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魔理沙異変 ー弍ー
魔理沙異変 ー弍ー
私は、すぐさま紅魔館へ急いだ。
「…それにしても。早苗のいた山と、紅魔館は遠いはず…何かワープをする道具でも使ってるのか…?だけど迷が移動するところを見たっていうし…」
そんなことを呟きながら、私は紅魔館へ着いた。
美鈴「あら、霊夢さん。予定より早い到着ですね。」
「…無事だったのね…」
美鈴「無事?何があったんですか?」
「実は魔理沙が…『以下省略』」
美鈴「…みなさんを呼んできます。」
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レミリア「…本当なのね…」
レミリアは顔が真っ青になった。
咲夜は…黙ってクッキーを持ってきた
咲夜「魔理沙さんの分も焼いてきます。もしここに…ここに……来るんだったら……」
フランはただただ立ち尽くしている。
そうだよね。フランには信じられないぐらいショックだよね。
パチュ「乗っ取られてるのだったら、何かの薬が効くかも。
私が作るので無理だったら、永琳さんに頼むしか…」
私は自分の目が涙で滲んだ。
いつもはクッキーをバックバク食べながら笑った時の涙。
先週は、食べすぎて眠くなってあくびが出た時の涙。
先々週は、魔理沙にクッキーを全て食べられた時のふざけんなっていう涙。
この涙の味は、その中のどれでも無い。
何週間放置かもわからない小説。