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異世界の女王、現実世界へテレポート。#6
❁annzu❁
今日はSAOを見てました。
キリトイケメンすぎる…惚れそう。
浮気はだめです。
それでは本編どうぞ。
「ぷりくら?」私は顔を顰めた。
(ぷりくら…たぴおかの種の何かか…?)
「そう‼行こう‼舞滝と夜海蔵も連れてさ‼」
ほのおづかは2人の腕を掴む。まいたきは「いいよ〜」と、夜海蔵は「はっ⁉えちょ…腕…//」と呟き赤面になっていた。
「良いが…ぷりくらとは一体何だ?」
「だと思いました〜、とりあえず、行ってみよ‼‼‼」
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「此処がぷりくら…?」
騒騒と五月蝿く、縫い包みが沢山入っているガラス張りの四角い箱が沢山ある場所に来た。人々は硬貨を入れて、ロボットの手のような物を動かしている。
東側にはジャラジャラと音を立て、中に硬化が積んであるような物や、太鼓があった。
「これがプリクラだよ!」
ほのおづかが示した物は、大きく美人な女性の顔が印刷されている、「ルートモー」と書かれたボックスがあった。
「誰も居ないじゃん‼ラッキー入ろ‼私200円出すから3人は100円ずつ出して」
そう言われたので私は財布から100円硬化を取り出し、ほのおづかに渡す。
ほのおづかが硬化を縦穴に入れると、『どのモードにする?』と声が流れた。
『何人?』『QRコードか、メールアドレスを選べるよ!』と言う音声が流れ、ほのおづかは素早く画面をタッチする。『右側の撮影ブースに移動してね!』と声がしたので、右側の撮影ブースに移動する。
ほのおづかに荷物を置いてと言われたので、荷物を台に置くと、『撮影、スタート!』と声が流れた。
『まずはほっぺにハートを付けて!ルダハート!』
「るだはーと????」
「いいからあの写真の通りにして!」
『3、2、1!』
パシャ
「と、撮れたのか…?」
「いいじゃん!可愛い可愛い!舞滝も夜海蔵も!」
「久しぶりで恥ずかしいなあ〜」
「ほのおづかさ…ちょ、、、ボク出たいんだけど…」
『次は皆で猫ちゃんポーズ!3、2、1!』
パシャ
「愛おしいではないか…‼」
「……///」
「ギャハハハ‼‼‼いいじゃん‼」
『次は小顔効果‼可愛こぶっちゃお♡3、2、1!』
「い、いやだ…こんなの…」
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「出来たーーーー‼」
ほのおづかがさっき撮った写真を見てそう言った。
「いいではないか…‼」
「ボクは貰わないでいいよ…」
「え〜いいじゃん‼」
ほのおづかはやみくらに近づき、肘でツンツンとした。
やみくらは赤面し、勢い良く後退りした。私の方に___
私はやみくらに押され、後ろに倒れてしまった__が、
「おっと、大丈夫?」
まいたきが私を支えていた。まいたきの大きい手と、近距離の顔。
洗剤の良い匂い。
体温が上がった。
「うん…」
私は立ち上がった。
(何だ…?)
いいですね…私プリクラなんて滅多に撮りませんよ…
此の物語は或る意味私の理想なのかも知れません。