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生 ー始まりの出来事ー
みーんみんみん
セミの鳴き声が響く。
「あ”っつ~、....」
「あ、おーい!」
「ん?、おぉ。菊じゃないか。お前、どうしたんだ?」
「一緒に登校しよう~」
「いいよ。」
こんな平和な会話がいつまで続くのだろうか、
「田舎最高、」
彼女は、絨魏 菊。田舎に住んでいるごく普通の女子中学生だ。
「お前都会行ったことあんのかよ、....」
こちらは、遊部 向日葵。絨魏と幼馴染の女子中学生だ。
「あるわけ、ないよ」
「まぁな。」
草木が生い茂っており、空気は澄んでいて、空は雲一つない、青に包まれている素敵な田舎。
彼女たちは木陰に座って、スイカをほおばる。
「うま、」
「わかる。」
「最近部活どう?」
「こっちはいい感じ、菊は?」
「剣道部か.....う~ん、普通?」
「はぁ。」
爽やかな風が優しく頬を撫でる、
さぁぁぁぁ
木の葉っぱが風に吹かれて、自然の音を奏でる。
「平和だね」
「あぁ。」
不意に空を見上げた。いつ見てもきれいな青空だ。
「よし、体力も回復したし、もう一回部活行きますか!」
「は?お前何言って、」
「じゃ、ばいばい。」
「あ、おい!」
その後ろ姿が、追いかけなきゃ、飛んでしまいそうなほど儚かった。
「嫌な予感がする」
向日葵は、そうつぶやいた。
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こうして時間が過ぎてゆき、夜になった。
その日の月は驚くほど綺麗に輝いていた。
「綺麗だなぁ.....」
菊がそうつぶやく、彼女は寝れなくて起きてしまったみたいだ
「はぁ、」
ベットに横になる、天井を見つめて、何か考えことをしてるみたいだ
「今日も、変な夢.....見んのかなぁ、」
彼女がここ最近、見ている夢は、あれほど綺麗だった田舎が殺風景になっていて真ん中に誰かが立っていて、それを囲むように知らない人が死んでいて、自分をめがけて何かをしてくる。いっつもそこで夢が途切れるから、生きた心地がしないのだろう
「......私が、世界で一番強い中学生だ~....なんちゃって。」
瞼が重くなる、そのまま菊はぐっすりと眠った。
おやすみ