公開中
私は知ってる あの空港のヒミツ前編
Sagaしにいくよ
やなぎさわ市から飛び出したのかよ!?前編があるということは後編もあるということです。(小泉構文)
by Sagaしにいくよ
「...新名のバイトはどうしたんだよ。」
また来たよ、あの男。一体どこから情報を仕入れてるんだか...。
「まーた、逃げてきたのか?」
同い年のくせに上から目線なのがちょっと腹立つが、気にするほどのことでもない。
「辞めたのよ。私にはもっと似合う仕事があると思って。」
本当は給料も良かったし、あの職でもよかったのだが、手応えがなさすぎた。人を駅に取り込むという簡単な仕事だが、暇なのでね。
「勝負しようぜ」
いきなりすぎる提案に少し戸惑う。
「どういうことよ?」
これが普通の反応だろう」
「目の前に空港があるだろ?高山が誇る国際空港、『高山うみざわ国際空港』だ。」
そんなこと知っている。高山で何年も生きてるのだから、そんなこと知っている。
「あそこに先についた方が勝ちな?」
よりにもよって、橋一本しかない空港へのタイムアタック。道が単調すぎる。
「ただし、あの空港島がゴール地点ではない。第二ターミナルがゴール地点だ!」
一番端っこの、利便性が悪すぎると散々叩かれていた第二ターミナル。高山県民は少し気性が荒いのかもしれない。
「受けてたとうじゃない。」
「そう来なくっちゃ」
続く