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キミを食らふ
可愛い子って美味しそう。
綺麗な子って美味しそう。
優しい子って美味しそう。
ズッ...ズッ...
少年は少女の死体を引きずる。
ズッ...ズッ...
やがて食料庫に着いた。
ガラガラ.....
大きな扉を開いた。
食料庫には無数の死体が食べかけで放置されていた。
錆びた鉄のようなツーンとした匂いが漂う。
ポタっ
少年はよだれを垂らした。
ガラガラ.....
大きな扉を閉めた。
薄暗く、歪な雰囲気。
少年は持っていたフォークで少女の髪の毛を巻いた。
ブチブチブチッッ
「いただきます」
少年は髪の毛が巻き付いたフォークを口の中へ、
抜いた少女の髪の毛を舌で遊ばせ、飲み込んだ。
次は目玉。
フォークで少女の右目を刺した。
グリグリと回し、フォークに刺さった目玉を引っこ抜いた。
グニョグチュ
少年はフォークに刺さった目玉を口の中に放り込んだ。
次はお腹。
少年はフォークで少女のお腹をたくさん刺した。
ブスッグチョッグチャ
出てきた血をたくさん飲んだ。
肉片をたくさん噛んで、食べた。
「...お腹いっぱい。」
そう言って少年は大きな扉を開けた。
ガラガラ.....
少年は食料庫から出た。
ガラガラ.....
少年は大きな扉を閉めた。
そうして少年はまた新しい食料を探しに行く。