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人狼ゲーム
この小説は全性別向けなのでぜひ楽しんでください。
そして、人狼サバイバルというもとにした小説もよんでみるのがおすすめです。(青い鳥文庫)
人狼ゲーム、それは伯爵という謎の人物が開催するデスゲーム。
俺はこのことを、ただの噂だと思っていた。まさかその
自分が人狼ゲームをするなんて思っていなかった…。
俺の名前は琥珀城ツル。普通の中1だ。
普通に暮らしていたのにある日突然知らないところに…
『伯爵』と名乗る人物に強制的に人狼ゲームをやらされることになったのだ。
しかもそのゲームはデスゲーム。狼が勝ってしまったら俺は消える。
{伯}「今から人狼ゲームを開催する 参加者は琥珀城ツルくん 青岬リュウカさん 黒川スズメさん赤月ワグマくん 緑島クジラくん 桃色ネネコさん の6人だ。役職は市民が2人 占い師・騎士・霊媒師が1人と人狼が1人だよ 何か質問はあるかい?」
{青}「狼が勝った時は狼は消えないんでしょうか?」{伯}「消えないよ。狼は
残る。ほかに質問はあるかい?」
{6人}「ない」
{伯}それではゲームを始めよう手元にあるカードをめくってみてくれ」
気付けば俺の座っていた椅子の前にカードが置かれている。それをめくってみた。
カードは【騎士】。{伯}「確認はしたかな?それではゲーム開始だ」
俺は幼馴染のリュウカに役職を聞いてみた。
{琥珀}「おい、リュウカ、役職を教えてくれ」
{青}「ちょっと、いきなり何?私の役職?誰にも言わないならいいわ」
俺は首を縦に振った。
{青}「いい?私の役職は…【市民】」
{琥珀}「ありがとっ 俺も市民だ」
そういった後、俺はリュウカから離れ 椅子に座った。
人狼ゲームなら役職を騙ることも可能だ…俺もさっき市民だと嘘をついた…
早く市民陣営を見つけて夜の時に守護しないと…そう考えているうちに夜になった。
{伯}「では投票を始めよう 投票のルールは分かるかな?」全員がうなずいた。
俺は赤月ワグマが怪しいと思ったからそいつに投票した。
{伯}「では結果を発表しよう。結果は緑島クジラくんが1票 青岬リュウカさんが1票 赤月ワグマくんが4票だ。赤月ワグマくんには退場してもらおう。」
伯爵がそう言った 瞬間、地面から大きなクマが出てきた。
そのクマはワグマの腹を掴むとまた地面の中に消えた。
{黒}「今のなに?超怖いんですけど⁉」
{桃}「同じくです」みんなが動揺してる中、
{伯}「では5人、今から部屋を教えるから自分の部屋を 使うがいいよ」と言った。
俺は部屋で夜を過ごした。
21時になると、狼が動き出し、俺は他のプレイヤーを守らなければいけない。
考えているうちに21時になった。俺はリュウカを守った。
しばらくすると睡魔がおそってきて眠りについた…。
次の日、伯爵はこう言った。
{伯}「今日の襲撃は起こらなかった。騎士が守ったようだね。」と。
狼がおそったのはリュウカだったらしい。
でもこれで分かった。 “リュウカは狼ではないということを”。
話し合いの時間になった。
{琥珀}「誰かCOする人はいるか?」そう質問すると、
{青}&{緑}「私(俺)の役職は市民」2人はそう答えた。
市民は2人だからクジラが本物でもおかしくはない。
{琥珀}「この中に霊媒師はいるか?」思い切って聞いてみた。
すると、{黒}「私が霊媒師、昨日のワグマくんは白で、占い師だった!」
{桃}「えっ、私が占い師だよ…?なんでワグマくんが占い師なの?」
{緑}「どっちかが狼ってことだな?」
その言動は間違っている気がする、俺はそう思った。勘だけど。
{琥珀}「クジラ、それはたぶん違う。全員がグレーの状態だから。あとは自分で考えよう、投票する人物を。」
みんながうなずいた。それからは自由時間が始まった。
俺は先にCO しなかったネネコが怪しいと思って投票することに決めた。
クジラが、こう聞いた。
{緑}「なあ、ツル。今日の話し合いをまとめていたお前は役職を言わなかったよな?お前の役職は何なんだ?」
{琥珀}「俺は…」そう言いかけたとき、
{伯}「では、投票を始めよう。」といった。
俺のCOはどうなったんだ…?と思いながらも、伯爵に心の中で感謝した。
クジラは怪しそうに俺を見ていた。全員が投票をした。
{伯}「結果を発表しよう。桃色ネネコさんが2票、黒川スズメさんが2票、琥珀城ツルくんが1票。これより最終決戦を始めよう。」
もう一度投票をした。
{伯}「結果発表だ。桃色ネネコさんが2票、黒川スズメさんが3票だ。黒川スズメさんには、退場してもらおう。」
昨日みたいなことが起きた。天井から大きなスズメが出てきた。
スズメはその大きなスズメにびくともしないで言った。
{黒}「最後に言います、私の役職は…占い師」
そう言った後スズメは大スズメに連れ去られていった。
{青}「じゃ、じゃあ…ネネコちゃんが人狼ってことで?」
{琥珀}「その確率は高いな。ひとつ言わせてもらう。俺の役職は、騎士。昨日俺が守ったのはリュウカだ。それで襲撃で死ななかったからネネコは白だとわかっている。俺は寝る、おやすみ。」{桃}「えっ…ツルくんが騎士ってことでいいんだよね?これ」
{緑}「あぁ。そうしないと役職の配分が成り立たない気がする。そして俺は1日目にワグマが霊媒師だってことを知っていたからあっていると思う。そう考えると…、やっぱりネネコが人狼なんだな。」
{桃}「くっ バレたのか…」
ネネコがそうつぶやいたことは誰も知らなかった。 その日は終わった。
{琥珀}「くそぉ!騎士だとCOしたら人狼が狙ってくると思ったのに!裏をかかれたか!」
襲撃でクジラがやられたことを知った俺は激怒した。
そのとき、リュウカが来た。
{青}「大丈夫だよ、ツル。もう人狼は分かってるんだから。今日だけの辛抱なんでしょ?」
{琥珀}「リュウカ、ありがとう。」
15時、今日ネネコは初めて俺とリュウカの前に現れた。
{桃}「ね、ねぇリュウカさん?ツルくんが人狼だとは思わないの?」
{青}「いいえ?思わないわ。あなたツルに罪をなすりつけるようなことしてない?というかネネコってこんな人だっけ?」
{伯}「そのことを言うのを忘れていたね。人狼の人物は狼が脳内でのっとっているから違う性格になることがあるんだよ。おっと、これは失礼。狼の存在を教えるようなことをしてしまったね。」
そこから3人は別々の行動をした。そして投票の時間になった。
3人が投票をしたが、正直、もう結果は分かっていた。
もう人狼の存在はバレているから。
{伯}「投票の結果を発表するよ。琥珀城ツルくんが1票 桃色ネネコさんは2票。桃色ネネコさんには退場してもらおう。」
どこからか大きなネコが表れて、ネネコを連れ去った。
{伯}「人狼がいなくなった。よって市民陣営の勝ちだ!」
伯爵がそういった後、リュウカと俺はハイタッチをした。
{青}「やったわね!ツル!」
そう笑顔でリュウカが言ったとたん、俺たちがいた謎の空間は消えた。
人狼ゲームというデスゲームが終わったことを理解した。
人狼ゲームは終わった。もう…こんなのはこりごりだ…。
この小説は新しい話も作る予定なので楽しみにしていてください
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