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N & S & Ro (1)
__~ 紫 side ~__
______ 残り 3週間 。
俺 と 桃 くん は 駅前 で 一緒 に 過ごす 仲間 を 探して いた 。
桃 「 んで 、 結局 誰 誘うの ? 」
ふい に 、 横 を 歩く 桃 くん に 問い かけられた 。
桃 くん っ て 意外 と せ っ かち なの かな 。
紫 「 誰 っ て ……… 、
今 探してる 所 でしょ 〜 ? 」
当たり前 の こと を 聞く から 、
声 を 出して 笑ってしまう 。
当 の 本人 は 目 を 大きく 見開いて 、
怪訝 そう に 俺 を 見つめて きた 。
桃 「 な ー くん 、
まさか 本当 に 初対面 の 人 誘う 気 か ? 」
紫 「 え ? うん 」
桃 「 っ はぁ …… 、 まぁ いいけど 、 」
なんだかんだ 言 っ て 協力 して くれる らしい 。
なんて 優しい 人間 なんだ 。
…………… ん ?
紫 「 なんか 人集り できてない ? 」
俺 が 指 を 指した 先 には やはり 人集り が できていて 、
し っ とり と した 優しい 音楽 が 聞こえて くる 。
紫 「 弾き語り 、 かな ? 」
桃 「 ん 、 だな 。 」
紫 「 ちょ っ と 行 っ てみよう !! 」
桃 「 ぅお ッ 、 な ー くん っ !? 」
好奇心 が 勝ち 、 桃くん の 腕 を 引いて
声 が 聞こえる 方向 へ 走 っ ていく 。
紫 「 ………… 。 」
桃 「 ? 」
驚き 、 固まる 。
視界 に 飛び込んできた もの が 、
俺 の 想像 と 全く 違 っ て いた からだ 。
キラキラ した 男子高校生 を イメ ー ジ していた が 、
実際 は 、
全体 的 に ボロボロ で 、 服 の 裾 は 少し 血 が 滲んでおり 、 紅く 染ま っ て いた 。
艶やか な 黄色 の 髪 の 隙間 から 見える うつろ な 瞳 には 、
絶望 が 滲んで いる よう に 感じた 。
そんな こと を 考えている と 、
彼 は しゃがんで ギタ ー ケ ー ス に 入 っ た お金 を 数えて いた 。
黄 「 __泊まれる 場所 、 あるかな …__ 」
淡く 、 呟いた 彼 の 声 は
小さか っ た けど 、 し っ かり 俺 の 耳 に 届いた 。
これ 、 誘える かも 。
そう 直感的 に 感じた 俺 は
勢いよく 桃 くん の 方 に 振り返る 。
桃 「 ん ? 」
紫 「 あの人に 声 かけて みない ? 」
桃 「 ………… まぁ 、 物 は 試し っ て いうし 、
いい ん じゃね ? 」
紫 「 よし っ じゃあ 〜 !!
………… あの っ !!!!!! 」
黄 「 わ っ 、 」
紫 「 驚かせて ごめんね !!
急 だけど 、 俺ら あと 3週間 を 一緒 に 楽しめる メンバ ー を 探してて ね !! 」
意気揚々 として 語る 俺 を 、
男の子 は きょとん と 見据えていた 。
黄 「 ぇ ……… 、 と ? 」
桃 「 つまり 、 」
______ あ ん た に メ ン バ ー に な っ て 欲 し い っ て こ と 。