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六話
年を越してもう2ヶ月も経つけど、今までと生活は変わらない。
今年こそはと意気込む人も少なくはないと思うけど、それを実現できない人がほとんど。
その1人が私。
今年もこうやってまただらだらと過ごす。
太陽は毎日怠ることなく世界を照らすけど、私はそうじゃない。
毎日家に引きこもり、週に1度とか必要なものを買うときだけ外に出る。
そして気持ちが沈んで布団に包まる。
神様は私を見ているかもしれないけど、決して怒らない。
神様は私が何をしても、世界を照らしている。
神様は、皆にとって平等でないといけない。
ときに平等だと思うことはあっても、平等じゃないことはたくさんある。
この世界で生きている以上、それは避けられないこと。