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[喫茶店はうす]前編
ねずみごぼう
ぴくとさんが喫茶店をやっていて、wrwrdの人達やrdさん達と関わって行く話です!
注意!
特にないと思います
それではどうぞごゆっくり
ふっと意識が浮上する。
「……、んぅ、ぁ」
白い布団に身を包む僕、いまは何時だろうか、今日は買い出しのあとに店もあるから起きないと。
頭の中は「起きなきゃ」と分かっているが身体がそれを許さない。
目をこすって、繰り返す眠気から逃れようと、してはまた繰り返す。
丁度、目元がひりひりしてきたぐらいでやっと、動ける程度だ、ぺたぺたと床を這う様に歩き、洗面所に向かう歯ブラシを手に取り、歯磨き粉をつけて磨く、鏡に映る僕はとても気だるげな顔をしている。
歯を磨き終わり、あとは髪をブラシで解き、ちょちょっとすれば良い感じになってくれるのが自分の誇れるところだ。
軽快なステップで床を踏み締め、俺はキッチンへむかった。
キッチンへ入ると、食パンを盗む様に取り、トースターの中へ突っ込む
かちちとボタンを回して離す、後、数分もすればパンがこんがりと焼かれる事だろう。
棚から一つの紙袋を取り出し開けると中から濃いコーヒーの匂いがしてくる、フィルターとコップをまた棚から取り出しフィルターの上に既にコーヒー砕かれているコーヒーを入れ、ゆっくりお湯を注ぐそうした後フィルターを取り出し少し混ぜれば、美味しいコーヒーの出来上がり、自画自賛をしつつも美味しい焼きたてパンを食べる計画はまだ続いている。
チーン♪
俺は素早く焼き上がったパンを皿に移し、
冷蔵庫から取り出したバターとイチゴジャムをバターナイフとスプーンで塗りたくる。
バターが溶けた頃には、それはそれはおいしいくて完璧な朝食が出来ていた。
ワクワクしながらパンを口に運ぶとサクサクのパンとじゅわっと染み込むバター、甘酸っぱいイチゴジャムが口いっぱいに広がる。
コーヒーの苦味もパンに良く合っていてとても幸せな気分だ。
朝食を食べ終わり少し休憩をしたら、また動き始める、クローゼットの中からカッターシャツと黒いズボンを出して着る、最後にチャームポイント黒い蝶ネクタイをつける。
あとは適当に整えて財布や鍵、色々なものが入ったカバンをもち玄関から外にでる。
「行ってきます」
返事は聞こえない。
玄関を開けるとすぐさま熱気が入ってくる。
家の中とは全く違う、ヒリヒリとした暑さの中に晒されながらも僕はアスファルトを踏み締めた。
「あっつ…」
思わず汗を拭うとそれに比例しそういえば、と思い出した、カバンの中から一つのメモをとりだした。
確か今日買うものは、
・卵
・塩、胡椒
・さくらんぼ
・ケチャップ
・ピーマン
・パン
・ハチミツ
あと、食器用洗剤だ。
グシャリと音を立てたメモを更にキツく握りしめ昨日夜遅くまでやり込んだゲームの事をぼや〜っと考えていると、いつの間にかスーパーに着いていたそうだ。
自動ドアが開き、冷気が身体を包み込んでくる。
スーパーの中は冷房が効いていて涼しいが、このままだと逆に温度差で風邪を引きそうなので、さっさと買い物を済ませて帰ろうと早足で商品棚へと向かった。
どうでしたか?
結構自分的には気に入ってる話です!
アドバイスや誤字の指摘は大歓迎です!
(優しく指摘してください)
応援やコメントも待ってます!
次回も、お楽しみに!