三話

__……やｯ…__ --- なんだ…？ --- --- 誰かが呼んでる…？ --- __ちゅ………！__ __中也…ｯ！__ --- 誰だ…？ --- 中也ｯ！ ｯ！？ 善かった… やっと起きた… 何が…？ ごめんね…中也…ｯ あ゙…？ …何があったんだよ ちょーっと色々ありましてー… ｶﾞﾁｬ 太宰くん ｱｯﾓﾘｻﾝ 次からは長時間人を入れさせないように はーい… ｜首領《ボス》…？ あっ…起きたんだね､中也くん 何があったんですか…？ えーっとねぇ… 説明し難いなぁ… それはどういう意味で…？ 全部だねぇ… 説明しにくいし､中也くんに云いにくいし… 僕､暴走､中也､汚濁､僕､戻る､無効化 おうなんとなく判ったぞ でも中也くんの異能は太宰くんには効かないしねぇ… 驚いたんじゃない？ 記憶はあるんだろ､？ うん じゃあ驚くなんてこと… あるかもしれねえわ… 何かあるの？ 厭…最初に暴走した時の話… 最初の暴走… 聴いた限りだと､｜首領《ボス》をエリス嬢が守ったんですよね？ そうだよ？ もし太宰の暴走の原因がその速度を見て吃驚したなら… …中也の考えは最初の暴走が少しで収まったのは驚いて怯んだようになったから､ってこと？ ただ俺の考えに過ぎねえがな… うーん… 1つの説としては有り得るよね､ 実際の処､僕でも何が起きているか判らないからね 何時暴走するのか､暴走している時どんな攻撃をしているのか 目は見えているんだよね？ うん でも右目だけ若干視野が狭いかな､？ 視野､ねぇ… 正直よく判らないから 見えているのだけど記憶が飛んだように起きたことが判らない まあとりあえず誰が何を云おうと面会は短時間で終わらせること､善いね？ はーい… ｜首領《ボス》､俺だけ… 却下 ﾊｲ… --- --- --- 太宰… 人間って存在であってるよな…？ …あっててくれよ！？ --- 太宰くんが人間ではない…か 実際異常の処だけを見れば人間ではないと云える… … 判らない… --- ひまだなぁ 危なくない事で何か起こらないかな… __貴様……れ…善………？__ …？ 何か聞こえるような… __………満足………いる……？__ 満足…？ どういう事だ…？ __………と…我…満足………いる……に…見え…__ あーもーよく判らないしうるさいｯ！ ちょっと黙っててくれない！？！？ __我………させ……ろう…__ だから黙ってってば！！！ あっ黙ってくれた？ ｸﾞﾜﾝ ｯ！？ 視界…否､違う…ｯ 部屋が…ｯ！