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限界腐男子☆マーダーちゃん!!!!!!!!!!〜Loveを添えて〜
ギャグです!!!!(2回目)
あー、限界腐男子なマダちゃがBLを見守るお話ですw
キャラ崩壊が酷いです!!!かっこいいマダちゃはいません!!!!!!!!!!
と言うかかっこいい闇AUメンバーもいません!!!自分文才を胎内に置いてきてしまったのでゴミ注意です!!!
サイドが5656変わります!!!!サイド酔い(?)注意です!
お前ら、『BL』または『薔薇』とは何か知っているか?端的に言えば、『ボーイズラブ』、男性同士の恋愛だ。そういうコンテンツ、そういう話が好きな奴らを『腐男子』、『腐女子』と呼ぶ。
おっと、言い忘れたな。オレはマーダーサンズ。マーダーと呼ばれている。ニンゲンにより、虐殺が300回以上繰り返された世界で、自らLOVEを上げる決断をしたサンズだ。
さて、オレことマーダーは、そのBLが好きだ。なぜかって?尊い、それに尽きる。
先ほども話したが…オレは自らの意思でLOVEをあげた。つまり、自分の世界の|モンスター《仲間》を殺したということだ。……ついには、最愛の弟であるパピルスまで。その自責の念に駆られたオレは、精神安定剤を探した。そして行き着いたのが……BLというわけだ。
最初は、虐殺の休憩のために本を探していただけだった。その時目に止まったのが、とあるBL作品だったのだ。そこからズブズブと沼にハマっていき……オレも無事、腐男子化を果たしたというわけだ。
長くなったな。じゃあここからが本題だ。BL好きのオレは、とある組織に加入している。というより無理やり入れられたが正しいが……長くなるので省かせていただく。
その闇AUと言われる組織だが……なにぶん、BLのネタが多い。これだけで、入って良かったと思える。マジ最高。さてさて、メンバー紹介でもしてやろう。
まずはボス、『ナイトメア』だ。触手の生えたサンズ(正確に言えば違うらしいが)であり、ネガティブの守護者。よくオレらを利用してネガティブを集めようとしているな。
次に『エラー』。常にグリッチを身体に纏っており、AUの破壊者だ。青色の糸を出してくる。
そして『キラー』。ニンゲンに唆されて、自ら虐殺を始めたサンズだ。ソウルが変形しており、眼窩からは黒い液体が滴り落ちている。
そしてそして『ホラー』。ニンゲンが地下を出てった後の世界で、飢餓に悩まされるサンズだ。頭蓋骨に穴が空いており、片目が赤色になっている。
次はマーダーであるオレなのだが…先ほど紹介したため省略だ。ちなみにキラー、ホラー、オレは、『継続組』と一括りにされているな。
最後が『クロス』。オレ達闇AUの後輩だ。自分の世界を戻すために色々やっているらしいが……詳しくはしらん。見た目はモノクロで、唯一の色といえば、頬についた傷と右目の赤色だ。オレ達には敬語だな。
五人(骨)の説明をしてきたが…これだけで、闇AUがどれだけBLの宝庫かわかっただろう。わかったよな?
「なぁ…『フェル』?」
オレは、そう言って目の前の赤と黒の『サンズ』に笑いかけた。
side 『フェル』(マスタード)
目の前の片想い相手にこんな事実を突きつけられて、驚かない奴がいるだろうか。否、いないだろうな。今のはジョークじゃないぞ。たまたまだ。
「あーっと…?つまりお前は男同士の絡みが好きで、闇AUのやつらで妄想してるってことか?」
「まーそう言うことでいい」
そう言って、コーヒーを啜った目の前の相手は『マーダー』。俺…まぁ俺“ら“の片思い相手だな。
「うま…」
「だろー?ここの、うめーんだよな」
マーダーはもう一口、と再度コーヒーを啜った。寒いのか、少し萌え袖になっている。
かわい…
俺ら二人がいるのはとあるAUのカフェ。今日は二人で出掛けている。ちなみにこの事実がバレたら俺はあいつらに吹っ飛ばされる。死ぬ覚悟はできた。いや死にたくはないが。
「で……なんで急に俺にそんなこと言ったんだ?」
秘密?を教えてもらったことは嬉しいが、いかんせんタイミングが謎すぎる。
「んー…なんとなく?」
こてん、と首を傾げるマーダー。なんだこのかわいい生物。俺が養う。
「……強いていえば、お前に知っといて欲しかったから__だな」
「あっそ…」
「?なんか顔赤くないか?」
熱あるのか?と、マーダーは俺の額に自信の額を当てた。骨だから体温わかんねーだろというツッコミは置いといて…さらに顔に熱が集まるのを感じる。好きな相手にこんなことされて、嬉しくならない奴がいるわけないだろう?
「大丈夫かよ…」
「だ、いじょぶだ」
額をはなして、ふっと眉を下げて問うマーダーに、俺は(かわいさに悶えながら)言った。そんな俺の態度に、マーダーは少し疑わしげな表情になったが、それ以上は何も言わなかった。
「__で、オレってこんなんだろ?だからどう思うかなって」
マーダーの言う“こんなん“とは、BLだかなんだかが好きなことだろう。俺は答える。
「なんも思わねーよ。お前はお前だろ」
それに、“そーゆーの“に嫌悪感がなくて良かった、とは言わずに。
「そうか…」
俯くマーダーの表情は、フードに隠れて見えないが…声音は嬉しそうだ。思わず俺も笑顔になる。
「じゃ、話はおしまいだ。これからもオレの良き友人でいてくれよな」
ガタリと音を立てて、マーダーは椅子から立ち上がった。
「あぁ……ってえ!?」
「?」
じゃあな、と笑いながら、マーダーは伝票を持ってレジの方へと向かっていってしまった。
「良き“友人“って……!!」
俺が望むお前との関係は、そんなんじゃないってのに。
「というかアイツサラッと伝票持っていきやがった!!!」
ダーンと机を両手で殴る。なんであんなかっこいいんだよ!!俺より!!!
「う〜〜〜〜……」
机に突っ伏しながら、マーダーの顔を思い浮かべる。アイツの周りには俺の|ライバル《恋敵》が多すぎる。
「ぜってー振り向かせてやる…!」
だって、俺はお前が好きだから。
side 『マーダー』
さて…フェルとのお茶会(コーヒーだが)が終わったが…これからどうしようか。そう考えながら、オレは自身の部屋に入る。
「任務はないしな…」
新作でもかくか。うん。そうしよう。ネタはたくさんあるんだ。
「今日はキラホラか…クロメアか…」
ふんふんと鼻歌を歌いながら、オレはパソコンを起動した。人工的な灯りが、オレの目に飛び込む。
「いや、ナイエラでも…?」
慣れた手つきでアプリを起動しながら、オレはカップリングの妄想をする。やはり、オレの周りはBLのネタに溢れている。最高。
「♪〜、♫〜♬、〜」
にまつく口元に片手を添えながら、オレは目の前の液晶に向き直った。
side 『キラー』
キミ達に好きな相手はいる?僕はいるよ。大嫌いで、でもほんとーに嫌いになれないやつ。愛憎、って言うんだっけ?大好きだけど、大嫌いで、殺したくなるやつ。僕がアイツに向けている感情はコレなのかもしれないな。
「……マーダーどこだろ」
アイツは最近、ふらっと出掛けてはふらっと帰ってくることが多くなった。別に、アイツがどうしてようが僕には関係ない___はずだったのになぁ。
「うぇ…」
アイツが別のヤツと話してるだけで、気が狂いそうになる。もう、気は触れちゃってるはずなのに。誰かの元へ行ってしまうのならいっそ、殺して、僕のEXPにして、ずっと一緒にいられたら______
なんて考えてしまうくらいには、僕はマーダーのことが好きみたいだ。いや吐き気がするけどね。あんな幻覚野郎に!!!
「あーーもーーーー!どこ行ったんだよ!!」
ボスに呼ばれてんのにさぁ!
そう、マーダー、僕、あとホラーは、ボスことナイトメアに呼ばれているのだ。ホラーと僕はすぐ集まったんだけど…マーダーが見当たらないから、僕が呼びに行ったんだ。
と言うかこっちが本題だったのに…マーダーのこと考えてたらそれと合わせて変なこと考えちゃったじゃん!
「まじでどこだろ……あ、部屋か」
リビングにはきてない。ダイニングにはいなかった。その他場所も探していなかった。
うん!!部屋だね!!
そしたらさっさと行こう!
レッツゴー☆
「おいこら幻覚野郎!!さっさと降りてきやがれ!!」
僕はマーダーに与えられた部屋のドアを蹴破り、そう叫んだ。
「あ“…?」
少しくらい部屋。そこにはパソコンを見つめるマーダーが。
「なんだよ…キラー」
イラついた声で、僕を睨みつけるマーダー。しかし椅子に座っているため、上目遣いになっている。そう、ただの可愛いである。だがしかし、ここで可愛いと言うのは癪なため、あくまでいつも通りを装う。
「はァ!?せっっかくこの僕が呼びにきてやったのに?何その態度!!」
「うっせぇ黙れ」
せっかく筆が乗ってたのに…とマーダーは呟きながら席を立つ。
「ふで…?」
「あーいや…こっちの話だ」
ひらひらと手を振りながら、マーダーは扉に向かう。
「ふーん…」
ふと、灯りがついたままのパソコンが気になった。思わず目をやる。
「『Horrorはそっと目を伏せ、その頬を色付ける。その仕草が愛おしくて、思わず__』」
「!!!!!」
書いてある文字を音読したら、光の速さでマーダーがすっ飛んできた。
「やめろ…っ!!」
僕を引っ張り、パソコンから目を離させたマーダー。頬を染めながら僕の口を塞ぐ彼の姿が、どうにも可愛らしい。
「えー?ナニコレ、マーダーが書いてんの?」
しかし、好きな子には素直になれないのが僕。思わず揶揄ってしまった。
「…っ、悪いかよ」
上目遣いで睨んでくるが、頬は色づいたまんま。怖くもなんともない。
「いーや?べっつにぃ〜?」
ほら、さっさといこ、と僕は、口をふさぐマーダーの手をとり、引っ張る。
「ちょっ…!」
焦るマーダーの静止の声なんか聞かずに、僕は廊下を小走りで進む。
「んーふふっ!」
鼻歌を歌ってしまうくらいには、今の僕は機嫌がいい。
「なんだよ気持ち悪いな…」
「えーひっどぉい!」
だって!|マーダー《思い人》のあんな表情!きっと僕しか見たことないだろうから!
それにしても…あのお話、一体なんだったんだろう。
side 『マーダー』
せっかく小説を書いていたと言うのに…とんだ邪魔が入った。
「はぁ〜…」
謎に鼻歌を歌いながら進むキラーに腕を引っ張られながら、オレは部屋に放置してきたキラホラのBL小説に想いを馳せる。あそこからやっと書きたいところが描けるはずだったのに!ネタが吹っ飛んだらどうしてくれるんだよ!
しかも快楽殺人鬼め…小説を音読しやがった!まじで恥ずか死ぬかと思ったんだが??オレが腐男子だってことは、フェルにしか言ってないのに…腐バレしたら自殺しよう。うん、こんなにいちゃんでごめんなパピルス。
『腐バレぐらいで自死を選ぶとは軟弱な!キサマが殺してきたモンスターはどうするのだ⁉︎』
ごめんよパピルス…だが致死量の恥ずかしさに耐えられるほどオレのソウルは強くないんだ…
「はーいボス〜?マーダー連れてきたよー!」
キラーがボス…ナイトメアに向かって手を振る。
「おう、遅かったな。部屋にいたのか」
机に肘つきながら、我らが|ボス《タコ》は言った。
「おそかったな〜」
茶菓子を口いっぱいに頬張っているのはホラー。
「…?オレ入れて四人か。クロスとエラーはどこ行ったんだ?」
オレが聞くと、ナイトメアは買い物とインクのところだ、とだけ答えた。
「で、なんなんだよ」
オレのBLタイムを邪魔しやがって。任務か?そういえばナイトメアは思考読み取りができるんだったか。よし、何も考えないようにしよう。バレるのは避けるのだ。
「任務だ」
「えー?最近なかったからしばらく休めると思ってたのにぃ〜」
不服そうにキラーは頬を膨らませる。
「ほら、駄々捏ねてないでさっさと行ってこい」
エラーがポータルだけ開いといてくれた、とナイトメアは見慣れた穴を指差した。あぁ……ポータル通ろうとしたナイトメアが挟まれて、こっち側にいるエラーにイタズラされるシュチュとかいいかもな…
「ちぇ……まーいいや。ホラー?食べ終わった?」
「…んぐ……食い終わったぞ」
ナイトメアには逆らえないことは知っている。オレ達三人は、おとなしくポータルの先のAUに向かうことにしたのだった。
そこは普通のアンダーテールの世界に見えるが…AUなんだろう。オレ達の任務は、ここのモンスターどもを殺し尽くすこと。オレはEXPがゲットできるし、ラッキーだが___
何より、キラホラが見られる!!生キラホラが!!!リアルで!!今まで妄想で補ってきたが…ここでキラホラが見られるとは!!サンキューボス!!今日だけは感謝するぜ!!!思う存分いちゃついてもらうため、オレは陰から見守るとしよう。
『EXP集めはどうするんだ?』
「あぁ、ちゃんとやるぜ兄弟。でもお前もアイツらが見たいだろう?」
『……否定はしない』
さっすがオレの兄弟!グレートだ。
side ホラー
「あぁ__ちゃんとやる__お前も___見たいだろう?」
また|パピルス《幻覚》と会話しているのか。ありもしないものを見て、自分で壊したものに縋って、そんなものに救いを求めるくらいなら、おれを求めてくれたっていいのに。お前が望むなら、おれはこの身すら喜んで捧げるのに。
「あちゃー、マーダー、また幻覚と話してるね」
これは長くなるぞー、とキラーはマーダーを見つめる。その瞳には、確かなLoveと嫉妬が含まれていた。
「はぁ……ま、マーダーは仕事はちゃんとやるからな。おれらもささっと終わらせちまおう」
「さんせーい!」
片手をあげて、キラーは笑った。
side 『マーダー』
「…しまった」
パピルスと話しすぎた。アイツらはどうしているか…そう思い、後ろを振り向いた。
「!!」
思わず、そこら辺の木の後ろに隠れる。そして、釣り上がる口角を隠すため、咄嗟に両手で口元を塞いだ。
待て待て待て待て……キラホラがそこに存在している!!!
少し心を落ち着けて、木からそちらを覗く。
「〜〜〜!!」
キラーと!ホラーが!共闘している!!!!!!!推しカプが!!いっ、一緒にたたかッッ…!!
「う〜〜〜…っ死ねる!」
再度木に身を隠し、オレはずるずると座り込んだ。口元がにやけているのがわかる。片手で隠してはいるが、誰かに見られたら一瞬でバレてしまうだろう。
バクバクするソウルをもう片方の手で服の上から握りしめながら、オレは再度そちらを覗いた。
骨とナイフ、そしてブラスターが飛び交う戦場は、彼らの独壇場だった。
「おいキラー!そっち行ったぞ!」
「わかってる___よっ!!」
互いが互いを守り合い、近づくものは排除する。もう!この言いようのない感動がわかるか!?パピルス!!
「あの空間を近くで見たい…!」
いやしかし…推しカプにはこちらなんか気にせずいちゃついてほしい…でも…!!
「あ“ーーーーッッ!!」
小声で叫ぶオレに、かぶさる影が一つ。
「***!」
「煩い。邪魔しないでくれないか?」
その影の主を、オレは魔法で出した骨によって貫いた。
「ぐっ…あ“ァ“ッ…」
痛みに悶える声を聞きながら、オレはもういくつか骨を出現させる。
「オレは推しカプを眺めるので忙しいんだが?邪魔すると言うなら___」
「___オレと狂った時間を」
『マーダー!!!』
言いかけたその時、二つの声がオレを呼んだ。
「キラー!?ホラー!?」
さっきまであっちで戦ってたはずじゃ___
「大丈夫!?マーダー!」
必死の形相で、オレを見つめるキラー。
「怪我してないか!?」
涙目になりながら、オレの怪我の有無を確かめるホラー。あれ、さっきのモンスターどこいった?
「あ、あぁ…大丈夫だ」
オレのせいで推しカプのイチャイチャ空間が……壊れてしまった……
『!?』
「ちょっ、マーダー!?なんで!?泣いてっ」
「どうした!?怖かったか!?」
突然泣き出すオレに、キラーとホラーは戸惑う。
「うぅ“〜〜……!」
推しカプのイチャイチャがぁ…オレのせいでぇ!
ぼたぼたと溢れ出す涙を袖口で拭いなが、オレは嗚咽を漏らす。サイアクだ。死んでも詫びきれない…
side 『ナイトメア』
『ただいま〜…』
「おう、おかえり」
ポータルを潜って、帰ってきたのは継続組三人。
「ずいぶん早かったじゃないか」
俺がそういうとキラーが、まぁねと遠くを見つめていった。
「うぅ……」
「で、ソレはどうしたんだ」
“ソレ“とは、なぜか鼻を啜っているマーダーだ。泣いたのだろう、目元が少しあからんでいる。
「あー……なんか、泣いちゃって」
ホラーが答える。ほー……上質なネガティブだうまいうまい。
「まぁ、お疲れサマだ。部屋に帰っていいぞ」
『はーい』
各々、疲れたーなどと呟きながら、部屋に戻っていく。しかし、俺はソイツを呼び止めた。
「待てマーダー。お前は少し残れ」
「…?なんだよ。ボス」
不思議そうに眉を下げながら、マーダーはのそのそとこちらに向かってきた。
「____お前……何か隠しているな?」
俺がそう言うと、マーダーはあからさまにビクッとした。
「なっ、はっ!?」
いつものポーカーフェイスはどこへやら。ダラダラと汗を流しながら、真っ赤になっている。
「隠しているんだな?」
「んなわけ…!」
俺が思考読み取りができると知っていながら、まだしらを切るか。
「なんなら音読してやろうか?お前が部屋で描いていた小説_____」
「わーわーわーッッ!!わかった!わかったからやめてくれ!!」
慌て出すマーダー。普段見せないその姿が面白くて、もおう少しからかいたくなってしまう。が、俺がやりたいのはそんなことじゃない。
「で、認めるか?お前が『BL』好きだっての」
「あ、あぁ…認めるさ……と言うか知ってたんだろ」
まーなー、と適当にはぐらかしながら、俺はマーダーを触手で引き寄せた。そして、その細い腰に手を回す。
「な!?、にして…っ!」
引き離そうとするが、守護者の肩書きは伊達じゃない。そんじょそこらのヤツに負けるほど、俺は弱くはない。
「いーや?ちょっとネガティブを集めようかと思ってな」
「オレでかよ…!」
「そーゆーこった」
くつくつと笑いながら、俺はマーダーを見つめた。
「お前は普段どんな妄想をしてるんだ?」
マーダーの耳元(スケルトンに耳はないが)で囁く。
「俺と、他の闇AUどもで散々やってきたんだろ?」
図星だったのだろう。肩がびくりと跳ねた。
「犯して、愛して、壊して、殺して、失礼だと、悪いと思わないのか?」
「こ、じんのじゆうだろ…」
せめてもの抵抗か、俺を必死に睨みつけるマーダー。
「それはそうだが…された相手はどう思うんだ?お前をさぞ軽蔑するだろうな」
「…っ!」
瞳が、揺れる。
「そんなにしたいなら___」
「妄想じゃなくて、現実でやってやろうか?」
ふっと、耳に息を吹きかけた。
「〜〜〜〜!!!!」
顔を真っ赤にして、マーダーは俺を突き放す。しかし、腰に腕が回っているため、完全には離れられない。
「はなっはなせこのタコ!!!」
「ほぉ〜ん?躾が足りないようだなァ?」
嗤いながら、俺はマーダーに自身の足を絡める。
「っ、やめろ!」
「やーだ♡」
そう言いながら、俺はマーダーのソウルを取り出す。
「何してッッ!」
「見てわからないのか?」
__なら見てろよ__
「〜〜〜〜〜!?!?!?」
べろり、俺はマーダーのソウルを舐めた。ソウルは本来自身の命と等しいものだ。触られて、無事であるはずがないだろう。その行為が、性的な意味を含めば尚のこと。
「やめっ、あ“ッ!?」
少し温度の低いソレを舐めながら、だらりと垂れてくる魔力を啜る。
「〜〜ッッ、やめっ、ろぉ“」
涙目になりながらマーダーは必死に抵抗するが、ソウルがこちらの手元にある以上、たいした抵抗はできない。
「…うまい」
コイツの魔力もそうだが、ネガティブも。なかなかのものだ。
「……よし。満足した」
俺がパッと手と触手を離すと、マーダーは後ろに倒れ込んだ。
「イ“ッ……何すんだよこのタコ!!!!!」
涙と汗とでぐしゃぐしゃになりながら、マーダーは吠える。
「hehe…ちょっとネガティブをご馳走になっただけだ」
じゃあなと、俺はその場を後にした。
side 『マーダー』
サイアクだ……ナイトメアに腐バレしていた……もう死ぬかもしれない……あのクソタコのことだ。どうせ後で言いふらして、さらにネガティブを啜るつもりだろう。そうなったらオレはこのアジトでどうやって過ごせばいいんだ。気まずすぎる。まさか同僚をネタにしていたなんて。
「後…最後の“アレ“はなんだったんだ?」
そーゆーのはクロスにやってやれよ。
*終わり!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんか腐男子要素消えた…???
ナイトメア
(↓)
ちなみにキラ→マダ←ホラ
↑
フェル
です!!!!!
キラホラフェルは恋情、めあ様はネガティブすするのが一番楽しいからですね!!!!!!!!
クロスくんとエラーさんは……どうだろ()口調が難しいので入れませんでしたが……もしパート2をやるならそこで出すかも?
主はキラマダが好きなので、これからもキラマダあげるかもです!!!!!後腐男子マダちゃ楽しかった!!!!!!死ぬほど時間がかかったけど!!死ぬほど時間がかかったけど!!!!!!!!!!!!
ちなみに何文字か知りたいですか?そうですか、教えたげましょう。
8 5 9 8 文 字 !!!!!!
多くない!?!?自分最高で7000文字ちょいだったんだけど!?!?!?
これはまたノベケに再掲します………アレ、たんかふぇって同じ作品を別サイトに投稿っておkでしたよね?
感想くださるとわっふるわっふるです!!!!ヒャッホイ!!!!!!!!!!
じゃ!!!またにー!!!!
誤字報告ありがとうございましたm(_ _)m 2/2 20:05
誤字発見。訂正しました 2/3 15:41