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転生したら世界がバグってた(色んな意味で)
頑張りやネコ
第一話
俺の名前は祖月輪 亜希人(そがわ あきと)。
筑波大学附属駒場中学校に通ってる、結構頭のいい中1だ。
今日は体育祭だ。小学校で言うと運動会だ。
なんか、すこしワクワクして、いつもよりも10分早く家を出た。
いやー、俺はリレーのアンカーに選ばれたんだぜ。
中1だぞ?こんな嬉しいこと他にないだろう。
お、学校が見えてきた。
........何だ?あれ。大岩か....?
いや、違うな。あれは....自動車!?
え?ちょっと、なんで自動車が迫ってくるんだよ!
ブレーキかけとけよ!
.....人乗ってねぇし!意味わかんねぇ!
やばい!このままじゃ....!
あれ?ここはどこだ.....?
たしか.....自動車が来て.....
ドゴーーーーーーーーーーーーン
......何だ?今の音...爆発か?
村人1 「うわああああ!!!!」
村人2 「誰か....誰か助けてくれ!」
村人3 「ああ!勇者様だ....!!」
勇者?まさか....よくある異世界転生....?
村人3 「勇者様...助けて....!」
村人4 「おねがいしますぅぅ....」
村人5 「貴方様が唯一の希望です.....!」
なんだそれ?ていうか、俺いつの間にか勇者っぽい服着てるな....。
赤色のマントに青い冒険家のような服、黄金色の盾、それに茶色のズボンに革靴....
ドラ◯エじゃねぇか!
村人6 「勇者様....?」
俺 「ん?あ、ああ....とりあえず、俺もいま来たばかりだし(転生者として)....状況を把握したい」
村人7 「でしたら、長老のところへ行きましょう」
よくあるパターンだな。転生もののゲームをたくさんしてきた俺には分かりきったことだ。
長老 「.....ということじゃ。すまぬがお主、早速喧嘩を止めてくれぬか?」
.....え?話聞いてなかったけど.....普通魔王のところじゃない?......喧嘩って言ったか?
俺 「え?あ、はい、分かりました....?」
喧嘩を止めるのか。俺に止めれるか不安だが、これもなにかの試練なんだろう。
村人8 「おい!お前がやり始めたんだろう!」
村人9 「貴様の方だ!黙っとれ!」
村人8 「なんだと〜!?なら、お前にはこれがお似合いだ!」
ドコーーーーーーーーーーーーーーーン
なるほど...さっきのはこれの音だったのか....って!ただの喧嘩なのに爆弾をつかうのか!?
村人9 「ふん!そんなのチョロい!貴様にはこれだ!」
グラグラグラグラグラ......
はぁ!?地震!?なんも変哲のない村人が地震を起こせるのか....!?
村人4 「毎日こんな感じなんですぅぅぅ....」
村人5 「どうかお助けください....!」
俺 「止めるのか...?あれを....」
村人3 「お願いです.....。」
俺 「うーむ....わかった。自信ないがやってみよう。」
といっても、どうやって止めるんだ?なにか、術を出すのだろうか?
うーむ....ん?これは....「スキルブック」?読んでみよう。
スキルブック
これを読んでいるあなたは冒険初心者なんだろう。
大丈夫だ。このスキルブックがわかりやすく解説する。
一 クロノス・フリーズ
これは時間を止める技だ。この呪文を唱えると、効果範囲内なら時間を止められる。
効果範囲内は魔力が強いほど広くなる。
なるほど。この、クロノス・フリーズが使えそうだ。
俺 「クロノス・フリーズ!」
これで時は止まったはずだ。そして、この村人と村人の間にはいって...
あれ?どうやってもとに戻すんだ?
二 クロノス・リバース
これは「クロノス・フリーズ」を使った後、時空をもとに戻したいときに使おう。
じゃないと、その日が0.0000001倍速で進んでしまう。
え、やばいじゃん。さてと、これを唱えれば良いんだな。
俺 「クロノス・リバース!」
村人8 「お前はーーー!!!?」
村人9 「貴様ああぁぁぁ!!!?」
村人8、9 「「勇者様!?」」
村人8 「どうしてここに!?」
村人9 「あわわ!お恥ずかしい姿を.....!」
村人8、9 「「もう小競り合いはしないので許してくださいー!!!」」
なんか行けた。勇者ってそんなに重要なのか...。
二時間かけて作ったものです。
それに初投稿で、言葉が変だったりしますが大目に見てください。