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5話「小星のGW」
皆様こんにちは。…こんばんは?いや、おはようございます…?
まぁそんなことはどうでもいいか。小星です。
さぁ!|GW《ゴールデンウィーク》が始まりましたねぇ!!
皆は何するの?お出かけで買い物?外食?どこか遊び間に行くもいいよね!例えば…遊園地とか!!
まぁ、でも家でのんびりまったりするのもいいよね〜
え?|自分《小星》はどうなんだって?ははは!そりゃあ…
小星「…(無言で足を振り落とす)」
ヴィラン「ヴぇ」
小星「……(無言でヴィランを縛り上げる)」
ヴィラン「おい!テメェ!GWくらい好きに…」
**小星「自分のゴールデンウィークを返せェェェェッッ!!」**
お仕事です______(泣)
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実は最近、事務所を作ったんですよね。名前は単純。
━Sky fly━
Skyは、まぁ馴染みがあるし。
flyは飛ぶから…(?)
Sky flyは飛行できるヒーローがいる所、ホークスみたいなとこ。__パクリじゃねぇよ???__
in Sky fly
小星「はぁ…もうやだぁ…」
椅子に座り、机に突っ伏す
|SK《サイドキック》「Skyちゃん、頑張ってくださいよ…皆の希望の光ならば皆を希望へと導くためにそれこそ頑張って欲しいですよ__ヴィラン退治から帰ってくるスピード速すぎですし__」
SKが呆れながら問う。
小星「分かってるよ!分かってるけどさぁ…ヴィランが…もう、も゛う゛!!!__あとそれは関係ないだろぉ!__」
そんなこんなでグダグダ話をする。と、
『__ピピピ__〇〇市にてヴィランが複数体。Sky flyにいるヒーローたちは直ちに移行せよ』
小星「あー…もう、行ってくるから|ここ《Sky fly》の警備は任せたわ…」
SK「…」
何か言いたげそうにして、声を発する
SK「…どうして、あなたはそんなに行きたくないのに、部下に行かせず…というか、どうして今日は我々しか居ないのですか?」
小星は歩くのをやめ、振り返り
小星「ゴールデンウィークくらい休ませたっていいじゃんか。…それに、しっかり休んで貰わないと、まだプロになれる未来があるから、その道を残しておかないといけないのがリーダーの役目だと思ってるからね」
小星はそういった後、「イッテキャース」と言い、窓から飛び出る。
SK「…はぁ、まったく…手のかかる|リーダー《ヒーロー》だ。」
SK(でも、私はそんな貴方だからこそ、あなたの、…いえ、プロヒーローSkyの専属として居られることを光栄に思ってます。)
SK「それにしても、まさか|あの人《Sky》が己の休みを潰してまで部下の仕事を全てこなすとは…倍以上じゃないですか。しかも、GWですから、いつもより仕事量が多い…」
(わたしもはじめ、休んでもいいという連絡を見た時はビックリしましたよ…まぁ、無理にでも行きましたが。__あの人は後処理というものが出来ませんから__)
スッ…(スマホを取り出し、メールを覗く)
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明日からGW中は休んでていいよー。大丈夫!仕事は自分がやるから!君らにはしっかり休んで貰って、そしてGW明けには万全の状態でまた皆を守って欲しいからね!あ、でもお出かけ中とかにヴィランに出くわしたらそこをはちゃんとしてね!そして、ピンチになったらいつでも呼び出して!場合によっちゃ、時間がかかるかもだけど絶対に行くからね!そんじゃ!楽しめよぽめぇら!!
By Sky
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Sky flyの共有メールに送られた一通のメールを眺める
SK「前からずっと、無理をして来ましたね…私は知ってます。|あの日の戦い《死柄木戦》で、己を犠牲にしてまで…命を投げ出してまで戦っていた。と…」
でも、二度とそんなことはさせたくない。
だから
SK「私はここのサイドキックになったのですから。少しでもあなたの負担を減らせること後できるならば…」
光栄です
あれ?感動系になった?
小星さんの人柄がもっとよくわかる話になったわ。なんでだろ。まぁええわ。わっしょい。