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幼馴染との夏の思い出 ③
雀羅を探すところから行くよ!
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星羅「本当に彩葉はどこに行ったんでしょうか?」
「それから星羅は学校中、家、駅、近所のスーパーやコンビニを探したがどこにも彩葉は見つからなかった」
星羅「どうしましょう…もうすぐ夜になってしまいます…!」
「いつの間に踏切の近くにきたみたいだ」
星羅「おや…?ここは…」
星羅「確か彩葉と夏祭りに行く途中一緒に通って……」
星羅「うっ……頭が…痛いですね…」
星羅「そこのベンチに座りましょう…」
星羅「…いや…一緒に通ってないです…確か彩葉は私の方に来ようとして…」
星羅「いや…!そんなはずありません!だって、だって…今日も私と一緒に…」
星羅「…幻…でしょうか…そうじゃなきゃこんなに探してもいないなんてことないと思いますし…」
星羅「だけど全て思い出しました…彩葉は…もういないってことは私はこれからずっとひとりなのでしょうか」
星羅「嫌だ…彩葉がいないなんて…私、私…耐えられません!」
星羅「いっそのこと彩葉のところに行きましょうか、そうすればもう離れることはないと思いますし…」
星羅「さようなら…(目を閉じる)」
「ちょうど待っていたかのように遮断機が降り始める、星羅はその線路の中央に立った」
(?)「ねぇ!」
星羅「 ……?(誰でしょうか私に声をかけてくる人は)」
(?)「ねぇってば!」
星羅「 …うるさいですね。誰ですか…?(目開けた)」
星羅「彩葉!?」
彩葉「今すぐそこを離れて!」
星羅「彩葉!?あなた…なんで…?」
彩葉「星羅!」
「星羅は自分の真横まで迫っていた電車に気づかなかった。だけどそれと同時に彩葉
がこちらへ向かって反対車線へ突き飛ばした。」
星羅「 …っててて、って彩葉!?」
「見回したが彼女の姿はなかった」
星羅「……ありがとう…彩葉」
「だけれど頭を打った衝撃でそのまま倒れてしまった
星羅の意識が最後に聞いたのは
彩葉「…ごめんね…」
「目が覚めると病室にいた」
看護師「よかった…!目が覚めたんですね」
星羅「ここは…病院?」
看護師「1時間ほど前に学生服を着てオレンジ髪をした女の子
が連れてきてくれたのですが…記憶にありませんか?」
星羅「はい…(多分彩葉のことだな…)」
「看護師が部屋から出ていった時…」
星羅「そういえば…彩葉は私にずっと生きていて欲しいって言ってお揃いのキーホルダーをくれましたね…」
星羅「彩葉が安心できるように元気に過ごさないといけませんね…」
星羅「…………ありがとう……彩葉……」
エンディング:大切な親友
ここまでの長文読んでいただきありがとうございます!
若干言葉遣いおかしいところや日本語が間違っていたりすると思いますが…まぁ気にしないでください!
読んでくれてありがとござます!