の中に入る。
霊夢さんはこちらに寄ってきた。隣に座って、距離を詰められる。
霊夢「#あなたの名前#…?愛おしいわね。大好きだわよ」
#あなたの名前#「ありがとうございます。あったかいですね」
外には雪が降っていた。魔理沙さんはこの寒い中、魔法の森をさまよって
いるのかな。何だか想像するだけで痛快だった。
#あなたの名前#「今日、本当は、お礼を伝えにきたんですよ…?」
霊夢「お礼なんていらないわ。ここにいてくれるだけで、幸せだもの」
#あなたの名前#「…ふふ。ずっとここにいましょう」
霊夢「いいわね。もう外には出ちゃいけないわよ」
#あなたの名前#「そうですね。#あなたの一人称#、霊夢さんのものです」
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その夜は2人とも抱きつきながら眠りについた。
霊夢はとても幸せそうな表情だったが、幻想郷のどの霊夢の知人も、
それを祝福しなかった。
なんか本当にビミョいですね。
ただ魔理沙がかっこいいのに可哀想。
次回は魔理沙編です。お楽しみに!当の魔理沙がヤンデレになります。
霊夢は監禁系だったのだろうか…?妹紅さんほどではないけど。
妹紅さんは監禁が凄すぎて、もう比較対象。