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Auftakt#7
私たちは,逃げていた。
人間が,何かとても速いもので追いかけてくる。
コハクも私も空を飛べるけれど,風の抵抗が強くてバランスが取りにくい。
その時だった。コハクが服を松の木に引っかけたのは。
あっと思う間もなく,コハクは落ちていく。数秒後,どさっと音がして,コハクは痛そうに顔をゆがめた。
すぐに人間が来て,コハクを連れ去る。「コハクー!」と叫んだけれど,コハクはもう砂糖の粒のように小さくなっていた。
こんにちは♪
アウフタクトシリーズ,ワカクサとコハクの危機!
次回はコハクの過去を書いていきます。
読んでみてくださいね(*^^*)